帝とその関係者とは? わかりやすく解説

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帝とその関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:43 UTC 版)

うたわれるもの 偽りの仮面」の記事における「帝とその関係者」の解説

帝(ミカド) 声 - 木村雅史 ヤマト統治し絶対的権力を持つ人物老人の姿をしており、足が不自由で車椅子使っているが、数百生きているといわれている。帝都には壮年時の帝の像があるほか、姿絵なども出回っているが、現在は長らく一般庶民前には姿を現していない聡明博識な賢君として、諸将忠誠一身集め大人物であると同時にヤマトの民からは現人神太陽のような御方として崇拝されている。帝本人威厳があるものの穏やかで、滅多に怒ることはないが、帝の意向に逆らうことは許されないことと、ヤマトの民には考えられている。 オシュトルがハク一行を都へ導いた直後、ウルゥル、サラァナよりハクについての報告を受け驚喜した一方ハク記憶失っていることも知らされて、しばらく様子を見ることにする。そこでハク達が帝都到着してからしばらくして、ウルゥル、サラァナを使ってハクを、聖廟にある庭園へと呼び出すと、「チリメン問屋隠居ミト」と名乗って正体隠しハクから、記憶失って目覚めた後に起こったことなどの身の上話聞いている。 アンジュ狂言による誘拐騒動一段落すると、アンジュ救出したということにされた)ハクを、帝として宮廷呼び出し、“褒美”としてウルゥル、サラァナを下賜した(真の目的は、ハク護衛および自分と連絡役を務めさせるため)。その後時折ミト」としてハク呼び出しや酒などを飲みながら話をしている。 ゲーム版ではハク達がタタリ正体目の当たりにするウズールッシャ遺跡調査の後、ハクに自らの真実明かす。 その正体旧人類(オンヴィタイカヤン)の生き残りで、ハク実の兄。過去起きた旧人類タタリへと変貌させられ災厄目の当たりにし、そこから生じた人類同士殺し合いからただ一人逃れた自分タタリになるのが避けられたのは、自分自身基礎体力向上などの被験者したためではないかと自ら推察している。同時にこの研究意図せず寿命通常の人間よりもはるかに伸ばすことにも繫がったその後アマテラス制御取り戻して地上環境整え地上に出ることに成功するが、孤独のあまりデコイ作って文明を起こさせ、今に至るまで生き延びてきた。それから旧人類復活と、眠りにつかせていたハク捜索のため、ヤマト建国して敵対勢力排除し占拠した各地遺跡から得られ情報元に研究続けていた。 だが、延びた寿命をもってしても老化避けられず、残りの命は短いものとなりつつある。ヤマトの帝の座はアンジュ継承させる一方最後に残った人として自分が行ってきた研究ハク委ねようとする。トゥスクル先皇の陵とされる旧人類過去の研究であった遺跡があるオンカミヤムカイの調査要望し続けた断られ、自らの最後の成すべきこととして、ヤマトの軍にトゥスクル侵攻命ずる。しかし侵攻最中突如として崩御その後薬師調査で、毒を盛られと言われており、その容疑者としてオシュトルとホノカの名が上げられることになったアニメ版 帝の死因語られておらず、帝殺害容疑者とされているものはいないが、(弟の)ハクタイミング的にアンジュ暗殺事件連動した謀略とみなし、(オシュトルの姿で)帝族抹殺によるヤマト簒奪為の謀略断じて帝室復権為の蜂起促すプロパガンダとした。 アンジュ 声 - 赤﨑千夏 ヤマト皇女ヤマト多くの民から愛されている一方子供らしく天真爛漫時に我が儘振る舞い行い世情にも疎いため、たびたび周囲困らせるところがある。皇女とはいえ厳しく育てられており、ムネチカ尻を叩かれ説教されることなどもある。 皇女聖誕祭が行われたときハクたちは、薄布に隠れていたアンジュの顔をよく見ることができなかった。