登場政党・機関・場所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:47 UTC 版)
「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の記事における「登場政党・機関・場所」の解説
主要政党一覧 当ドラマに登場する政党は全て架空であるが、実在の政党と似せている所がある。 穏健党 (De Moderate)。ビアギッテが、シーズン1・2で所属している中道派政党。党首はクルーセ。前党首はビアギッテ。ラディケーリ党に似ている。 新民主党 (Nye Demokrater)。穏健党に反発し、離党したビアギッテが、シーズン3で新しく立ち上げた新党。新中道派政党。初代党首及び現党首はビアギッテ。自由同盟に似ている。 労働党 (Arbejderpartiet)。中道左派。党首はトアセン。前党首はフクセンハーベン。社会民主党に似ている。 緑の党 (Miljøpartiet)。左派政党。党首はカーステン。前党首はアミーヤ。社会主義人民党に似ている。 団結連盟(Solidarisk Samling)。左翼政党。党首はリンデンクローネ。前党首はナグラディ。赤緑連合に似ている。 自由党 (De Liberale)。中道右派。党首は元首相及び現首相のヘセルボー。ヴェンスタ党に似ている。 新保守党 (Ny Højre)。右派政党。党首はヴュボネ。保守党に似ている。 国民党 (Frihedspartiet)。右翼政党。党首はサルトム。国民党に似ている。 三権機関一覧 当ドラマの舞台の中心となる「デンマーク国会(フォルケティング)」の構成は以下の通りである。 1953年にデンマーク王国憲法改正により、二院制から一院制の国会となった。 開幕日は10月の第一火曜日から、翌年の6月5日(デンマークの憲法記念日)までである。 開幕式にはデンマーク女王をはじめとする、デンマーク王室関係者達の参列の下に、首相が開会演説を行う。 閉幕式は開幕式と同様に、女王と王室関係者達の参列の下に、首相が閉会演説を行う。 会期はその内の100日前後。 議席数は179議席(過半数=90議席)。 任期は4年(日本の衆議院同様、途中解散あり)。 途中休会期間はクリスマス、イースター、夏休み(6/5〜)の時期。 当ドラマの主人公のビアギッテ・ニュボーの首相時代の職場である「デンマーク首相府」の構成は以下の通りである。 首相執務室。首相府の中心であり、首相が常駐する場所。デンマーク首相及び首相代行だけが座れるデスクがあり、対談するための格式高いテーブルとソファも設置されている。デンマーク政府の中心地的な場所。 オフィス。首相府事務次官や首相のスピンドクターや首相秘書等、デンマーク首相を補佐する人々が業務を行う場所。 会議室。デンマーク国内外の政策や外交や防衛、様々なことについて各閣僚や連立与党間で話し合う場所。 記者会見室。マスコミ各社の記者を集め、定期的に記者会見を行う場所。 受付。首相府に来場した人達を受け付ける。しかしデンマーク首相府自体がほぼ吹き抜けのために、事前に来場者がわかってしまい首相執務室やオフィスに招かれるため、あまりある意味がない場所。 エレベーター。首相府の受付近くにあり、多くの人達が下の階の入り口から乗ってやってくる。 トイレ。誰でも入ることができ使える。ハネ・ホルムはこの中で酔衰し倒れた。 その他に「マリンボー」と呼ばれるデンマークの首相公邸が登場する。ビアギッテは首相になっても自宅通いであり、行くことはマレであるが、本来はこのマリンボーがデンマーク首相の住まいとされている。が、引っ越すか否かは首相の意向次第である。 当ドラマの主軸「デンマーク政府」のポスト一覧は以下の通りである。 総理大臣。デンマーク政府の代表者。 外務大臣。総理ポストが就くことが多い。 財務大臣。手堅い金庫番。過去に好かれた者はいないらしい。 防衛大臣。デンマーク軍のトップ。 法務大臣。デンマーク公安のトップ。 産業大臣。 気候・エネルギー大臣。 教育大臣。 厚生大臣。 労働大臣。 社会・男女平等大臣。 国際開発大臣。元ヘセルボー政権末期に新設されたポスト。 マスコミ担当大臣。 EU担当大臣。 政党機関一覧 当ドラマの主人公のビアギッテ・ニュボーの新民主党党首時代の職場である「デンマーク新民主党本部及び党」の構成は以下の通りである。 広さは327平米。 元織物工場。 安物の工場でトイレには水漏れもあったほどに粗末な作り。 第二次大戦中は、ドイツ軍の仕事を引き受けた鍛冶職人の工房だった。 多くの人が入れるフロアがあり、全議員が集まり、挙手などで政策を決める。 小さな会議室があり、新民主党員達が政策等の話し合いをする。 そこそこ大きなキッチンがあり、コーヒーや料理は全てここで作る。 元工場だったためトイレは広く、混むことはまず無い。 党員の年会費は300クローネ。 党のシンボルカラーはオレンジ。これは民主主義革命を意味しており、革命の赤と自由の白を混ぜた色である。同じ欧州地域にある国、ウクライナで起きた、オレンジ革命にも関連している。 党旗や選挙ポスターに入っている「✖(クロス)」は、デンマークの選挙においては、選んだ候補者に「〇(マル)」ではなく「✖(クロス)」を付けるのが一般的であるために「私達を支持して欲しい」という意味合いが込められている。 報道機関一覧 架空の公共放送局であるTV1は、実在のデンマーク放送協会(DR1)と似ており、架空のタブロイド新聞のエクスプレス(Ekspres)は、実在のデンマークのタブロイド新聞(Ekstra Bladet)に似ており、架空の民放局TV2は、実在のデンマーク放送局(TV2)に似ている。 場所(国外)一覧 南北カルーンは全くの架空の国々であり、その二国の各地方も全て架空の産物である。デンマークに来た、バイアーノフとグロージン大統領の祖国であり、東欧にあるとされるトルギシアも全くの架空の国である。だが、それ以外に登場する国々や、地域(グリーンランド等)は全て実在している、または、かつて実在していた国々や地域である。 ヨアキムが総帥であるデンマークを代表する大企業「クローネ産業」は全くの架空企業であり、シーズン3、1話でビアギッテが働いていた香港企業も全くの架空の企業である。 場所(国内)一覧 北ユートランド地方やラウス地方やアルバツロン地方は、全てデンマーク国内に実在している地方である。ナーアブロー地区やウスタブロー地区やベスタブロー地区も、全てコペンハーゲン市内に実在する地区である。 他にもシーズン3、1話で穏健党党首選会場となった「アーケン美術館」も実在する建物場所である。
※この「登場政党・機関・場所」の解説は、「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の解説の一部です。
「登場政党・機関・場所」を含む「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の記事については、「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の概要を参照ください。
- 登場政党・機関・場所のページへのリンク