株式会社fonfun
iモード開始当初からモバイル業界に携わって来た強みを生かし、(1)リモートメール事業、(2)デジタルコンテンツ事業、(3)中国関連事業、(4)ポータル事業の4分野で、携帯電話やパソコン向けのインターネットを活用したサービスやコンテンツを開発・提供している。普段パソコンで使っているプロバイダや会社等のメールを添付ファイルごと携帯電話で送受信できるサービス「リモートメール」はNTTドコモ、au、ボーダフォン、ウィルコムの4キャリア対応の公式サービスで、7年間の運用実績があり、約30万人に利用されている。また、デジタルコンテンツ事業は、企画からシステム開発、運用まで、全携帯キャリア向けの公式コンテンツをプロデュース。自社開発はもちろん、他社との共同コンテンツも数多い。携帯コンテンツ以外にもパッケージソフトの企画、販売を行っている。中国関連では、数多くのパートナー企業との協業関係を築いている。現地に100%子会社の上海網村信息技術有限公司を有し、将来的にグループの中国における販売拠点、及びグローバルコンテンツ・システムの開発・製造拠点として位置づけていく予定。ポータル事業は、ビジネスツール、ゲーム、ラーニング、音楽、コミュニティなど、利用者のニーズをとらえたテーマ別のポータルサイトを構築している。2006年10月、社名をネットビレッジ株式会社から株式会社fonfunに変更した。
事業区分 | : | コンテンツ・ゲーム制作、配信 携帯電話・PHS機器 |
---|---|---|
代表者名 | : | 三浦浩之 |
本社所在地 | : |
151-0061 東京都 渋谷区 初台1-46-3 シモモトビル6階 |
企業URL | : | http://japan.zdnet.com/company/20013528/ |
設立年月日 | : | 1997年03月03日 |
上場区分 | : | 上場 |
従業員数 | : | 218名 |
子会社・関連会社 | : | NVソフト,ウォーターワンテレマーケティング,グローバル・コミュニケーション・インク,アリコシステム,ニュートンプレス |
主要株主 | : | イーフロンティア |
決算期 | : | 3月 |
資本金 | : | 2,191,105,076 円 |
売上高 | : | 2,719,000,000 円 |
経常利益 | : | 161,000,000 円 |
※「ZDNet Japan 企業情報」に関するお問い合わせはこちら
fonfun
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 13:59 UTC 版)
![]() |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 | ![]() 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2-1-6 JMFビル笹塚01 6階 |
設立 | 1997年3月3日[1] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 6011301016389 |
事業内容 | インターネット対応携帯電話向けサービスを中心とした様々なコンテンツ・サービスの提供 |
代表者 | 代表取締役社長 水口翼 |
資本金 | 1億円 (2023年3月末現在) |
売上高 | 連結6億3,869万円 (2023年3月期) |
純資産 | 連結5億9,318万円 (2023年3月末現在) |
総資産 | 連結10億3,186万円 (2023年3月末現在) |
従業員数 | 連結28人(2023年3月末現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | サイブリッジ合同会社 50.32% サイブリッジコーポレーション株式会社 15.15% 賀川正宣 3.90% (2023年7月4日現在) |
外部リンク | 株式会社fonfun |
株式会社fonfun(フォンファン、fonfun corporation)は、東京都渋谷区に本社を置く企業。(旧社名:ネットビレッジ)。
ケータイでPC向けメールを閲覧できるリモートメールほか、主に携帯電話向けモバイルコンテンツを提供する会社。
概要
iモード(NTTドコモ)の登場から程なくして、他社に先駆けてiモード端末から自宅などのPC向けメールを閲覧できる公式サービスリモートメールを提供し、業績が拡大。2002年9月に大証ナスダック・ジャパン(後のジャスダック)に株式上場を果たす。
その後M&Aなどの手法を用いて拡大路線を目指すが、先行投資を伴う事業拡大が失敗し業績は低迷。近年はGmailなど類似性が高くかつより高機能の無料サービスの台頭に伴い、同社にとってはコアサービスであるリモートメールの先行きも不安視する声がある。
沿革
詳細は公式サイトの沿革[2]を参照。
- 1997年3月3日 - ゲーム会社のイマジニアの関連会社[3]として、同社から独立した飯田祥一によって、ネットビレッジ株式会社設立[1]。
- 1997年6月 - 日本高速通信株式会社(テレウェイ、現:KDDI)と業務提携を締結。
- 1997年9月 - コナミと業務提携を締結[4]。
- 2000年頃 - 「ゲームビレッジ」のブランドで『マーメイドの季節』や『EVE ZERO』などのコンピュータゲームを発売[5]。
- 2002年9月 - 大証ナスダック・ジャパン(後のジャスダック)に株式上場。
- 2005年6月 - 株式会社アリコシステムと業務提携を締結[6]。
- 2006年10月 - 株式会社fonfunに社名変更。
- 2009年12月 - 香水生活事業の譲渡
エピソード
- コナミとの提携
- 1997年9月コナミと業務提携を締結[4]。コナミエンターテイメントファンクラブが展開する会員冊子「コナミマガジン」のCD-ROM版「カタROM コネクション」の事業を展開。そのCD-ROMの先行品としてサンプル版を発行。当時、テレウェイとの提携関係によりインターネットプロバイダーサービス「テレウェイシリウス」(現:au one net)の事業展開をしていた。
- CD-ROMには、仮想空間「あちゃらビレッジ」開設記念としてインターネット接続キットが収録(その他、ときメモなどコナミ関連物も収録)された。「あちゃらビレッジ」とは、リクルートが発行していたインターネット情報誌『あちゃら』のウェブサイト版で音楽・スポーツ・ファッション情報のリンク集などが集約された仮想空間。
- 新社名
- 2006年新会社名を「登竜門」にて公募した[7]。
- 不適切な会計処理による資金流出
- 当時の経営陣によって不適切な会計が行われ、総額6億円以上が社外に流出していたことが判明した。第三者委員会の調査では2008年6月頃にfonfun社の大株主だった人物Aから借入金のあった役員達がAとの関係悪化、大株主から追い落とそうと株式の取得する為の資金を会社から引き出そうとしたことが動機とされた[8]。
主なサービス
- リモートメール - ケータイでPCメールが閲覧できるサービス[9]。
脚注
- ^ a b “ネットビレッジ(株)(2006年10月より(株)fonfunに社名変更)”. サイバーシルクロード八王子 (2002年8月29日). 2024年11月30日閲覧。
- ^ “沿革”. 株式会社fonfun(フォンファン). 2024年11月30日閲覧。
- ^ “ネットビレッジが、仮想都市システムのモニターを15日から募集”. INTERNET Watch. インプレス (1997年3月10日). 2024年11月30日閲覧。
- ^ a b コナミプレスリリース
- ^ Welcome to game-Village - ウェイバックマシン(2000年10月17日アーカイブ分)
- ^ プレスリリース
- ^ 登竜門
- ^ 第三者調査委員会の調査結果に関するお知らせ (PDF) - (株)fonfun 2011年3月1日
- ^ “iモードで一般のメールが読める! ネットビレッジが「リモートメール」を開始”. INTERNET Watch (1999年6月1日). 2012年9月6日閲覧。
外部リンク
- 株式会社fonfun
- GAME VILLAGE - ウェイバックマシン(2011年8月16日アーカイブ分) - かつて展開していたゲームブランド
- Fonfun - メディア芸術データベース
固有名詞の分類
- Fonfunのページへのリンク