浅間信仰とは? わかりやすく解説

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浅間信仰

読み方:センゲンシンコウ(sengenshinkou)

富士信仰一種富士山の霊をまつった浅間神社信仰


浅間信仰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 08:24 UTC 版)

富士信仰」の記事における「浅間信仰」の解説

ここでは特に浅間信仰について詳述する古く富士そのもの崇拝対象にする思想生まれ山麓の諸地方富士の山神である浅間大神奉納祭祀する神社設立されるようになった。浅間信仰とはそれに端を発する信仰である。 浅間信仰のとなる浅間神社は、富士山神霊として考えられている浅間大神祀る神社である。静岡県および山梨県中心として全国に約1300社の(富士神社)が分布する富士山8合目上の大半境内詳細富士山本宮浅間大社にて)とする富士山本宮浅間大社静岡県富士宮市)を総本宮としている。なお富士山本宮浅間大社元宮とされる富士山本宮山浅間神社は、社殿持たない形式神社であり、富士信仰祭祀形態を持つ神社として希少である。 浅間大神は、木花咲耶姫命のことだとされるのが一般的である。浅間神社祭神コノハナノサクヤビメとなった経緯としては、コノハナノサクヤビメ出産関わりがあるとされ、火中出産から「火の神とされることがある。しかし、富士山本宮浅間大社社伝では火を鎮める水の神」とされている。しかし、いつ頃から富士山の神が木花開耶姫命とされるようになったかは明らかではない。多く浅間神社なかには木花咲耶姫命父神である大山祇神や、姉神である磐長姫命主祭神とする浅間神社もある。浅間神社中には浅間造呼ばれる特殊な複合社殿形式を持つものもある。浅間大神神仏習合によって、浅間大菩薩呼ばれることもある。 富士山はしばし噴火をして山麓付近に住む人々被害与えていた。そのため噴火抑えるために、火の神または徳の神であるとされた木花咲耶姫神体として勧請された浅間神社も多い。 富士信仰とは、直接の関係はないが、日蓮宗富士門流日興門流)も富士山拠点置いている。宗祖日蓮の「富士山本門の戒壇建立すべきものなり要旨)」との遺命に基づき富士山麓大石寺建立されている。その他にも、日蓮高弟日興およびその弟子たちによって有力な寺院宗派開設されており、上条大石寺北山本門寺西山本門寺小泉久遠寺下条妙蓮寺総称して富士五山呼ばれる富士信仰とは直接関わりはないが、やはり現在においても富士山宗教的な聖地見なされることが多い。白光真宏会、オウム真理教法の華三法行のように、活動拠点を置くなどする新宗教教団存在する

※この「浅間信仰」の解説は、「富士信仰」の解説の一部です。
「浅間信仰」を含む「富士信仰」の記事については、「富士信仰」の概要を参照ください。

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