西澤家関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 16:30 UTC 版)
「ケロロ軍曹の登場人物一覧」の記事における「西澤家関連」の解説
西澤家の家族には、サクラ属の植物名が入っている。 西澤梅雄(にしざわ ばいお) 声 - 池田秀一 西澤グループの総帥で、桃華の父であり桜華の夫。身長は175cm、体重は68kg、年齢は男ざかり。グループ企業の社員は社員番号まで把握している。彼が2週続けて週末を休むと世界経済が大混乱を起こすという。普段はスコットランドの城に住んでいる。西澤グループのビジネススケールは宇宙を視野に入れており、ケロン人等の異星人およびそのテクノロジーに関しても高度の情報を有している。また、桃華と同様自分の作戦には巨額の金額を費やす(たとえば、アニメ第131話Bパートで桃華との二人三脚に出るために5兆500億円もの金額を費やしていた)。娘の桃華を溺愛しており、アニメ第181話Bパートでは桃華との二人三脚の座を巡って桜華と夫婦喧嘩という名の死闘を繰り広げ収拾がつかなくなった為、桃華がケロロ小隊に頼んで気象衛星こまわりで雨を降らせてもらい結局二人三脚は中止になった。この時も、1兆2963億5721万4503円という金額を費やした。 武術の達人で「真・西澤拳」という必殺技を持ち、ポールとの一騎討ちでは二度とも勝利している。ケロロ小隊と一戦を交えたことがあるが西澤軍が圧勝した(ただしケロロ小隊は本気を出していないので実際にどちらが強いのかは不明)。このように非常に優れた能力を数多く持つ梅雄だが、前述の通りアニメ第131話Bパートで吉祥中の運動会に行こうとするもイギリス(スコットランド)と日本の時差を考慮せずに予定を組んでしまったため結局行けずじまいになるなど、変なところで抜けていたりする。経済界の支配者である自分に対して臆することなく立ち向かってきた冬樹に興味を持ち、新製品のテスターを依頼したこともあった。また桃華が冬樹にベタ惚れなのも熟知しており、アニメ第62話Aパートでは娘が盗みに来るであろう絵のガードマン役を依頼した。桃華に冬樹との仲を質問したこともある。 西澤桜華(にしざわ おうか) 声 - 榊原良子 桃華の母であり、梅雄の妻。身長は169cm、体重はひみつ、年齢は女ざかり。格闘世界チャンピオンでもあり、「桜散落(オウサンラク)」や「桜舞大回転 秒速五千糎(オーブダイカイテン ビョウソクゴジュウメートル)」なる必殺技を持っている。西澤家の令嬢の身分を捨てて(故に、梅雄は婿養子として西澤家に入った)格闘家となり、戦いの中で梅雄やポールと出会った。西澤家の全権を梅雄に譲り、戦いのため世界中を旅している。原作では第107話で初登場。アニメでは第130話の次回予告および第131話で名前が登場し、第160話にて初登場。 髪の色は水色、瞳の色は紫。シャワーキャップを被り、リボンを付けている。 娘の桃華と同様に二重人格であるが、桃華とは逆に裏の攻撃的な人格を表に出していて、表の優しい人格が裏になっている。一人称は表が「私」、裏が「俺」である(ただし原作第132話では裏も「私」と言っている)。親子だけあって顔立ちは桃華とそっくりだが、性格は好戦的ながら冷静沈着で冷徹かつ威圧的であり、目つきは「裏」の桃華以上に怖い。しかし「表」になると髪の毛の二つの突起が下へ下がり、目つきも優しくなり、口調も普段の男言葉から優しい女言葉に変わり(例えばケロロのことを「緑色の大きなカエルさん」という)、「表」の桃華同様のおしとやかで優しく大人しい性格になる(ナレーターは「あらまあ、娘さんにそっくりですね!!」と驚いていた)。 これまでに幾度か「自分が西澤家の侵入者となり、それを防げるかどうか」という内容で親衛隊の抜き打ちテストをし、総員解雇されたことがあったらしい。桜華が初登場した回(原作・アニメともに)でも同じテストをし、ポールまで破って全員解雇を言い渡すが最後に現れた冬樹とのやり取りで考えを変えた。成り行き上ギロロと一戦交えるが、彼の武器を全て破壊した上に止めに入ったドロロ共々ノックアウトしてしまった。また、ケロロとタママは彼女のあまりの強さと気迫に怯えてしまい、自分達の事を「シロアリ1号&2号」と自己紹介するなど、最後はすっかり舎弟状態になってしまう。その時は決まってペコポン人スーツMK-3を着ている。小雪をちょっとした身のこなしで忍者だと見破ってしまった事からかなりの観察力を持っていることが伺える。小雪は桜華の殺気に始終緊張状態であった。原作第132話では洗脳された状態でケロロ小隊地下秘密基地最終防衛ラインとして急遽採用された秋を洗脳状態から解放し、その後は表の方が彼女と親睦を深めた。 吉岡平正義(よしおかだいら まさよし) 声 - 下野紘 西澤桃華専属護衛部隊(通称「親衛隊」)の新人隊員。社員番号は880245。年齢は20歳(アニメ第248話Bパートより)。モデルは原作者が小説の挿絵を担当したことのある作家の吉岡平。 タママ曰く「一番ぱっとしない親衛隊員」。ケロロには苗字と名前の区切りを覚えられておらず「よしお/かだいら」「よし/おかだいら」のように苗字の途中で勝手に区切られている。隊長・吉岡平・相人以外の桃華親衛隊の名前と顔は明らかになっていない。 アニメ第248話Bパートでは、桜華の前でケロロ、タママに続いて、シロアリ3号になった。 親衛隊隊長(しんえいたいたいちょう) 声 - 長嶝高士 親衛隊の隊長。強面で強そうな印象をもつが、原作ではタルルを見るとすぐに逃げた。 相人(さがと) 声 - 黒田崇矢 親衛隊の隊員で、吉岡平正義と同い年。桜華と同じくアニメには第160話にて登場。桜華に一撃食らわされ、彼女の顔を見る間もなくノックアウトされた。 西澤家メイド隊(にしざわけメイドたい) 声 - メイド長:山本麻里安、メイド:牧島有希・広津佑希子・谷井あすか・松浦チエ 西澤家のメイドで、5人いる。 西澤グループ総裁直轄精鋭部隊(にしざわグループそうさいちょっかつせいえいぶたい) 声 - 精鋭部隊長 秋元羊介 西澤梅雄直轄の精鋭部隊。実力は地球一と言われており、ケロロ小隊も(統率の取れていない状態で戦うと)歯がたたない。対地球外生物システムを装備している。 トルネード 声 - 金尾哲夫 西澤家格闘術式白兵部隊(西澤家親衛隊の第四防衛網)の一人。原作では名が明かされず、アニメ第160話のエンディングクレジットではじめて明かされた。 ヨガ 声 - 山田義晴 西澤家格闘術式白兵部隊(西澤家親衛隊の第四防衛網)の一人。 トルネードと同じく原作では名が明かされず、アニメ第160話で自分の名を言っていたこととエンディングクレジットによりはじめて明かされた。額の辺りに赤色の下向き矢印が描かれており、ヨガのポーズを取っている。腕が長く伸びる。 名称不明の男 西澤家格闘術式白兵部隊(西澤家親衛隊の第四防衛網)の一人。桜華に挑みかかるが、顔面に蹴りを入れられてKO負けした。 隊員 声 - 坂巻学、こぶしのぶゆき
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