青年期と地方官時代とは? わかりやすく解説

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青年期と地方官時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 22:19 UTC 版)

董卓」の記事における「青年期と地方官時代」の解説

生まれつき武芸秀で腕力が非常に強く弓袋を馬の両側につけて馬を馳せながら左と右の両方の手弓を引くことができたという。 若いころ男伊達気取って羌族異民族居住地放浪し顔役らすべてと交流した。後に郷里戻り農耕従事したが、羌族顔役たちが面会に来ると、董卓農耕に使う耕牛殺し、その肉で宴会をしてもてなした族長はとても感激し帰る董卓に畜千頭贈ったという。 その後、郡の役人となり盗賊取り締まった(『呉書』)。胡が侵入し略奪をし、多く住民拉致されたことがあった。涼州刺史成就董卓従事取り立て董卓騎兵率いて胡を討伐させたところ、董卓大勝し4桁の数の胡を斬ったり捕虜にしたりした(『呉書』)。 并州刺史段熲董卓中央の役所推挙し司徒袁隗董卓を召聘し掾に取り立てた(『呉書』)。 桓帝末年、六郡の良家の子弟から郎を選ぶことになると、董卓羽林となった武勇にすぐれる董卓張奐率い并州征伐軍司馬として従軍し反乱起こした羌族戦い張奐軍は族長を斬り1万余りを捕斬する大勝となった。この功績により董卓郎中任命され、絹9千匹を賜ったが、それを全て部下分け与えた広武令・蜀郡北部都尉西域戊己校尉まで昇進し免官となったが、その後并州刺史河東太守などを歴任したこの間辺境羌族戦い続け、その回数は百回を越えていたという(『英雄記』)。 この時期、田を耕していると一振りの刀を見つけ、これを蔡邕見せたところ項羽の刀であったという伝承がある(南朝梁陶弘景古今刀剣録』)。

※この「青年期と地方官時代」の解説は、「董卓」の解説の一部です。
「青年期と地方官時代」を含む「董卓」の記事については、「董卓」の概要を参照ください。

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