相撲
歴史と沿革
相撲の歴史は古く、『古事記』などにも見られます。神事として皇室との結びつきも深く、また、祭りや農耕儀礼における行事の一つとして発展していきます。日本の国技として親しまれているほか、近年は日本発祥の武道から発展したスポーツとして国際的にも愛好者が増えています。
● 大相撲略史年表
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競技方法/ルール
まわしを締めた2人の競技者の力士が土俵上で勝負を争い、相手の身体(足の裏以外)を土につけるか、土俵の外に出すことで勝利となります。相撲は「礼に始まって礼に終わる」といわれるように、礼儀作法が重視されています。
● 決まり手
決まり手とは、勝負を決めた技のことです。 決まり手 には82種の「技」と5つの「勝負結果(非技)」があります。
その他
● 土俵
現在の土俵は、「一辺が6m70cmの正方形の土台に高さ34~60cmの土を盛り、その中央に直径4m55cmの円を20俵の俵でつくる」と決められています。
● 番附表
力士、行司、年寄の地位を示す一覧表のこと。現在の番附には若者頭、世話人、呼出(十枚目以上)、床山 (特等)の名前も記載されます。中央に書かれる「蒙御免」の文字は「ごめんこうむる」と読み、その近くには開催年月日と場所、審判委員が書かれています。番附独特の相撲字で書かれ、上位になるほど文字も大きく太くなり、地位が下がるにつれて小さく細くなります。
相撲字で番附表を書くのは行司の役目で、行司が書く番附を「元書き」といいます。千秋楽の3日後に開かれる番附編成会議で翌場所の力士の地位が決まると、担当行司がタテ110cm、ヨコ80cmの用紙に書いていきます。元書きが仕上がると約4分の1の大きさ(タテ58cm、ヨコ44cm)に縮小して印刷されます。
● 本場所
日本相撲協会が主催する、大相撲の定期興行のことで、現在は年に6回開催されています。
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