EVE burst error
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 15:01 UTC 版)
『EVE burst error』(イヴ・バーストエラー[注 1])は、シーズウェアが製作したパソコンゲームを原作とする同名および別名の移植作やリメイクなどを含めた美少女ゲーム/アドベンチャーゲーム。後のEVEシリーズの第1作目でもある。
注釈
- ^ 全文での片仮名表記は厳密にはセガサターン版から改定されたワードマークのもので原作時点では用いられておらず、さかのぼって広義化した総称である。
- ^ a b ワードマーク上では短剣符のように縦線が長い「+」(プラス記号)のマークも添えられている。
- ^ a b シーズウェア公式ウェブサイト 「製品情報『タイトル/ジャンル』」 では「EVE DVD-ROM版」表記となっている。
- ^ a b 名称については、ソフト現物の背表紙およびPSP公式ウェブサイトでは「バーストエラー イブ・ザ・ファースト(burst error EVE the 1st.)」(バーストが先、ヴではなくブ、小文字のt、ピリオド)、ワードマークのデザインでは「―EVE The 1st.―― burst error」(両端に長短の飾り線、EVEが先、大文字のT、ピリオド)、作品公式ウェブサイトのタイトルバー上では「EVE The 1st. burst error」(EVEが先、大文字のT、ピリオド、飾り線無し)で商品情報序文では「burst error-EVE the 1st」(burstが先、半角のハイフン、小文字のt、ピリオド無し)などとなっており、表記ゆれが激しく全く統一されていない。
- ^ 当作の開発当初は「悦楽の学園2」と呼ばれていたが、完成間近になって現在の「EVE burst error」に改題されたという経緯がある。
- ^ 『悦楽の学園』での名称は日本教育監視機構(JES)。ちなみにSS/Win95版では「あまぎ探偵事務所」である12番倉庫に「JES」とペイントしているお遊びが見られる。
- ^ 劇中では初見時の小次郎が1度だけ「ミューイチゼロイチ」と誤読する。
- ^ ワードマークのデザインの1つでは英文の下に上&下線で囲まれての「“イヴ・バーストエラー”」表記になっている。
- ^ 化粧箱左上にある注記上の表記では「EVE burst error for Windows 95」で、メニューのヘルプ上では「EVE burst error for Windows」となっている。
- ^ 指定OSに含まれてはいるが、公式ウェブサイトではXPはサポート対象外と注記している。
- ^ XPの64ビット版では保証外となっている。
- ^ 音声のみをスキップするさいは右クリックで行う(決定キーや左クリックでは不可能)。
- ^ プリンでは基本が笑い顔で差分が泣き顔、松乃では差分が不安げな顔であり一致する場面が多いが、怒ったり呆れたりするやりとりが多い二階堂・弥生・氷室などに相応の差分は無いため、基本の表情のままといった具合。
- ^ 小次郎、孔/ディーブ、松乃の3名は前任者の事実上の変名である。なお、トリスタン号でのまりな訪問時に上げる小次郎の悲鳴 のように(SS/Win95版の流用ではない)新録分は存在するが、他はライブラリー出演の可能性もあり、全てなのか一部なのかは不明。
- ^ まりな自室での酒盛りや真弥子就寝時の下着姿、浴室のプリンや洗面所の真弥子達の全裸化、小次郎との事後の弥生の衣服の乱れ、など。
- ^ a b 原作では弥生視点のシリアは膝立ち姿勢で描かれ、氷室は身体を洗い終わるとすぐに浴槽に入るため、どちらも矛盾していない。
- ^ 解説にて詳述の通り『PLUSシリーズ』から流用している原画が少なくないため。
- ^ Win DL版を独占販売しているDMM.com上での扱いは全年齢向け。
- ^ Win95版では別の曲になっている。
- ^ a b c d e f g 〔ママ〕であり、誤記でもローマ数字の代用でも半角の変換間違いでもない。
出典
- ^ a b 厳密なタイトルのワードマーク。ボックスアート・ゲーム本篇・公式設定資料集などで用いられており、ゲーム上では片仮名は小次郎編では青色、まりな編では赤色に変わる。
- ^ ボックスアート上の注記。
- ^ 「菅野ひろゆき氏死去 43歳 人気ゲームクリエーター ― スポニチ Sponichi Annex 芸能」 スポニチ公式ウェブサイト、2011年12月27日。
- ^ クラッキングイベント時のPC画面上 「Login Time」 。なお、日付変更時では原作は 「9*」 とぼかされ、PLUSシリーズは排除されている。
- ^ 「サターンのゲームは世界いちぃぃぃ!―サタマガ読者レース全記録」、ソフトバンク・パブリッシング、2000年4月10日、ISBN 4-7973-1173-8。
- ^ 「オリジナル版紹介」 『1st』 公式ウェブサイト、2010年3月時点のものであり、『1st』と『R』は含まれていない。
- ^ a b c Win95版の北米版における表記。
- ^ #PLUS OG, p. 81.
