登場人物II
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影の軍団 柘植新八:千葉真一 八王子の山奥に住んでいた伊賀一族の頭領で服部半蔵の末裔。忍装束では唯一三連星の鉢金付き頭巾を被り、六尺手拭で鼻と口を覆うときとそうでないときがある。変異抜刀霞斬りの達人。軍団結成後はももんじ屋「やまびこ」の食料調達である猟師という表の顔を持ち、とぼけた性格の好人物で、“新さん”の愛称で親しまれている。店にいるときは板前にもなる。最終決戦後、軍団を解散を宣言し生き残った小六・竜吉に別れを告げ、一人旅立った。 鶴三:江藤潤(第7話、第9話、第11話、第13話 - 第16話、第19話を除く) 新八と共に八王子の山奥で暮していた。江戸に出てきてからは、遊び人としての表の顔を持ち、「やまびこ」に出入りしている。歌之助・小六・竜吉の兄貴分で「兄ぃ」と呼ばれている。最終決戦にて、大岡に雇われた用心棒の小谷仙四郎に倒され死亡。 お朱鷺:朝加真由美(第19話を除く) 軍団の紅一点で、新八らと共に八王子の山奥で暮していた。江戸に住み始めてからは街頭で軽業師をし、「やまびこ」を手伝う。戦闘では黒の忍装束に忍び頭巾・髪を下ろした無造作ポニーテール・赤の鉢巻きに結髪したポニーテールのパターンで応戦。最終回で忠光の屋敷に潜入したが、用心棒の小谷仙四郎に見つかり斬られたが、屋敷に乗り込んだ新八と仙四郎の斬り合いで、最後の力を振り絞り、仙四郎の足を両手で抑え込み、新八の仙四郎成敗手助けをして、忠光の居場所を言い残し、新八・小六・竜吉に看取られて死亡。 歌之助:星正人(第13話まで) 情報収集と手榴弾の名手。新八らと共に八王子の山奥で暮していた。江戸に出てきてからの表の顔は髪結い。女にもて、色事にも長けている。第13話で一目惚れした商家の妻女を救おうと単身、敵地に乗り込んでいくが、無数の槍で刺され死亡。 小六:黒崎輝(第8話、第11話、第17話、第18話、第22話を除く) 鉄甲を使って戦う。新八らと共に八王子の山奥で暮していた。表の顔は庭師でだんごが好物。最終決戦で負傷するも最後まで生き残った軍団員の一人。 竜吉:崎津隆介 小刀の逆手2刀流の使い手。表の顔は「やまびこ」の店員で、元から江戸に住んでいた。小六同様、最終決戦で負傷するも最後まで生き残った軍団員の一人。頭領の柘植新八に軍団の解散を告げられた。 吾平:長門勇(第1話 - 第4話、第6話 - 第13話、第15話、第24話、第25話) 表の顔は飄々とした「やまびこ」の主人。新八率いる軍団の参謀格で、仕込み槍・釵の使い手。鉢金付き頭巾を被る。伊賀一族が江戸から撤退した後、竜吉・娘のお春と共に残り、密かに動向をうかがっていた。第25話で「やまびこ」が椎名組に乗っ取られ、椎名組の頭領穴吹左門と決戦で斬られ、店に仕掛けた罠を発動し、左門と一緒に戦死。先に死んだ伊賀の隠れ老忍と一緒に火葬された。 市井の人々 平賀源内:山村聰(第8話、第15話、第19話を除く) 新八とは旧知で医学・語学・芸術・発明に該博な人物。さまざまな発明品で新八らを側面からフォローする。 はやて小僧:真田広之(第1話 - 第3話、第7話、第11話、第12話、第14話、第20話、第22話、第26話) 盗んだ金を貧しい人に分け与える義賊だが、根来忍者の出。本名は不詳。ひょんなことから、新八たちや源内と知り合い、協力する。幼いころに家族を殺され、天涯孤独の身。