殺人プロフェッショナル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:13 UTC 版)
「愛の戦士レインボーマン」の記事における「殺人プロフェッショナル」の解説
初期はイグアナ、エルバンダを含む7人がレインボーマンの7種の超能力に対抗すべくアフリカから派遣されてきた。 うち5人は棺の中からその奇怪な姿を現す。棺には、中で眠っている殺人プロのイニシャル(F、G、H、I、J、L)が刻まれている。 フドラ、ガルマ、ジェノバードの造形は、予算の都合で全身の着ぐるみの製作が叶わず、市販品の化け物ゴムマスクをそのまま使用した。 イグアナ 演 - 塩沢とき アフリカ基地から来たアマゾンの魔女。レインボーマンを倒すための殺人プロフェッショナルチーム・レインボー暗殺部隊のリーダー。不気味な魔術を駆使してレインボーマンを苦しめた。人間の血が好物で、光が弱点。最期は、レインボーマンと徹夜の死闘を繰り広げ、ヨガの眠りについたタケシを殺そうとした時に、背後から昇ってきた朝日を浴び絶命した。当初、掲載誌の記事で復活がほのめかされていたが塩沢のスケジュールの関係から叶わず、新キャラクター・ゴッドイグアナが新たに設定された。第14 - 25話に登場。化け猫 イグアナの飼い猫が魔力によって変身した彼女の分身体。夜陰に乗じてタケシを襲った。目を光らせて相手に猫の目催眠をかけることができる。遠当ての術をことごとくかわすなど非常に俊敏で、鋭い爪を武器としている。最後は不動金縛りの術を受けて元の黒猫に戻り、イグアナの所へ逃げ帰ってしまった。24話に登場。 フドラ 毒薬から毒蛇まで、あらゆる毒を使う毒殺のプロ。口から人間を即死させる猛毒針、右手からエネルギーを吸い取る毒が塗られた毒糸を放つほか、毒蛇、毒蜘蛛、蠍を操りナイフや鎌も使用する。ダッシュ6に地中に引きずり込まれて最期を遂げる。第14 - 15話に登場。 ガルマ 「人間ポンプ」の異名を持ち、 火炎放射ガルマファイヤーと、人間を白骨化する溶解液ガルマブルーが武器。攻撃力は高いが、レインボーマンのジャンプを見て「かっこいいなぁ」と呟いたり、不動金縛りの術に2度もかかってイグアナにも呆れられるなど間抜けな性格。それが災いして殺人プロでは唯一レインボーマンに有効打を与えられず、最後はダッシュ7に腹を破られ、自身の炎と溶解液によって白骨となり死亡した。第15 - 16話に登場。 ヘロデニア3世 演 - 江見俊太郎 シルクハットに黒マントで現れる。自身の戦闘能力は低いが、怪物ヘドロンを操っており、ヘドロンのガスで敵を石化させてしまう。かなりの自信家。レインボーフラッシュで傷つき、その後少しレインボーマンと戦った末に死亡した。第17話に登場。ヘドロン ヘロデニア3世が壺から召喚する人間大のアメーバのような生物。触れた人間を化石にし、さらにレインボーマンの術を吸収して大きくなるという厄介な敵。最終的に3体現れるが、ヘロデニア3世の死と共に全て消滅した。第17話に登場。 アイスリー 「白夜の魔女」と呼ばれる3つの目をもち、氷結攻撃を得意とする魔女。頭部の一本角から吹雪を噴出したり、氷の剣で相手を凍結したりする。「星っ子」と呼ばれる口のきけない少女に変身し、南朝貴族の隠れ里に潜んでいた。最後はダッシュ5のフラッシュを浴びて倒された。第17 - 18話に登場。星っ子 演 - 斉藤理花 星空の夜に、南朝貴族の隠れ里にやって来た(そのために星っ子と呼ばれている)という口のきけない少女。よく一人で毬をついて遊んでいる。里の人々に育てて貰っていたが、その正体はタケシを監視していたアイスリーだった。第17 - 18話に登場。 ジェノバード マントにつけた麻酔ガス弾とナイフを武器とし、空転ムササビ殺法という身軽な体術を駆使する殺人プロ。マントを使って滑空することも可能。レインボーマンとの戦いでは分身して戦ったが、足音で本体を見破られ、遠当ての術の直撃をうけて爆死した。第18 - 19話に登場。 エルバンダ 演 - 大月ウルフ 魔女イグアナの実の息子。電流人間(スパークマン)の異名を持つ。電気を食べて体内に蓄積、エネルギーとし、両手の先端についた電極を接触させることによって、電撃を放つことができる。また、円盤状の物体に変形して火花を散らしながら飛行することも可能。蹴られて川に突き落とされ、背負った自分のバッテリーで自らが感電してしまうなど間抜けな所もあるが、レインボーマンを電気リングで拘束するなど強敵である。 かなりのマザコンで口癖は「はいママ」。頭もあまり良くない。最期は、皮肉にもダッシュ1の脳天稲妻落としを喰らって感電死してしまった。第20 - 21話に登場。 ゴッドイグアナ 演 - 曽我町子 「アフリカの古い魔女」と呼ばれる、イグアナの母。外見的には娘・イグアナと同年輩のような容姿をしているが実際はかなりの老女。人間の生き血を吸うことで若い姿を保っており定期的に血を補給しなかったり、光を浴びると急激に老化する。また、暗闇ゾーンに相手を引き込んで戦う。 イグアナの仇討ちをして蘇らせるためにタケシの血を狙っており、登場当初は娘の死の一因となった死ね死ね団とも敵対し、レインボーマンと死ね死ね団との三つ巴の様相を呈していたが、終盤にはレインボーマンを倒すという共通の利益のために死ね死ね団とは互いに利用し合う(共闘を提案したゴッドイグアナに対して、ミスターKはだまし討ちでボーグαを撃ちこんだ。しかしゴッドイグアナは、Kの知らない所で自らの手でボーグαを引き抜き、粉々に吹き飛ばし、その後はサイボーグとしてKに忠誠を誓っている風を装った)。 自らの血液からバッドシスター、ミイラシスターといった分身を生みだし、レインボーマンへの刺客として差し向けた。分身が傷つくと自分も傷つく。最後は、自身とレインボーマンとの戦いの最中、傷を負ったレインボーマンが流す血を必死で集めていたところを太陽の剣で倒された。第40 - 52話に登場。バッドシスター 「光を知らぬコウモリの魔女」と呼ばれるコウモリの能力を持った魔女。盲目であるため、レインボーマンの光の技が効かない。音を頼りにして空を飛び、さらに草木を枯らす黄色いガスを口から吐き、マントから放つ毒針を武器に戦う。レインボーマンによって地中に引きずり込まれそうになったときには、自ら足首を切断、逃げ延びた。レインボーマンだけでなく、サイボーグとなったロリータにも襲い掛かるが、返り討ちにされてしまった。第46 - 47話に登場。マスクは、ジェノバードのものを、髪をパーマにするなど手を加えて流用している。 ミイラシスター ピエロの姿で登場したが、その正体は全身を包帯でぐるぐる巻きにしたミイラ。ナイフと左拳から噴き出す黒煙で戦う。また、指先から毒ガスを噴射したり空中を浮遊したりする能力を持つ。命のない身体なので、剣で刺しても手応えがなく、攻撃が効かない強敵だったが、真空竜巻の術で体を粉々に吹き飛ばされて倒された。第48話に登場。
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