- ^ PLUS18禁版のオンラインマニュアルなど。
- ^ 「電撃 - PC-9801版『EVE burst error』サントラなど『梅本竜RARE TRACKS』シリーズが再生産決定! Vol.1~3の特典CDまで追加プレス」 電撃オンライン、2014年5月16日。
- ^ 「Amazon.co.jp: バーストエラー イブ・ザ・ファースト ゲーム 『商品紹介』」 Amazon.co.jp、2014年5月21日閲覧。
- ^ 御簾納直彦 (2019年11月22日). “あの頃,僕達はサターンに夢中だった――今日,25周年を迎えたセガサターンの魅力を伝えたい”. www.4gamer.net. Aetas. 2020年5月30日閲覧。
- ^ a b c d CDアルバム『THE PERFECT』付属ライナーノーツでの梅本竜による解説「Chaptor 1 "The Game Music" The Perfect」。
- ^ 「梅本竜RARE TRACKS Vol.4 『EVE burst error“THE PERFECT”』- ゲームミュージックのダウンロード配信、EGG MUSIC 『解説』」 EGG MUSIC、2014年5月21日閲覧。
- ^ 「eve Burst Error - PC - IGN」 IGN、2014年5月28日閲覧。
- ^ 「Eve Burst Error」 ESRB公式ウェブサイト、2014年5月28日閲覧。
- ^ 『月刊デジタルメディアインサイダー』 1997年8月末時点。
- ^ ソフト現物の背表紙。
- ^ ネットビレッジ株式会社、平成16年3月期中間決算短信。
- ^ “EVE burst error R (イヴ バーストエラー アール) ダウンロード版”. My Nintendo Store. 任天堂. 2022年8月12日閲覧。
- ^ “『EVE burst error R』ディレクターによる「開発こぼれ話」番外編、BGM担当のishida氏からのコメントです。” (2016年4月23日). 2016年6月6日閲覧。
- ^ a b c “「EVE burst error R」(PC/PS Vita)は4月28日発売。田島 直氏のコメントも掲載された公式サイトが本日オープン - 4Gamer.net” (2016年1月28日). 2017年3月18日閲覧。
- ^ a b c d Koji Fukuyama (2017年1月24日). “『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』音楽家・高見龍氏インタビュー 今明かされる『EVE burst error』『YU-NO』秘話”. AUTOMATON. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h イズミロボ・ササ (2016年12月16日). “『EVE burst error』や『慟哭 そして…』など、往年の名作アドベンチャーを現代に蘇らせるEl Diaの仕掛け人に聞く”. ファミ通. エンターブレイン. 2017年11月11日閲覧。
- ^ EVE_ALL.LZH
- ^ にゃるら (2017年4月16日). “インターネットを守る翼竜:名作「YU-NO」リメイク版をサターン版と比較し徹底レビュー!”. ねとらぼ. ITメディア. 2017年4月16日閲覧。
EVE burst error
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 13:33 UTC 版)
「シーズウェア」の記事における「EVE burst error」の解説
マルチサイトADV PC-9801UX以降:1995年11月22日発売(後に対応OSやメディアが異なるDVD-ROM版もリリース) 詳細は『EVE burst error』を参照。
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EVE burst error
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 13:01 UTC 版)
「EVE burst error」の記事における「EVE burst error」の解説
