航宙艇・航宙機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 21:30 UTC 版)
UGSFで使用される小〜中型の戦闘機型宇宙戦闘機を指す。近年はUGSFシリーズ公式サイト上にあるブログにおいて「〜スタイル」と呼ばれる分類がされつつある。現行で判明しているのは、ガンナードーム・スタイル、フレーム・スタイル、ヴァリアブル・スタイル、ソード・スタイル、ファイター・スタイルの5種となっている。本項では上記5種の分類での表記と、未分類のガイア系、ブラスター系、その他系を併記する。 ガンナードーム・スタイル系航宙艇 ドラグーン 『ギャラクシアン3 Project Dragoon』で登場。プレイヤーの自機だが操縦はできず、ガンナーの一人となって戦う。対UIMS用兵器開発計画「ドラグーンプロジェクト」により開発された重戦闘航宙艇。艦長1名、操縦士1名、通信士1名、電子戦オペレーター1名、ガンナー28名、計32人乗り。全長55.27m、全幅34.66m、静止質量455t。 ドラグーンR 『ギャラクシアン3 THE RISING OF GOURB』で登場。プレイヤーの自機だが操縦はできず、ガンナーの一人となって戦う。対ガーブ戦で活躍した重戦闘航宙艇。ドラグーンを原型として機首部とエンジン部の改修が行われている機体。ところどころにドラグーンJ2へとつながるデザインも見える。全長58m、全幅35m、静止質量410t。 ドラグーン・イージー UGSFシリーズ公式サイトで登場。ゲーム未出。設定画のみ。独特な長い機首を持つ航宙艇。 ドラグーンD UGSFシリーズ公式サイトで登場。ゲーム未出。設定画のみ。ガンナードームとは別に連装砲台が2基搭載されている。 ドラグーンJ1 『ギャラクシアン3 公式設定資料集』で登場。ゲーム未出。設定画のみ。ドラグーンRをベースとして改良を加えた機体。UGSFには採用はされなかった。 ドラグーンJ2(PROTO TYPE) 『ギャラクシアン3 公式設定資料集』で登場。ゲーム未出。設定画のみ。ドラグーンJ1からさらに進化させ、かなりJ2に形状が近づいた。こちらも正式採用はされていない。 ドラグーンJ2 『ギャラクシアン3 Attack of the ZOLGEAR』で登場。プレイヤーの自機だが操縦はできず、ガンナーの一人となって戦う。UGSF特殊部隊であるSAT(Special Attack Team)が運用する重戦闘航宙艇。全長88m、全幅72.5m、静止質量728t。小型軽量化のためワープエンジンは搭載されておらず、母艦であるダイダロスに搭載されて現場付近まで運搬される。母艦のワープ中に発進準備を整え、完了次第艦外にアームで固定された状態をキープし、母艦のワープアウトと同時にアームが解除され発進する。 ドラグーンJ2 単座モデル 『スターイクシオン』で登場。プレイヤーの自機。退役したドラグーンJ2を独立戦略遊撃部隊「チームガイア」向けにパイロット一人で扱えるように改造した機体。ワープエンジンも追加されている。全周囲砲台は取り払われており、真正面しか攻撃できない。 ドラグーンK UGSFシリーズ公式サイトで登場。ゲーム未出。設定画のみ。やや小ぶりのドラグーン。 ドラグーンM UGSFシリーズ公式サイトで登場。ゲーム未出。設定画のみ。ドラグーンRのデザインに近い機体。 ドラグーンI-DS 『ニュースペースオーダー』『ニュースペースオーダー -Link of Life-』、UGSFシリーズ公式サイトで登場。対UIMS用ではなく純粋な軍事用ドラグーンとされている。ニュースペースオーダーでは空母の艦載機として登場し、公式サイトでは設定画が出ている。バリエーションとして、I-DS2、I-DS3があるとされる。 ドラグーンI-IS 『ニュースペースオーダー』、UGSFシリーズ公式サイトで登場。ドラグーンI-DSの原型機であり、こちらは逆に対UIMS用となっている。