小谷剛とは? わかりやすく解説

こたに‐つよし【小谷剛】


小谷剛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 18:59 UTC 版)

小谷 剛
(こたに つよし)
修道社『芥川賞作品集』(1956)より
誕生 (1924-09-11) 1924年9月11日
京都府京都市
死没 (1991-08-29) 1991年8月29日(66歳没)
職業 小説家産婦人科医
言語 日本語
国籍 日本
最終学歴 名古屋帝国大学附属医学専門部
活動期間 1949年 - 1991年
ジャンル 小説
代表作 『確証』
主な受賞歴 芥川龍之介賞
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小谷 剛(こたに つよし、1924年9月11日1991年8月29日)は、医師作家

京都市生まれ、愛知県名古屋市育ち。旧制東海中学名古屋帝国大学附属医学専門部卒業。

名古屋市中川区産婦人科医院を開業、同人雑誌『作家』を主宰する。1949年上半期、「確証」で戦後復活した最初の芥川賞を受賞する。医師として活動しながら『作家』の刊行を続け、後進を育成した。

小谷の死去後、『作家』は1992年1月号をもって月刊誌としての刊行を終了。後継誌として『季刊作家』が創刊された[1]

著書

  • 『確証』改造社, 1949
  • 『空中索道』改造社, 1950
  • 『学生心中』豊文社, 1954
  • 『翼なき天使』大日本雄弁会講談社, 1955
  • 『医師と女』鱒書房(コバルト新書) 1955
  • 『花はまた咲く』住吉書店 1956
  • 『検診台 随筆』鱒書房 1956
  • 『培地』春陽堂書店 1958
  • 『青春の罪状』文芸評論新社, 1959
  • 『婦人科医のカルテ』東京中日新聞出版局, 1963
  • 『非行』学習研究社(芥川賞作家シリーズ) 1964
  • 『虎』作家社, 1972
  • 『不断煩悩』作家社 1973
  • 『火刑の海』檸檬社 1980
  • 『『作家』・芥川賞・おんな 戦後文化史の傍証』中日新聞本社, 1981
  • 『鼠の天寿』有朋舎, 1983
  • 『冬咲き模様』作家社, 1984
  • 『女性のための文章作法』講談社, 1984
  • 『男と女の性楽講座 憂うべき性常識のあやまり』講談社, 1985
  • 『連獅子』作家社 1989

脚注

参考文献

  • 作家・小谷剛と『作家』 戸田鎮子 中日出版社, 1999

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