大隈綾子とは? わかりやすく解説

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大隈綾子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 09:31 UTC 版)

大隈 綾子(おおくま あやこ、1850年11月28日嘉永3年10月25日[1] - 1923年大正12年〉4月28日[2])は、大隈重信の2番目のである[3]。50年以上にわたって夫を助け、賢妻の誉れ高かった[2][4]江藤新作小栗忠順の遺児である国子を育てたことでも知られる。旧姓は三枝。兄に小倉鉄道取締役を務めた三枝守富[5]。従兄に小栗忠順がいる[6]


注釈

  1. ^ 東京専門学校および早稲田大学早稲田工手学校の卒業式では成績優秀者に綾子名で賞品を授与することが慣例となっていた[13]
  2. ^ なお、銅像問題で学生たちはほとんど騒いでおらず、尾崎士郎の『人生劇場』には一部の誇張がある[19]

出典

  1. ^ 『華族名鑑. 明治23年版』 彦根正三編、博公書院、1890年
  2. ^ a b デジタル版 日本人名大辞典+Plus
  3. ^ 20世紀日本人名事典. “大隈 綾子とは”. コトバンク. 2021年9月22日閲覧。
  4. ^ 『大隈侯一言一行』市島謙吉(早稲田大学出版部, 1922年)
  5. ^ 美術人名辞典
  6. ^ 小栗上野介忠順家系図近現代系図ワールド
  7. ^ a b c d e f g h i j 『人間大隈重信』五来欣造、早稲田大学出版部, 1938年
  8. ^ 『寛政譜以降旗本家百科事典』小川恭一編, 1997年 1163頁
  9. ^ 『会津へ逃れた道子夫人』
  10. ^ 『老記者の思ひ出』朝比奈知泉、中央公論社, 1938年
  11. ^ a b c d 幕末維新懐古談 大隈綾子刀自の思い出 高村光雲
  12. ^ a b c キャンパスがミュージアム Vol.2 大隈庭園編早稲田大学文化推進部
  13. ^ 早稲田大学百年史 総索引年表/年表 明治二十年~二十九年
  14. ^ 『当世活人画 : 一名・名士と閨秀』佐瀬得三 (儘世) 著 (春陽堂, 1900年)
  15. ^ 『真宗史仏敎史の研究』柏原祐泉、平楽寺書店, 2000年
  16. ^ 松方正義公『近代快傑録』尾崎行雄、千倉書房, 1934年
  17. ^ 近代日本における女子通信初等・中等教育の推移と社会的役割総合科学研究第8号、名古屋女子大学総合科学研究所、2014年(平成26年)5月
  18. ^ 早稲田大学百年史』 第二巻、848-854頁
  19. ^ 服部嘉香 『随筆 早稲田の半世紀』 中和出版、1957年、25頁
  20. ^ 築地史料館:築地の梁山泊
  21. ^ 大隈邸の怪談 明治9年5月新聞集成明治編年史 第二卷 (林泉社, 1940年)
  22. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
  23. ^ 『明治大臣の夫人』岩崎徂堂 著 (大学館, 1903年)
  24. ^ 大隈伯邸全焼す 明治34年3月14日新聞集成明治編年史. 第十一卷 (林泉社, 1940年)
  25. ^ 第4回講座 東京ガスの歴史とガスのあるくらし高橋豊、川崎区役所、平成18年10月19日
  26. ^ 台所の模範 大隈伯爵家の台所『食道楽 夏の巻』村井弦斎著 (報知社, 1913年)
  27. ^ 保岡勝也イナックス・レポート175号
  28. ^ 学生リポーターが行く大隈重信ゆかりのスポット巡り早稲田ウィークリー、2013年10月14日
  29. ^ 大隈邸の結婚披露、明治33年10月11日新聞集成明治編年史 第十一卷 (林泉社, 1940年)
  30. ^ 『エピソード 大隈重信』早稲田大学
  31. ^ 大隈重信関係資料早稲田大学
  32. ^ 『通俗心理奇問正答』宮武外骨, 高島平三郎、文武堂書店, 1918年
  33. ^ 『鹿鳴館貴婦人考』講談社, 1980年
  34. ^ 『世界名士の癖』榎本秋村 (実業之日本社, 1916年)
  35. ^ 『明治のお嬢さま』黒岩比佐子、角川学芸出版, 2008年
  36. ^ 三枝 守富(さえぐさ もりとみ)幕末・明治の写真師総覧
  37. ^ 『まかり通る電力の鬼・松永安左エ門』小島直記、東洋経済新報社, 2003年


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