当記事では混同を避けるために略記では原作とし、2003年発売の『EVE』に同梱された完全移植版についてはEVE同梱版とする。18禁作品。EVEシリーズの中で剣乃が関わった最初で最後のタイトルであり、移植や続篇を経てからは「オリジナルEVE」「オリジン」とも総称され、「シーズウェアのNo.1ヒット作」「シリーズ最高傑作」 などと評された。 男主人公で私立探偵・天城小次郎視点の「Kojiroh」と、女主人公で国家エージェント・法条まりな視点の「Marina」のどちらかを選んで始め、それぞれ別のデータでのセーブを繰り返しながら「マルチサイトシステム」で相互干渉するイベントを消化しつつ進めていき、エピローグ直前にて問われることになる連続猟奇殺人事件の犯人名をプレイヤー自身で推理して解答し、その正否で分かれる2つの内のどちらかのエンディングで締め括られる。 最初の移植作となったセガサターン版からは、18禁表現がそのまま再現できない事情もあっていくつかのイベントの変更が常となり、特に直接的性交のアダルトシーンはPLUS18禁版を除いて全てカット、あるいはシナリオと原画そのものを変えて表現され、中でも小次郎編でのシリアとの6日冒頭イベントはほぼ全タイトルで改変されていった。 また、コマンドや会話では他のキャラを怒らせたり呆れさせたりする「おバカなこと」「突拍子もない選択肢」「猥談」が含まれていることも特徴としており、特に猥談については18禁ゆえの過激かつストレートな表現や記述が多く、PLUS18禁版でもこれらの表現の採用は見送られた。 当作の時点ではサイトチェンジのタイミングガイドやデータログ機能はまだ存在せず、セーブに関してもコンシューマーゲーム版のようないつでも開けるポーズメニュー制ではなく「あまぎ探偵事務所」か「サン・マンション403号室」、あるいは特定の場面までストーリーを進めることでコマンドに「セーブ・ロード」の選択肢が現れるという仕様となっている。 制作期間は4か月。出荷本数は数万本。 音楽、書籍『EVE burst error [イヴ] 原画&設定資料集』ソフトバンク、1996年12月25日。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:linear-gradient(transparent,transparent),url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:linear-gradient(transparent,transparent),url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:linear-gradient(transparent,transparent),url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:linear-gradient(transparent,transparent),url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-7973-0173-2。 『梅本竜RARE TRACKS Vol.4 EVE burst error "THE PERFECT"』EGG MUSIC RECORDS、2009年1月9日発売、品番 EMCA-0009 - FM音源チップ「YM2203」で鳴らしていたゲーム収録版ではなく、多重PCM音源を使用しPSGパートを復元しての豪華な音で新録した2枚組のサウンドトラック。カバーアートはSS/Win95版のサントラとは逆で、Win95版のボックスアートなどで使用された裸体の真弥子のものを転用している。#BGM一覧も参照。 『EVE burst error "THE ORIGIN"』非売品 - コミックマーケット75やAC-MALL(EGG MUSIC直販サイト)で上述の『THE PERFECT』を購入した先着1000名のみに配られたもので、『THE PERFECT』とは逆でゲーム収録版そのままのサントラ。ただし、曲名が全く同じになっているため混同されやすい一面がある。
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EVE burst error (セガサターン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 13:01 UTC 版)
「EVE burst error」の記事における「EVE burst error (セガサターン)」の解説
