第9話・スポーツ編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:08 UTC 版)
「コンフィデンスマンJP」の記事における「第9話・スポーツ編」の解説
★は主要ゲスト・「オサカナ」 桂公彦(かつら きみひこ)★ 演 - 小池徹平(幼少期:宮下柚百) IT企業「モスモス」の社長。トークアプリ「モスモス」の開発によって億万長者となる。 スポーツ好きとして野球の独立リーグやサッカーの下部リーグなどのチームを買収しオーナーとなるが、高額年俸選手の解雇やコーチ陣の入れ替えなどを独断で決行。チームの崩壊後は放り出してしまうため、残されたチームは苦境に立たされてしまう。自らの意に従わない選手・監督に対しては暴言を吐きクビにするなどオーナーとして強権を振りかざしている。その悪評が広まっているため、どのスポーツクラブからも総スカンを喰らっている状態である。女性社員にセクハラをしたり、過去には学生結婚をした妻にも暴力を振るい離婚したりするなど素行にも問題がある。 応援していた野球チーム・サッカークラブを2つも潰されたチョビ髭によって持ち込まれ計画が実行。当初はチョビ髭がプロ化目前である卓球の強豪チーム「東京ジェッツ」の社長と偽ってオーナーになってもらおうとしたが直前で帰った。 次に目をつけているスポーツがバスケットボールと踏んだコンフィデンスマン達によって作られた、熱海を本拠地とする架空のバスケットボールチーム「熱海チーターズ」がプロリーグに参入するにあたってオーナーにならないかと社長の武藤(ダー子)・監督のノブ池上(リチャード)に頼まれ2.5億円で契約し、さらに試合を見た上で3年契約も考えると提示。コンフィデンスマン達にとっては試合を行うつもりがなかったものの、7.5億円を目指し試合に出場。当然の如く大敗を繰り返すが、叱ることなくチームメンバーを励ましている。 しかし、その理由はあくまで「節税対策」であり、これまでの強権人事も「チームの人気が出て黒字になってしまう事」より「チームの人気が下がり赤字になる事」を目指していたが、その理由を聞いた選手のケント(ボクちゃん)・池上を始めチームメンバーは「一度でいいから1勝する」と詐欺計画抜きで特訓するなど燃えあがり、さらにそのひたむきさによってファンが増えるなど桂の思惑とは裏腹に動き始めてしまう。そのため武藤と池上を呼び出し、チームメンバーを全員解雇し総入れ替えを決行するが、メンバーの熱意に打たれた武藤の計らいでなおも出場するメンバーに激怒し、3年契約の白紙撤回及び2.5億の返却を要求する。しかし、その場でチョビ髭によって2.5億が用意されたうえ、武藤によってクラブチームを持ち続ける真の理由を暴露される。 実は桂自身は運動神経が悪く、野球チームやサッカーチームでミスしたことによるいじめや体罰、学生時代に好きな子を運動部のエースに取られるという経験、結婚後も、妻がサッカー選手と不倫、ショックで酒浸りになってしまうなどスポーツにコンプレックスを抱き続けており、億万長者となってからはプロスポーツクラブの経営という形で選手たちをお金で支配し「所有物」「奴隷」として扱うことで優越感と復讐を味わっていた。暴露されても開き直っていたが、ひたむきに頑張るチーターズを見た事や、幼少期は多くのスポーツクラブに入るなど本当は心からスポーツが好きな事を武藤から言われ、武藤から「3年契約するか、2.5億を返してもらってずっとスポーツを恨み続けるか」と提示。最後はノーゴールによって幻となったものの勝利に沸くチーターズを見て7.5億円を払い正式にチームオーナーとなる。 コンフィデンスマン達が手を引いた後もチームは存続し、2年後にプロリーグ初勝利を手にしたときにはテレビを通じ、スポーツの楽しさを教えてくれたことに感謝していることをコンフィデンスマン達に伝えた。 劇場版の「ロマンス編」にも登場しており、赤星杯で優勝したチーターズのチームオーナーとして赤星栄介と共に記者会見を行った。 半原敦(はんばら あつし) 演 - 和田聰宏 バスケットの元日本代表候補。現役時代は故障が続いたことにより賭博に手を出し、バスケ界から追放された。 ホームレス生活を送っていたところでリチャードにスカウトされ、15年のブランクを経て「熱海チーターズ」の一員となる。右膝に故障を抱えていながらも必死に試合に挑んでいる。 コンフィデンスマン達が手を引いた後は選手兼任監督として活躍し、2年後についに念願の初勝利を手にする。 志村庄一・庄二・庄三(しむら しょういち・しょうじ・しょうぞう) 演 - 小澤亮太・伊島空・玉川蓮 熱海の半グレ兄弟(ボクちゃんからは「反社会勢力予備軍」と言われた)。学生時代はそれぞれ優秀な選手だったが身を持ち崩し、スカウト時にはボクちゃんをボコボコにするなど頭に血が上りやすく素行は悪い。しかし次第に「今更戻っても居場所が無い」として真剣に取り組んだ結果更生する。 2年後は庄一がキャプテンとして、庄二・庄三も現役で活躍している。3兄弟とも応援していた地元のヤンキー娘たちと結婚し、妊娠させている。 イスマイル 演 - MILAD ASGARABDY ただ身長が高いからという理由で五十嵐にスカウトされたケバブワゴンの店員。 運動神経0だがシュートだけを必死に練習した結果、シューターとして活躍。 その後は退団したものの、会場でケバブを観客にシュートして渡す名物店員となった。 ジェームズ 演 - MORDIO R 本名、アブバカリ・アブドゥル・イエボア。広場でダンスをしている時、黒人でガタイがいいからという理由でダー子にスカウトされた、バスケを知らないガーナ出身のダンサー。 当初はアメリカ出身という設定だったが、インタビューでガーナ出身だとバラしてしまっている。日本語は片言でダー子を「タコさん」と呼んで彼女に叱られる。 2年後もメンバーとして活躍している。 鴨井ミワ(かもい みわ) 演 - 平野美宇 強豪卓球チーム「東京ジェッツ」のプロ選手。鹿田ユウナとペアを組み、中国の強豪選手として招聘したヤン(ダー子)とチャン(ボクちゃん)相手に練習試合を挑み、15試合を1点も取らせずに勝利。16試合目でようやく2人が偽物だと看破する。 鹿田ユウナ(しかだ ゆうな) 演 - 桐生あやめ 強豪卓球チーム「東京ジェッツ」のプロ選手。鴨井ミワとペアを組んでいる。
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