その後ハクがオシュトルに雇われていることを知ったアンジュは、オシュトルに会おうとして白楼閣現れるが、ルルティエが作った菓子勝手に食べるなど、好き放題にしていた。この時、アンジュ皇女だとすぐに気付いたのはネコネだけである。この時はアンジュ自身発言から、彼女が「皇女」という立場使えないよう追い詰めたクオンによって絞られ捨て台詞吐いて逃げ帰っている。だがその後菓子などを目当てに、宮廷抜け出して白楼閣に姿を現している。 また白楼閣詰め所にいたとき、ルルティエが隠していた本を見つけ、どこまで内容理解しているのかは不明だが「男同士友情」の素晴らしさ目覚めている。 よく、帝都の外の話をしてくれたオシュトルに好意抱いている。オシュトルは立場もあるため好意気付かぬふりをしているが、そのこと理解できず不満。そんな話を白楼閣でしていたとき、アトゥイが語った誘拐された女を助ける男の物語」を聞き狂言誘拐として実行しよう考えるが、アンジュを知る皆に「自分誘拐する役」を断られたところ、アンジュ正体気付かないノスリが突然その場現れ、この話に乗ってしまう。その後アンジュを「拉致ていった」場所に実際にオシュトルが現れ狂言誘拐という行動走らせた「姫殿下の目を曇らせた責任」として右近衛大将辞すると言い出したときは「余の悪戯忠臣失って御父上に申し開きうもない」とさすがに反省し、オシュトルに頭を下げて詫びた。だがその後、さらにムネチカ尻を叩かれ絞られている。 聖誕祭の後は、滅多に民の前に姿を現さない帝の代理として、たびたび民の前に姿を現している。その後、父にあたる帝の急死により泣きじゃくっていたが、帝の後継者として泣いてばかりはいられない決意したのもつかの間、オシュトルが用意したとされる、毒が盛られ飲んで倒れてしまい、一命取り留めたものの、意識混濁し、さらに喉が焼かれて声が出せない状態となっている。だがどうにかハク達に救出されエンナカムイへと運ばれた。 本人によると「天子」として祝福され存在のため、いくら食べて太らないなど特殊な体質であり、また常人なら死に至るほどの毒でもある程度えられるという。その正体は、帝の実娘が災厄タタリへと変貌した後、帝が実娘の遺伝子元に作りだしたヒトデコイ)。 ホノカ 声 - 矢作紗友里 ヤマト祭祀などを司る大宮司で、いつも帝の側に仕えている女性アンジュの本来の教育係東宮傅)でもある。ウルゥル、サラァナの母。 最初、「ミト」を名乗る帝の付き人として現れハク緑茶などを振る舞っている。この時ハクは、なぜかホノカ既視感覚えるが、ホノカ自身ハクとは初対面答えている。 その後誘拐されアンジュを“救出”したハクが、帝の前に呼び出されたときにも帝の付き人として現れ、「ミト」と「帝」が同一人物であるとハク気付くことになったトゥスクル遠征軍出発後の帝の突然の死毒殺だったことが判明すると、ホノカは帝暗殺共謀図った容疑者にされるが、エントゥアに対しハク助け求めるよう伝え自分は姿を隠す。 その正体アンジュ同じく災厄タタリへと変貌した、帝(ハクの兄)の妻であった、ほのかの遺伝子元に作りだされたヒトデコイ)で、外見似ているためハク既視感覚えた理由だった。また帝の配下などの中で彼女およびウルゥルとサラァナだけ、帝やハク正体などを詳しく知っていること明示されている。アニメ版 帝が毒殺されたように描かれていないためホノカ容疑者にはされておらず、宮廷忍び込んだクオンらに、直接アンジュ委ねている。

※この「帝とその関係者」の解説は、「うたわれるもの 偽りの仮面」の解説の一部です。
「帝とその関係者」を含む「うたわれるもの 偽りの仮面」の記事については、「うたわれるもの 偽りの仮面」の概要を参照ください。

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