国鉄160形蒸気機関車
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160形は、かつて日本国有鉄道の前身である鉄道院に在籍した蒸気機関車である。 1872年(明治5年)、日本で最初の鉄道開業に際してイギリスから輸入された蒸気機関車5形式10両中の1形式で、当初は4両が輸入された。1871年(明治4年)、シャープ・スチュアート社(Sharp, Stewart & Co., Atlas Works)製(製造番号2102 - 2105)である。本形式は、同時に輸入された機関車の中で最優秀の評価を受け、1874年(明治7年)にも細部の異なる同形機2両(製造番号2420, 2421)が増備され、計6両が輸入されている。
- ^ 5月26日京浜間走行中にパイプ一個が破裂、機関方3人が線路上に落下負傷、列車は緩急車の車長が制動したため停車することができた「京浜間列車ノ機関車破烈届ノ件」『公文録・明治十六年・第百三十四巻・明治十六年五月~七月・工部省』(国立公文書館デジタルアーカイブで閲覧可)
- ^ a b 『青梅線開通120周年』青梅市郷土博物館、2014年、34頁
- ^ 橋本英樹・近藤是・白井昭「12号蒸気機関車」(中部産業遺産研究会シンポジウム資料、2004年)P8。[1]
- ^ “12号機関車の試運転開始に関するご報告 | お知らせ | 博物館明治村”. MEIJIMURA. 2022年10月14日閲覧。
- 1 国鉄160形蒸気機関車とは
- 2 国鉄160形蒸気機関車の概要
- 3 構造
- 4 運転・経歴
- 5 保存
- 6 関連項目
固有名詞の分類
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