通信部門とは? わかりやすく解説

通信部門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 23:41 UTC 版)

大水滸シリーズの登場人物」の記事における「通信部門」の解説

梁山泊通信担当する者たち。梁山泊通信網飛脚屋営んでいた戴宗中心となり、全国拡大整備された。同志たちは各地から連絡戴宗飛脚屋利用する。後に緊急時戦場へ伝令担当する長駆隊や、水路利用した飛脚創設整備される戦力的に不利な梁山泊にとって、通信は宋に対す数少ないアドバンテージでもある。 戴宗(神行太保通信調略担当1068年生まれ身長 - 159cm、体重 - 51kg。 (水滸伝元江州の牢役人で、宋江最古参同志金持ちが嫌いでアナーキーな面がある単独国家対す反逆志していた頃に魯智深出会い宋江に引き合わされ過去がある。普段飛脚屋営み同志通信網として統括維持担当する俊足持ち主で自らも飛脚として走る(短距離であれば王定六よりも速い)。また、自身発した通信に「神行太保しんこうたいほう)」と書かれた符牒として使う。 性格は非常に用心深く同志ですら疑うこともある。なお原典では李逵兄貴分だが、本作ではその役目武松割り当てられているため、李逵との絡みはほとんど無い。通信網整備拡大に伴い通信部門は張横任せ自身調略関わるうになるまた、公孫勝青蓮寺闇軍との戦闘重傷負った後は、一時的に致死軍の総隊長代理務めた。 (楊令伝呉用の命で各地回り石勇率いていた諜報部隊の指揮各種工作担当狭量だ自覚しつつも、侯真などの若手への不満や、自分老い受け入れられない様な面を見せ始める。緑色が好きで、同じく緑色を好む張清親しみ感じていた。 童貫戦後梁山泊武力中華全土統一するべきという考え抱きつつ、青蓮寺への諜報活動から西夏王室への工作任務に移る。長年にわたり単独での活動続いたからか酒に溺れ楊令構想自身役割不平不満を漏らすようになる深酒祟って体を悪くするが俊足健在で、赫元拉致作戦時には致死軍救援要請担当した李英出奔自裁後に報復として扈成暗殺する負傷。その状態で致死軍窮地を救うために羌肆刺し違え最期まで若手に対して文句言いながら息を引き取る。 『岳飛伝』では犬猿の仲だった候真が常に酒を飲み戴宗真似るかのような言動をするようになる張横(船火児) 通信担当1074年生まれ身長 - 175cm、体重 - 60kg。 (水滸伝元江州の飛脚屋張順とは異母兄弟だがお互いに認め合う間柄父親の死後に面倒を見てくれた戴宗部下として飛脚業を営み全国回って通信網整備担当青蓮寺通信遮断され経験から、後に飛脚王定六長駆隊を組み合わせた二重体制の通信網構築する二児父親長男張敬は弟に預けたが、愛情飢えていた次男張平盗癖心を痛める。二人で旅に出るも改善されず、父子共に思い詰める武松薦めもあり、張平王進の下へ預けた戴宗調略関係に移ってからは通信部門の責任者となり、水路利用した飛脚による通信網整備した。 (楊令伝引き続き通信部門を担当飛脚による通信網を金の領土内まで拡大させる王進預けていた張平迎えに赴き、彼を梁山泊入山させた。西域との交易開始に伴い通信網西遼西夏まで拡げる酒浸りになり、周囲から敬遠され戴宗をただ一人案じていた。船飛脚南宋にまで拡大させようとするが、長男張敬失い塞ぎ込む様になる長江水深測る童猛の手伝いをした際に青蓮寺襲撃を受け、死亡。だが童猛二人死んだ同志達の所へ逝けることを喜んでいた。 『岳飛伝』では孫の張光大理配置していた飛脚屋部下、衛遷の息子衛俊登場いずれも南方開拓を行う秦容関わりを持つことになる。 王定六(霍閃婆) 通信担当長駆隊長1079年生まれ身長 - 180cm、体重 - 60kg。 (水滸伝) ‹章タイトル第6巻第5章 戴宗出会い双頭山駆ける› 建康食堂主人息子で、博打打ち幼い頃から足の速さ自慢だった。入獄していたが、父親の自殺経緯知り脱獄。父を死に追いやった食堂主人・曹順と、結託し悪徳役人・崔令を討ち取り復讐遂げた後、脱獄から一部始終見ていた戴宗出会う直後双頭山への伝令頼まれ七日行程五日走りぬき、官軍包囲され宋江一行への救援間に合わせる入山後は俊足人間走って伝令担当する部隊・長駆隊を組織し、その隊長として激戦区伝令担当する長距離走での速さスタミナ戴宗よりも優れている。 (楊令伝引き続き長躯隊の指揮担当途中まで公淑秦容を、王進の子午山に送り届ける役目担った。自らも伝令に立つが、それは50歳までと考えていた。童貫戦後西域への通信網拡大に伴い長躯隊の人員配置担当する金軍による商隊襲撃の際、矢による攻撃を受けながらも梁山泊まで走りきり、梁山泊襲撃事実伝えた後、楊令らに看取られつつ父親の顔を思い浮かべて息を引き取った。 『岳飛伝』では王定六ケースに倣う形で衛俊南方長躯隊を統率し、自らも伝令として走る。

※この「通信部門」の解説は、「大水滸シリーズの登場人物」の解説の一部です。
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