黒檻部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:03 UTC 版)
「海軍 (ONE PIECE)」の記事における「黒檻部隊」の解説
黒檻のヒナ率いる部隊。サンディ島周辺海域を担当している。海賊船を四方から囲み、巨大な鉄の槍を打ち込む海戦戦法「黒ヤリの陣」を得意とする。 ヒナ 声 - 中友子 海軍本部大佐→海軍本部少将。異名は「黒檻のヒナ」。 「西の海」出身。32歳→34歳。誕生日は3月3日(ひな祭り)。身長181cm。うお座。血液型F型。好物はケバブ、シャンパン。趣味は乗馬・クラブ。 緩みのない雰囲気を持つ美女。口癖は「ヒナ○○」で、○○の中は二字熟語が入る。スモーカーとは同期入隊。世渡り下手で問題児なスモーカーとは対照的な優等生であり、彼が海軍をクビになる危機を弁明して救ったことが何度もあるなど、良い印象は抱いていないが、腐れ縁の長い付き合い。彼に振り回されているたしぎに同情している。部下のフルボディとジャンゴから好意を寄せられ、ヒナも二人を信頼ある部下として扱ってはいるものの、度々受けるアプローチは完全に無視している。若い海兵があまり知らない「ロックス」に詳しいなど情報通。ガープを「ガープ君」と呼ぶ。 超人系悪魔の実「オリオリの実」の能力者。体が相手に触れると、その部分が鉄の錠に変化し、相手を捕縛することができる。 初登場は表紙連載『ジャンゴのダンス天国』。バロックワークス壊滅後、アラバスタから出港した麦わらの一味を待ち伏せする。「黒ヤリの陣」で一味を追いこんだが、Mr.2の偽装作戦に翻弄され、一味を取り逃がした。表紙連載『ミスG・Wの作戦名"ミーツバロック"』ではB・W残党を追い、キューカ島でMr.2とMr.3を逮捕した。頂上戦争では、ルフィを捕らえようとするが失敗した。 新世界編では少将の地位にある。「世界会議」ではマリージョアへ向かうアラバスタ・ネフェルタリ王家の護衛を務めた。 技一覧 袷羽檻(あわせばおり) 両手の檻を広範囲に伸ばし、敵を複数捕まえる。 マッコー 海軍本部少尉。 右額に傷がある、坊主頭の男。アニメでは登場しない。 シャイン 声 - 田中大文 海軍本部軍曹。 アラバスタの港で、フルボディとジャンゴが敵船を落として来たことを確認した。サンドラ河でメリー号を見失ってしまい、ヒナに探し出すよう指令を受けた。 フルボディ 声 - 石川英郎 海軍本部大尉→海軍本部三等兵→海軍本部少佐。異名は「鉄拳のフルボディ」(初登場時)→「両鉄拳のフルボディ」(アラバスタ編以降)。 「北の海」出身。26歳→28歳。誕生日は9月7日。身長184cm。おとめ座。血液型F型。好物は赤ワイン(イテュルツブルガー・シュタイン)。 ナックルダスターがトレードマーク(初期は右手のみ。後に左手にも装着)。右ほほに傷がある。正義感は強いが初登場時は陰険で傲慢な態度が目立っていた。サンジには手も足も出なかったがその実力はなかなかのもので、チューリップ海賊団を一人で圧倒しヒナにジャンゴと二人だけで海賊船の殲滅を任されたこともある。ジャンゴとは親友で互いに「兄弟(ブラザー)」と呼び合い、彼と共にヒナに好意を抱いている。ジャンゴと同様ダンスが趣味。 バラティエ編での初登場時は大尉。「偉大なる航路」から敗走したクリーク海賊団を襲撃し、ギンを捕らえた。彼女のムーディを連れてバラティエに食事に来たが、サンジに因縁をつけたことでいさかいを起こす。悶着の末に惨敗し、ゼフからも追い打ちで蹴りを食らわされ、バラティエを追い出された。 表紙連載『ジャンゴのダンス天国』で再登場。ミラーボール島のダンス大会決勝戦を通じ、当時海賊だったジャンゴと意気投合する。島を襲ったチューリップ海賊団との交戦中人質を取られ窮地に陥ったが、ジャンゴの加勢で撃退に成功する。立場上ジャンゴを逮捕するが、彼の処刑にダンスで異議申し立てを行い、ノリで判決を覆してジャンゴを無罪にさせた。しかし代償に三等兵に降格。以後はジャンゴと共にヒナの部下となった。 アラバスタ編で再登場。ジャンゴと共に「黒ヤリの陣」の一船を任されたが、ウソップに船を沈められ突破を許してしまった。頂上戦争にも参戦した。 新世界編では少佐の地位にある。 名前の由来は、濃いワインを指す「フルボディ」。 ジャンゴ 声 - 矢尾一樹、高木渉(劇場版『ジャンゴのダンスカーニバル』) クロネコ海賊団2代目船長→海軍本部三等兵→海軍本部少佐。異名は「1・2のジャンゴ」(初登場時)→「寝返りのジャンゴ」(アラバスタ編以降)。元懸賞金900万ベリー。 「東の海」出身。27歳→29歳。誕生日は12月28日(1・2・ジ(2)ャ(8)ンゴ)。身長207cm。やぎ座。血液型S型。好物はキノコのスパゲティ。 腕が高い催眠術師だが、同時に自分も催眠術にかかってしまう癖がある。催眠術の振り子代わりに使うチャクラムが武器であり、林の中の多数の木を一瞬で切り倒すほどの手練れ。ムーンウォークで歩く癖があり、ハート型のサングラスをかけている(サングラスの下の目もハート型)。海賊になる前はダンサー志望で、貧乏生活の中で顎の下に生えたシマシマのキノコを食べたことを機に、催眠術が使えるようになった。 シロップ村編での初登場時はクロネコ海賊団船長。かつては副船長で、クロの下船から3年間船長を務めていた。クロのカヤ暗殺計画に協力するためシロップ村に攻め入り、カヤを脅し遺書を書かせて殺そうとしたがウソップに倒され、そのまま置き去りにされた。 その後が描かれた表紙連載『ジャンゴのダンス天国』では、シロップ村を脱出して流れ着いたミラーボール島のダンス大会で優勝し、フルボディとダンスを通じて親友となる。フルボディが海兵だと知り、チューリップ海賊団の襲撃に乗じて一度は島から逃走するも、フルボディのピンチに駆けつけ共闘。正体を明かしたことで逮捕され、縛り首となるところだったが、フルボディのおかげで処刑を免れる。フルボディとの別れ際にこの友情を忘れようとお互いに催眠をかけようとしたが、偶然通り過ぎたヒナに二人揃って一目惚れし取りやめる。その後、海軍に入隊し海軍本部三等兵となり、フルボディと共にヒナの部下となった。 アラバスタ編で再登場。頂上戦争では、ルフィが発した覇王色の覇気によって気絶した。 新世界編では少佐の地位にある。
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