Blue Wells(ブルー ウェルズ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:46 UTC 版)
「風夏」の記事における「Blue Wells(ブルー ウェルズ)」の解説
元々は優に声質を褒められた秋月風夏が半ば強引に結成したヘッジホッグスのコピーバンドが母体となっており、学園祭ライブ後にバンド名がThe fallen moon(ザ・フォールンムーン)としてスタートしたのが始まりだが、ライブハウスデビュー当日に風夏が交通事故により死亡したことで一時解散となったが、紆余曲折を経て風夏の夢と想いを受け継ぐことを決心した優が三笠、那智、沙羅の3人を説得して4人編成で再始動。 その後、ヘッジホッグス主催『SONIC BOOMフェス』でたまの提案による「碧井風夏 with The fallen moon」で反響が良かったことと互いに大きな手ごたえを感じたことから碧井風夏が加入したことでバンド名をBlue Wellsとし再スタートした。 作者によるとバンド名の由来は秋月(fall moon)碧井(Blue Well)とそれぞれ苗字の駄洒落であることを明かしているが、作者曰く「駄洒落に逃げているだけ」とのこと。 なお、アニメ版最終回でThe fallen moonは最上からデビュー案を持ちかけられている。 榛名 優(はるな ゆう) #榛名優を参照。 碧井 風夏(あおい ふうか) #碧井風夏を参照。 三笠 真琴(みかさ まこと) 声 - 斉藤壮馬 誕生日 - 3月3日、身長 - 182cm、体重 - 64kg、血液型 - A型。 イギリス系ドイツ人のクォーターの少年。優と風夏のクラスメイトで人気者。また、同性愛者でもあり、周囲にそのことを公言、那智に気のある素振りを見せては嫌がられている。 風夏とは仲がよく、「真琴君」と呼ばれており、たまに買い物に行くほどである。風夏がなにか物足りないと感じているのを見抜く。 家業を継がせたい父親(声 - 杉崎亮)に背き音楽の道を選んだため、勘当。優、沙羅たちと共に高校を中退して4人でシェアハウスに住んでからはバーでピアノの弾き語りの仕事をしている。 街フェスの後、富山にある友美の実家帰省について行く。元々同性愛者であった彼だが、自由奔放な性格の友美に対し恋愛感情を抱くようになり、公園でその気持ちを友美に告白する。以降は周囲からゲイからバイセクシャルとして認知される。 友美との交際後に父親からフェスの件で再び呼び出され、生駒のZミュージックが三笠グループの大事な取引先である事から、フェスとバンドを辞め家業を継ぐ事を強要され、更に殴られてしまった事から激高し、バンドメンバーや周囲のスタッフの夢や目標を守りたい一心から、生まれて初めて父親を殴り返し再び親子関係に亀裂が入ると思われたが、その後父親が息子の実力を様子見したいという理由で匿名でTWINKLING STARのソーシャルファンディングのアカウントに1000万円を寄付している。 現在はBlue Wells(ブルー ウェルズ)のキーボーディストで子供の頃からクラシックピアノを学んでおり、国際ピアノコンクールのジュニア部門で優勝した経験がある。 使用楽器はローランド RD-300NX 那智 一矢(なち かずや) 声 - 興津和幸 誕生日 - 7月9日、身長 - 179cm、体重 - 66kg、血液型 - AB型。 優と風夏の高校の先輩。初登場時は高校3年。陸上部主将として尊敬する秋月大和の娘である風夏を勧誘していたが、逆にバンドに巻き込まれドラム担当、The fallen moonのリーダーとなる。 兄が過去にバンド活動をしていたことやドラムの手伝いをしていたことから自宅のガレージがThe fallen moonの練習スタジオとして利用することになった。高校卒業後は引越しのアルバイトをしながらバンド活動を行っている。 沙羅に対して余計な一言やセクハラまがいの行動を起こすことから度々殴られたり足を踏まれたり散々な扱いを受けている。 恋愛事に鈍く、思ったことを女性が相手でもそのまま発言してしまう為、碧井や沙羅から最低呼ばわりされることもあるが、特に沙羅に対してはトイレットペーパーの使い過ぎであることが活動経費にまで影響が及んでしまった事から食事の際に注意しようとするも、会話をしているウチに勘違いで沙羅に告白されてしまい、結果的に付き合うことになった。 ドラムとしても腕前は師匠である矢矧から一定の腕前は認められつつも、本番では安定しないことが多く矢矧やバンドメンバー、天谷らから厳しく指摘されている。 碧井を加入させる際にThe fallen moonを解散させた張本人であるが、これは秋月風夏の名を冠したバンド名に気まずさを感じた那智なりの碧井への気遣いであったが、バンド名を変えたことが原因で多額の借金を抱えることになり天谷から激怒された。 現在はBlue Wells(ブルー ウェルズ)のドラマーで使用楽器はZENN。 石見 沙羅(いわみ さら) 声 - 小松未可子 誕生日 - 10月12日、身長 - 173cm、体重 - 絶対にヒミツ、血液型 - O型、3サイズ - B92/W61/H90。推定Gカップ 優と風夏の高校の先輩でバンドメンバー。初登場時は高校2年。ギターの腕には自信あり。兄はヘッジホッグスのギターリスト・ヒサシ。 極度の人見知りで多くのバンドやアルバイトをクビになっていたが、実は優とツイッターのフォロワー同士であることが発覚し意気投合、そのまま優達のバンドに加入。 優には恋心を抱いているが恋愛感情を表に出すことはないものの、優が他の女性と共にしていると嫉妬をむき出しにすることもあり、特に碧井が加入してからは恋愛的事情よる加入でないかと何度も問い詰めている。 極度の人見知りからアルバイトも何度もクビになっていたが、番外編ではツンデレメイド喫茶で働いていることが判明、店長からもクーデレっぷりな接客態度が評されている。 街フェスの後、イギリスで西辺の経営するライブハウスに行く事になるが、そこで「Climber's High!」を演奏する事になるが、原曲と違うアレンジに戸惑い、上手く演奏をする事ができなかった。その上西辺のライブハウスでバイトをするリカコの実力を知り、さらに上手くなろうと努力する事を誓った。 那智からは度々「トイレットペーパーの使い過ぎ」席を立つとすぐに「ウンコしに行くのか?」などのセクハラまがいの事を言われる事が多く、その度に殴る、水や熱いお茶をぶっかけるなどの制裁を加えている一方で、山中湖でのレコーディングで間宮と衝突したり、渡英中に西辺のライブパブの客に罵倒されて落ち込んでいる時に那智に相談したり励まされた事で次第に恋心を抱くようになり、那智と二人で食事をする際に那智は「トイレットペーパーの使い過ぎ」で活動経費に影響が出ている事を注意したつもりが会話をしているウチに沙羅の勘違い(所謂勘違いコント的なもの)で那智に告白したことで互いに付き合うことになった。 現在はBlue Wells(ブルー ウェルズ)のギタリストで使用楽器は兄から譲り受けた1976年製ギブソン レスポールデラックスだが、乱暴に扱うこともあり寿から悲鳴を上げられることも。
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