赤べこの関係者
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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」の記事における「赤べこの関係者」の解説
東京にある牛肉鍋の店。京都にも「白べこ」という名前で別店舗が存在している。「北海道編」では大勢の女性従業員を雇い入れ、大繁盛している様子が描かれている。キネマ版では設定が変更され、江戸の頃(幕末)は「赤鼈甲」という斎藤一愛用の問屋で、明治になってから原作同様、牛肉鍋の店「赤べこ」となっている。 三条燕(さんじょう つばめ) 声 - 白鳥由里 演 映 - 永野芽郁(第1作)、柿原りんか(第4作)、宝 - 星南のぞみ / 野々花ひまり、松 - 田村芽実 牛肉鍋の店「赤べこ」の店員をしている少女。一人称は「私」。弥彦の良き理解者的存在。おどおどとした少し気弱な性格で、縁があって弥彦や剣心たちと出会う。初期では弥彦を「ちゃん」付けで呼ぶ癖があった。後に人誅によって生気を失っていた剣心を、鯨波に立ち向かう弥彦を助けて欲しいと必死で呼びかけることで復活させる役目を果たす。身長131cm、体重28kg。1868年2月生まれ。東京府出身。水瓶座、血液型A。好きな人:優しい人。 素性は元旗本だった士族・長岡家に仕える家臣の娘。その関係で長岡幹雄に目をつけられ、赤べこから金を奪うための刺客として送り込まれた。逆らえば赤べこの人間全員を殺すと脅され、断ることができなかったが、長岡幹雄は弥彦によって倒され、薫からもいつまでもビクビクおどおどしていてはいけないと告げられ、強い女の子になることを誓った。以降は弥彦を「君」付けで呼ぶ。 後に弥彦と結婚、息子(心弥)を授かる。その時期においては赤べこ勤務時にメイド服を思わせる新制服を着用していた。明治15年の頃は、弥彦以外に由太郎からも口説かれていたらしい。 錦絵収集が趣味である。 『明日郎 前科アリ』ではラストに登場。『北海道編』では道場で留守を守ることになった弥彦に同居を申し込まれる。 アニメでは弥彦と出会った経緯が描かれており、弥彦が川原で剣術の修行中に鼻緒が切れたため、それを直してあげたのが縁となっている。弥彦も燕に恋愛感情を見せるなど本編以上に恋愛要素が強く描かれている。また、あやめ・すずめ(アニメオリジナルキャラクター)とも知り合いである。薫とは長岡幹雄との一件で知り合うことになるが、アニメではそれよりも早く顔見知りという設定。 名前は三条市と燕市に由来。[要出典]作者曰くデザインのモチーフは某人気アニメの土星の戦士。完全版第19巻の再筆:変形おかっぱ頭に燕柄の着物は私服。制服の代わりに前かけに赤べこ印がプリントされている。不埒な客対策として、赤べこ名物「樫のお盆」を持っている。メイド服バージョンもあり。 キネマ版:弥彦の幼馴染という設定。 関原妙(せきはら たえ) 声 - 島本須美 / 根谷美智子 演 映 - 平田薫、宝 - 有沙瞳 / 羽織夕夏、松 - 五條まりな 牛肉鍋の店「赤べこ」の店員兼店主の娘。一人称は「うち」。何かと赤べこが剣心たちの溜まり場になっていたため、とても親しい間柄である。元々薫とは友人の様子。ゴシップ好きでコイバナに興味を示す一方、年齢をとても気にしており薫の口から「2×歳」と暴露された時は石化してしまった。身長161cm、体重48kg。1849年6月生まれ。双子座、血液型AB。 義理人情に厚い性格。細目(糸目)で滅多なことでは瞳を見せない。アニメでは2話から登場しており目を開いていた。性格は原作よりも強気で、京都編初期では左之助が京都への路銀の無心を遠回しに示唆した時は怒って突っぱねている。また、弥彦の境遇も知っており剣心たちに教えている。 関西(京都府)出身。趣味は浮世絵の収集。特に月岡津南の浮世絵には目がない。30歳で独身。双子の姉(冴)がいる。 名前は長岡市関原町に由来。[要出典]彼女のデザインは剣心の没デザインの流用である。完全版第22巻の再筆:前髪のボリュームが増している。おっとりとした人物で、オタク。作者いわく「生まれる時代を間違えた人」。 キネマ版:赤べこの「店長」という設定。 関原冴(せきはら さえ) 声 - 島本須美 関原妙の双子の姉。京都で京風牛鍋店「白べこ」(赤べこの姉妹店)を営んでいる。一人称は「うち」。妹と瓜二つで、初登場時は薫らに間違われる。少女趣味の持ち主で、白べこで勤めることになった弥彦に女性用エプロン(白べこでの着用義務)と頭にリボンを着せていた。妙と同じでゴシップ好き。また、妄想癖があり、京都へ向かった剣心を追った薫が、白べこで出会った操との会話で「一緒に暮らしてた?」「道中二人で連れたつ?」など、過敏に反応し、二人の仲をしつこく疑っていたため操に「いー加減にしろこのアマ!」と怒られた。1849年6月生まれ。
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