青年期から終戦までとは? わかりやすく解説

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青年期から終戦まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 16:01 UTC 版)

森国久」の記事における「青年期から終戦まで」の解説

1912(明治45年7月10日熊本県天草郡樋島村(現・熊本県上天草市龍ヶ岳町樋島)に生まれる。1925年大正14年4月熊本県天草中学校(現・熊本県立天草高等学校)に入学1927年昭和2年7月熊本県立八代中学校(現・熊本県立八代中学校・高等学校)へ転校ののち、1930年昭和5年3月卒業転校熊本県立天草農業学校(現・熊本県立苓明高等学校)の生徒乱闘した不祥事原因とされる1930年昭和5年)、朝鮮半島渡り二六新報入社新聞記者となる。記者時代には「森久」というペンネーム使った記者として足跡を示す資料はほとんど残っておらず、わずかに「船と包丁クリーク」という随筆一篇投稿記事として確認されている 1933年昭和8年1月召集を受けるが、1934年昭和9年11月満期除隊となり熊本帰る1935年昭和10年6月経緯不明だが、熊本県警察部警察官として就職人吉警察署勤務となる。同年10月結婚国家総動員法発令され1938年昭和13年3月熊本県警察部本部へと転勤となるも、同年10月臨時召集され中国へ渡る。1940年昭和15年12月召集解除となり帰国警察官として復職1942年昭和17年2月熊本北警察署配属特高主任となる。1945年昭和20年8月終戦迎え警察署退職この間経歴については、1951年新聞記事に以下のように紹介されている。 一度シャベリ出した滔々立板・・・・とまでいかなくても、理路整然とした意見をのべまくるのが、龍ヶ岳村長森国久だ。だからといってシャニムニ自己の意志だけを押し通すという議論とはまた違い、引く時には引くスベ心得ている理知的な首長さん。そこで郡町村会あたりでは『カミソリ』の異名まである位のヤリ村長だ。まづ森村長の略歴調べてみると、明治45年7月10日樋島村生まれ天草中学二年生の時、天草農校生ら10数人と斬ったハッたの大乱闘演じて退校寸前至り、機をみた森氏いち早く学校側態度決定前に八代中学転校職員会議開いて悪童生徒追放協議していた教授連をアッ言わせたこともあった。学校を卒へるや大陸への夢絶ちがたく朝鮮渡り二六新報社という政治新聞社2年ばかりいて縦横筆陣をハって世の社会悪戦った昭和10年6月熊本県警察練習所に入所。同11年巡査拝命13年巡査部長拝命、更に半年後は警部補就任トントン拍子異様な出世ぶりをみせ、終戦当時熊本北署の特高主任という要職にあった昭和26年樋島村選挙出馬、見事強敵打ち破って村長の座”に就任始めて政界お目見得した。更に昭和29年樋島高戸大道合併して龍ケ岳として発足するや、再び初代村長売って出てこれも見事当選。現在に至る。 「センダン双葉より香し」と言うことばがあるが、学生時代から既に向こう見ず生一本性格で相当名を売り、天中時代同級生園田直(現代議士)松岡義昌(現県議)氏らも一目おいていた位の腕白ぶりだったが、成人してからもこの気性はなかなか直らず、今もって時たま茶目っ気まじりの皮肉で町村会あたりをひっくり返すことがあるこの手腕?は、一方村政上にも大い振るい、大体からウルサ型の多い樋島高戸大道の旧三ヶ合併町村中“一番恵まれた龍ケ岳”に育てた功績文句なし高く買わねばならない。 このほか事業面でも樋島高戸間の村営渡し船就航高戸樋島水道敷設などは現在では大きな財源にもなっている。更に特異な造りとして世人注目集めている「村道部落道の舗装工事」は同氏提唱した五カ年計画毎年材料費40村費負担労力部落民奉仕で行うという、言わば村民当局一心同体造り事業である。等々・・・とにかくヤリ村長だ。ほとばしる様な情熱は、必ずや龍ケ岳を住みよい明る郷里造りあげるであろう。 — 「おらが首長どんやりて村長異名天草新聞1951年3月

※この「青年期から終戦まで」の解説は、「森国久」の解説の一部です。
「青年期から終戦まで」を含む「森国久」の記事については、「森国久」の概要を参照ください。

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