武器は鳶口。 おりん:樹木希林(第4話、第18話、第19話を除く) 湯屋「鶴の湯」の女主人。近所の「やまびこ」に苦情を訴えにきたところ、その場にいた新八に一目惚れしてしまい、その後は積極的にアプローチをかける。 万吉:松本敏男(第1話、第2話、第9話) おけい:徳永まゆみ(第2話から) おりんの営む湯屋の奉公人。 正太:谷村隆之(第4話、第6話 - 第8話、第10話、第16話) 新八が狩りをしていた時に出会った少年。母親だったお夕と別れた後「やまびこ」に引き取られる。松代藩真田家当主の落胤で、第16話にて藩を存続させるべく藩主世子となった。 甲賀流椎名組 椎名美里:志穂美悦子(第1話、第2話、第5話 - 第7話、第13話、第17話、第19話、第22話) 頭領。新八を父親の仇と思い込み、忠光の命のもと影の軍団の殲滅を図る。第17話で、実は忠光によって殺されたことを知るも目を斬られて失明し、新八たちに救われた後、手形を残して旅立っていく。 黒岩幻斎:佐藤京一(第25話まで) 美里の配下、鎖鎌を使う。 穴吹左門:林彰太郎(第25話まで) 幻斎と共に美里に仕えていたが、第17話で椎名組頭領の地位に目が眩み、美里を裏切り新たな頭領の座に就く。 闇将軍と大岡二十六人衆 大岡忠光:成田三樹夫(第1話 - 第3話、第6話 - 第8話、第14話、第16話、第17話、第26話) 将軍家側用人にして闇将軍の異名を持つ、大岡二十六人衆の総帥。衆望のある吉晴を暗殺して、家重を将軍職に就けることに成功する。備前守(本作品設定)。 本多伝九郎:原口剛(第1話) 公儀目付頭でお霧の情夫。 三宅麦秋:峰岸徹(第2話) 平沼多十郎:南原宏治(第3話) 新発田藩家老 高貫兵部:内田稔(第4話) 西大路頼房:芦屋雁之助(第5話) 山野辺:鳳八千代(第6話) 逆井蘭堂:石橋雅史(第7話) 伊賀一族長老。伊賀を裏切り二十六人衆の一人となった。 丸定屋:菅貫太郎(第8話) 遠州屋嘉兵衛:福山象三(第9話) 浪花屋茂平:深江章喜(第10話) 芹沢兵部:田口計(第11話) 佐伯紫雲:浜田晃(第12話) 現世法師:江角英(第13話) 粟津泥舟:小沢象(第14話) 七兵衛:松山照夫(第15話) お仙:李礼仙(第16話) 諸田道元:阿藤海(第19話) 弥藤次:伊吹剛(第20話) 根来忍者。影の軍団を殲滅と連判状の奪還を狙って公儀御庭番の地位を得ようと目論む。弥吉という名で「鶴の湯」の三助に雇われる。 筒井将監:睦五郎(第22話) 勝沼代官。 輪樹院覚子:大信田礼子(第23話) 前将軍吉宗の最後の側室。 甲賀のくノ一(第24話) 双面の術を使い、花袖太夫や男衆に成りすまして源内の作る人参を入手せんとする。 幕府 徳川家重:石橋蓮司(第1話、第2話、第14話、第26話) 9代将軍。忠光の傀儡と化している。 徳川吉晴:伊庭剛(第1話) 家重の弟。9代将軍最有力候補であったが… 伊賀者 お霧:松坂慶子(松竹・第1話) 新八の義理の妹。二十六人衆の名を連ねた連判状を兄に託した。 お春:高橋晶子(新人・第25話まで) 「やまびこ」の看板娘。吾平の娘で伊賀一族の血を引いているが、忍びの術は心得ていないため軍団員ではない。 久蔵:北村英三(第1話) 新八らと共に八王子の山奥に住んでいた老齢の忍者。 甚助:相馬剛三(第1話) 菊丸:矢吹二朗(第7話)
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