斎京学園高校新体操部とは? わかりやすく解説

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斎京学園高校新体操部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 04:21 UTC 版)

MiX!」の記事における「斎京学園高校新体操部」の解説

諏訪 蘭丸(すわ らんまる) / 須賀 (すが らん) 本編の主人公。斎京学高校1年3組。「男の娘」であるがため女性的な自分容姿コンプレックス持っている中学時代友人である佳奈振られたことをきっかけに、高校では男らしくなるため空手部に入部するつもりだった。しかし手違い事故によって、ほとんど涼子引きずり込まれるように女子新体操部に入ることになり、涼子代役の「女子」として新入生歓迎会出場することになってしまう。当初歓迎会代役の責を果たしたらすぐに新体操部辞めあらため空手部に入ろう考えていたが、歓迎会自分演技感動して入ってきた新入部員たちに引き止められる形でそのまま部に残ることになる。そして、特別枠参加できる女子大会への出場目指すことになる。 男子としては小柄かつ華奢で、涼子真琴よりも背が低い。顔立ちだけでなく、骨格含めた体形ナチュラル女性的であり、ぬこからは「男子骨盤ではない」とまで言われている。またクラシックバレエ日本舞踊などといった女性的な稽古事幼いころからやっていた影響で、無意識のうちに女性のような立ち居振る舞いをしてしまうことが多く自身でも、女性のような振る舞いをするのは楽だ自覚している。幼馴染みからは昔から「私(たち)のお姫様」と呼ばれている。女の子よりも乙女表情をすることがあると言われる一方で、ここぞというところでは「直球」「男の子」であるとも評されている。 入部するまで新体操経験皆無だったが、クラシックバレエ経験があり、また涼子以外の部員全員上回る天性の体の柔軟性をも兼ね備えており、手具扱いはまだ初心者であるものの体の動き涼子なみにきれいと評されている。涼子曰く希少」な存在涼子蘭丸女子新体操部引き入れたのは、事故の際にその非凡な身体能力見抜いたため。 女子としては「須賀」という偽名使い涼子たちと同じ2年生ということになっているその際メイク施しカラーコンタクト瞳の色変え、髪もかつらによりポニーテールとなっている。服装は、部活の時はぬこの実家の子会社制作され特注レオタード胸パッド入りで、股間部分補正されて男だとはバレないようにされたもの)、部室への行き帰りの際は予備女子制服リボンのみ2年生の色に交換)を着用している。合宿では、やはり特注女子用の水着着用した。また夏祭りバイト巫女衣装着たこともあり、その際には涼子たちから「かなり危険な域に達している」などと絶賛された。女装時のスリーサイズ825675。 「」の格好をしている時は普通に女の子にしか見えず、他の1年生部員クラスメートにも男とはまったく気づかれなかった。その正体を知るのは新体操部では涼子美琴、ぬこの3人、そして幼馴染みである正春のみだったが、5巻にてひょんなことから佳奈蘭丸であることがバレてしまう。 白鳳院 涼子はくほういん りょうこ) 斎京学高校2年生女子新体操部部長大人っぽい美貌すぐれたプロポーション持ち主で、勉強運動トップクラスであり、校内ではファンクラブができるほどの人気を誇る。一方で腹黒い策士的な一面もあり、蘭丸たちもしばしばその罠に陥ってしまう。実家旧華族家柄で、ぬことは幼馴染み部位フェチで、蘭丸の鼻や美琴の胸、ぬこの耳たぶ触れて堪能している。 幼少の頃から新体操をしており、ぬこ及び佳奈いわく「世界レベル」のずば抜けた実力持ちながらも、試合には一切出場したとがない。その理由には、あかねの存在関係している模様また、あかねが存命時はとてもおとなしく引っ込み思案な性格だったらしく、むしろあかねの方が現在の涼子似てたらしい蘭丸に対しては、女子新体操部引っ張り込んだことに多少責任感じつつも、女装させていろいろ振り回すことを面白がっているところがある。それでも何かと気にかけて意識している様子北条寺 美琴ほうじょうじ みこと) 斎京学高校2年生空手部と掛け持ち新体操部所属しており、新体操高校入ってから始めた模様一人称は「ボク」。長身かつ巨乳であり、ふわふわ・のんびりとした雰囲気持っているが、空手黒帯有段者である。幼いころ両親失い、現在は叔母の家で暮らしている。 獅子堂 ぬこ(ししどう ぬこ) 斎京学高校2年生で、生徒会長務めている。大きな白いリボン八重歯チャームポイント小柄可愛らしい容姿だが、古風な爺言話し、またきわめて真面目な性格をしており、怒らせるとかなり怖い。特に「」と呼ばれる激怒するが、涼子からは大抵そう呼ばれている。涼子とは幼馴染みであり「生涯好敵手」としていつも一方的に絡んでいるがことごとくやり返されている。涼子と同様、幼い頃から新体操をしており、部内では涼子に次ぐ実力を誇る。 実家は「獅子コンツェルン」で、斎京学園もその傘下のひとつ。一人娘として将来は家を継ぐことになると考えているが、親からあまり期待されていないとも感じており、ひとり悩んでいる。そのためもあってか常に気を張り詰め無理して頑張っているようなところがある。なお、優輝とは親同士決めた許嫁であったが、様々な葛藤の末に婚約解消することを選んだ蘭丸に対しては、優輝の一件運動会などを通じて異性として明確に意識するようになってきている。しかし照れ屋ツンデレ傾向があり、素直に好意を表すのが苦手な模様三枝 佳奈(さえぐさ かな) 斎京学高校1年3組蘭丸初恋相手だったが、同性ありながら恋愛感情抱いており、中学卒業前に蘭丸告白断った小学生のころに事故遭って重傷負いその後遺症で今も右足を少し引きずっており、あまり激し運動できない高校入学後マネージャーとして女子新体操部入部したが、そこでも同性(であるはず)のに対して顔を赤らめるなど、どこかレズ的な傾向見受けられる涼子たちの配慮正体蘭丸であることを知らされていなかったが、後にひょんなことから真相気づいてしまう。おとなし印象反して物事をはっきりと言いきってしまうところがあり、曰く天然毒舌」。 実は小学生時に新体操をしていた。当時お稽古事として嫌っていたが、事故運動ができなくなった後で純粋に新体操向き合えるようになり、現在は一ファンとして新体操愛している。 神埼 未亜かんざき みあ) 1年生新入生歓迎会演技感動して入部する髪型二つ分けた縦ロール小柄で、誰に対して物怖じしない元気で明る女の子を「お姉様」と呼び慕っている。実家喫茶店運営六条 真彩ろくじょう まあや) 1年生新入生歓迎会演技感動して入部した礼儀正しい黒髪の和風少女実家大きな寺で、憧れているに対して失礼なことを働いてしまったと思い込むと、何故か持ち歩いている懐刀自分の髪を剃ろうとするなど突飛な行動起こしそのたび周囲から止められている。

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