当記事では混同を避けるために略記ではSS版とする。18歳以上推奨のコンシューマーゲーム作品であり、キャッチコピーは「連続猟奇殺人事件の謎。」 原作スタッフの数名と当作からの新メンバーが手掛けた移植版。小次郎編DISC、まりな編DISC、テラー編DISC、Making of EVE burst error DISCとマニュアル、キャラクター設定集で構成されており、小次郎編、まりな編、テラー編の各DISCを入れ替えながらゲームを進める。 「Making of EVE burst error DISC」には、MAKING(製作現場、後日談)、SOUND(俳優、収録風景、MUSIC)、CG GALLERY(未公開映像、ANIME)が収録されており、これらは本篇をクリアしないと閲覧できない。 出荷本数は約20万ないし30万本で、1作目を題材にしたタイトル中で最大の売り上げを達成した。
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EVE burst error (Windows 95)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 13:01 UTC 版)
「EVE burst error」の記事における「EVE burst error (Windows 95)」の解説
当記事では混同を避けるために略記ではWin95版とする。キャッチコピーは「AVG史上に残るこの名作を 今、最高のクオリティで。」 SS版スタッフの数名と当作からの新メンバーが手掛けた、成人向けの逆移植作にあたり、サイトチェンジに際し各DISKを交換しなければならない欠点があったが、今作ではプレイ状況に応じたCDの入れ替えのみになった。後発のDVD-ROM版ではディスク1枚に全データが収録されたためディスクチェンジ不要で最後までプレイ可能となっている。 本篇中のBGMをFMシンセサイザーかGM・コンパチブルから選べるようになった。エンディングが再編集された結果、日記からクロージングクレジットの間にあった裸体のズームアウトのカットが削除され、タイトル画面の流用でスタッフを、次にキャラの立ち絵を用いた原作準拠の演出で小次郎からキャストを紹介し、SS版準拠のポートレイト風カットで締め括られるものとなった。 当作は北米に向けて発売されたバージョンもあり、テキストは英語に対訳されているが、音声は日本版そのままとなっている。プリン/プリシア、茜、シリア、アクア、ディーブ、シルディ、μ-101などが改名されている。また、猥談系のコマンドや会話がより厳格に修正されており、たとえば6日プールでの事後のまりなの解答理由が「あれは諜報に携わる者じゃないとわからない気持ち。」では「It's a woman's sixth sense.(女の第六感)」という言い回しに変更されている。 出荷本数は累計9475本。 限定、特典、廉価版、移植『EVE burst error 初回限定15,000本“プレミアム・マウスパッド付”バージョン!』 - 初回限定版。ボックスアート(以下BA)は裸体の真弥子が描かれたデザイン。 『EVE burst error Millenium BOX 2000』 - 新たな限定版。下記のDVD-ROM版より後発だがソフト本品はCD-ROM版となっている。 『EVE burst error DVD-ROM版』 - 指定OSからWin95が除外されている。なお、後年のPLUS18禁版における商品タイトルと似ているため混同されやすい一面がある。BAは原典とほぼ同じ。 『EVE burst error』 - ダウンロード版。DMM.comのウェブサイトでは18禁ゲームとして扱われているが、内容はR指定そのままである。アイコンはSS版を加工したデザイン。 『EVE burst error』 - 北米版。 音楽『EVE burst error 小次郎編』キングレコード、1998年4月24日発売、品番 KICA-1210 - オーディオドラマ(ドラマCD)のシリーズ。全4作。 『EVE burst error まりな編』同上、 1998年6月26日発売、品番 KICA-1213 『EVE burst error エルディア秘録編』同上、1998年10月23日発売、品番 KICA-1218 『EVE burst error EXTRA』同上、1999年5月28日発売、品番 KICA-1225 『EVE burst error ORIGINAL SOUNDTRACK』同上、1998年11月27日発売、品番 KICA-1219 - 30+書き下ろし3曲のみ収録。カバーアートが原作のボックスアートの流用のため勘違いしやすいが、収録曲はSS/Win95版のものである。
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「EVE burst error」の例文・使い方・用例・文例
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