ニュースペースオーダーでは文字設定のみ、公式サイトでは設定画が出ている。 フレーム・スタイル系航宙機 ジオフレームα 『ニュースペースオーダー』『ニュースペースオーダー -Link of Life-』の設定で登場。民主連邦が使う超巨大戦艦「決戦艦」を護衛する航宙機。フレームは骨格(frame)を意味し「四肢がある航宙機」を指す。α、α5、α7、α19、α32のみが設定中に登場する。 ジオフレームβ 『ニュースペースオーダー -Link of Life-』の設定で登場。β、β2のみが設定で登場する。ニュースペースオーダーの時代では、それぞれ艦艇撃沈容積で2位 3,900,000,000,000 Cubic tonと、3位 2,700,000,000,000 Cubic tonを誇る。 ヴァリアブル・スタイル系航宙機 『ニュースペースオーダー Link of Life』のメカニックス内で設定のみが登場する。該当機種は不明。 ソード・スタイル系航宙機 FX-01 『スターブレード』で登場。プレイヤーの自機。「ジオソード」の名前で呼ばれることが多いが、それは本機を運用していた小隊の名前であって「FX-01」が正式名称。全長21.3m、全幅13.8m、静止質量45.7t。 S-90B ジオソード 『スターイクシオン』で登場。プレイヤーの自機。オペレーション・スターブレードで使われた航宙機FX-01が定義したソード・スタイルを踏襲した航宙機。FX-01に似ているが別の機体。全長も18m弱とFX-01よりも小型。ジオソードの名前はオペレーション・スターブレードで活躍したジオソード小隊から取られている。 ジオキャリバー 『スターブレード OPERATION BLUE PLANET』で登場。プレイヤーの自機。ジオソード後継を思わせるフォルムに4門レーザーを装備する。コンバットシステムが『ACE COMBAT3』に登場するゼネラルリソース社製。 S-114C ジオキャリバー2GR 『ニュースペースオーダー』で登場。プレイヤーが操作する艦艇ユニットに搭載された航宙機。「GR」はゼネラルリソース製であることを指す。外観はジオキャリバーと酷似している。 S-113D ジオキャリバー2Nu 『ニュースペースオーダー』で登場。プレイヤーが操作する艦艇ユニットに搭載された航宙機。「Nu」はニューコム製であることを指す。同じ名前だが外観は全くの別物。 S-117C ジオセイバー 『ニュースペースオーダー -Link of Life-』の設定で登場。ジオキャリバー2の後継機とされる。S-117Cとは別にS-118Bもあるとされる。 ジオスピア 『ニュースペースオーダー -Link of Life-』の設定で登場。ドラグーンLDSαとも呼ばれる。パイロットはアダム・バーカート少尉。 ジオブレードα(Nu) 『ニュースペースオーダー -Link of Life-』の設定で登場。ニュースペースオーダーの時代では艦艇撃沈容積での最高記録 4,500,000,000,000 Cubic tonを誇る。 ファイター・スタイル系航宙機 GFX-001a ギャラクシップ 『ギャラクシアン』で登場。プレイヤーの自機。強力な単装レーザーを機体正面に装備した航宙機。宇宙昆虫軍団「ギャラガ」との戦いにおいて活躍した機体。 GF-02 ギャラクシップ 『スターイクシオン』で登場。プレイヤーの自機。強力な単装レーザーを機体正面に装備した航宙機。電子的制御より機械的制御に重きを置いた設計であり、ジャミングや機体のダメージへの安定性が高い。 GFX-D002a ファイター 『ギャラガ』、UGSFシリーズ公式サイトで登場。プレイヤーの自機。武装はハイプレッシャー・パーティクルキャノンを一門搭載する。「コンバインド・システム」による2機連結状態「デュアル・ファイター・モード」となることで、攻撃力が倍となる「デュアル・シンクロナス攻撃」を可能とした航宙機。UGSFシリーズ公式サイトによると型番末尾「a」から始まる8種の中の一つとされる。 