相撲での河津掛けとは? わかりやすく解説

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相撲での河津掛け

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 01:35 UTC 版)

河津掛け」の記事における「相撲での河津掛け」の解説

相手外掛け切り返し攻めてきたところを逆に相手の脚を内側か掛けていき、足の甲相手の脚に引っ掛け、腕を相手の首に巻いて自分後方に倒す。 大相撲では、あまり見ることの無い、珍しい決まり手一つだが、関脇陸奥嵐1975年7月場所11日目、対大関魁傑戦)や、大関貴ノ浪が得意としていた技だった。 2012年3月場所5日目で、前頭16隆の山が同14目勢に勝った一番がある。なお隆の山十両だった2013年名古屋場所でも佐田の海にこの技で勝っている。 十両取組でもあまり見かけない技であり、2014年3月場所2日目に9蒼国来10青狼に対して決めたのが、3年ぶりの十両における河津掛け記録だった。 特に貴ノ浪場合大相撲注目大一番2度もこの決まり手勝利している。1度目1994年1月場所、当時関脇だった貴ノ浪が、まだ一度勝てていなかった横綱曙に対し土俵際奇襲河津掛けを打つと曙が思わず横転初めて曙に勝利した。この場所貴ノ浪13勝2敗の好成績をおさめ、場所後大関昇進果たした2度目1996年1月場所千秋楽、同じ二子山部屋横綱貴乃花との優勝決定戦で、貴乃花外掛け土俵ギリギリ詰まりながらも左脚一本残し捨て身の右河津掛けによって貴乃花勝利貴ノ浪自身初めての幕内優勝果たした1960年大相撲決まり手70になった時、切り返しから独立したアマチュア相撲小学生中学生では危険防止のため禁じになっており、用いられ場合直ち競技中止され取直しとなる。同一選手二度用いた場合審判員協議ののち負けとなる。

※この「相撲での河津掛け」の解説は、「河津掛け」の解説の一部です。
「相撲での河津掛け」を含む「河津掛け」の記事については、「河津掛け」の概要を参照ください。

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