GFX-D002b ファイター 『ギャラガ』、UGSFシリーズ公式サイト、株式会社ウェーブのガレージキットで登場。プレイヤーの自機。武装はハイプレッシャー・パーティクルキャノンを一門搭載する。「コンバインド・システム」による2機連結状態「デュアル・ファイター・モード」となることで、攻撃力が倍となる「デュアル・シンクロナス攻撃」を可能とした航宙機。GFX-D002aと同様、外形違いの8機種の中の1種である。なおガレージキットのデザインは横山宏が行った。 GFX-D002c ファイター 『ギャラガ』、UGSFシリーズ公式サイト、バンダイナムコエンターテインメント YouTubeチャンネルで登場。プレイヤーの自機。武装はハイプレッシャー・パーティクルキャノンを一門搭載する。「コンバインド・システム」による2機連結状態「デュアル・ファイター・モード」となることで、攻撃力が倍となる「デュアル・シンクロナス攻撃」を可能とした航宙機。GFX-D002aやGFX-D002bと同様、外形違いの8機種の中の1種である。「Galaga(ギャラガ) 30周年記念ムービー」の動画に登場する機体。 GF-17 オウガヘッダー 『ギャプラス』『スターイクシオン』で登場。プレイヤーの自機。専用の外部戦闘ユニット「ブラスターヘッド」を交換することによって、様々な機能を付加できるようにした航宙機。ギャプラス軍団との戦闘で投入された。 ブレスト・ファイター 『ギャラガ'88』で登場。プレイヤーの自機。デュアル・ファイター・モードを上回る、3機合体による「トリプル・ファイター・モード」を搭載している。 GF-X タイクーン 『スターイクシオン』で登場。プレイヤーの自機。未完成の試作機。一人乗りの単座の戦闘機ではあるものの、ドラグーンJ2並の重戦闘艇と呼ぶべき規模の機体である。『スターブレード OPERATION BLUE PLANET』で、敵であるUIMS側にも本機と同じコードネームがついた機体があるが関連性は不明。 ガイア系航宙機 G.A.I.A.(ガイア) 『スターラスター』で登場。プレイヤーの自機となる高機動航宙機。「Galaxy Absolute defense line Interception Armament」 の略称。わずか5mの機体に準ビッグバンパワーを発揮できる「クェーサードライブ」を搭載し、さらに航宙機として初めてフォトントーピドー(光子魚雷)を搭載した。全長5.3m、静止質量13.3t、出力1.13×13^13;キロワット、推力1.88×10^9kg。 SL-01 G.A.I.A.Σ(ガイアシグマ) 『スターイクシオン』で登場。プレイヤーの自機。G.A.I.A.直系となる後継機。 ブラスター系航宙機 ブラスター 『ボスコニアン』で登場。プレイヤーの自機。旋廻性能を重視した航宙機。前後へ攻撃する能力を持つ。 GF-09 スパルタカス 『スターイクシオン』で登場。プレイヤーの自機。ブラスターのリファインモデル。 ブラスターFR 『ブラストオフ』で登場。プレイヤーの自機。攻撃範囲を4種類持ち、それを切り替える能力を持つ。 ブラスターMk-2・フェニックス 『ファイナルブラスター』で登場。プレイヤーの自機。強力な威力を持つ「フェニックスブラスター」を搭載している。 その他系航宙機 サンダーセプター 『サンダーセプター』で登場。プレイヤーの自機。ハイパーウェイ専用航宙機。 アレス 『ギャラクシアン3 Attack of the ZOLGEAR』で登場。量産型の航宙機。航宙艇ドラグーンJ2を支援するため4機からなる部隊「ホーク チーム」が投入された。機首に3連レーザーバルカンと機体後部に小型ミサイル64発を搭載する。 カットラス 『ギャラクシアン3 THE RISING OF GOURB』で登場。量産型の航宙機。航宙艇ドラグーンRを支援するため複数機が投入された。装備は不明。
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