北方海域での戦いとは? わかりやすく解説

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北方海域での戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 08:24 UTC 版)

霞 (朝潮型駆逐艦)」の記事における「北方海域での戦い」の解説

呉に戻った18駆逐隊陽炎不知火)は、北方方面展開する第五艦隊旗艦重巡那智)の指揮下に入った6月23日大本営ミッドウェー作戦陽動占領成功したアリューシャン列島アッツ島キスカ島維持命じ、同隊は日本から兵員武器輸送する船団護衛任務就いた28日不知火の3隻が、横須賀から水上機母艦千代田輸送船あるぜんちな丸護衛しキスカ島向かった東京湾23日駆逐艦山風アメリカ潜水艦ノーチラス撃沈されたため、別の輸送船護衛する予定陽炎東京湾掃討作戦従事した7月5日未明千代田あるぜんちな丸キスカ島キスカ湾に入港した。第18駆逐隊の3隻はキスカ島沖で濃霧のため仮泊中、アメリカ潜水艦グロウラー襲撃受けたは一番砲塔前の下部被雷し、大破した沈没不知火大破した日本海軍14日附で宮坂司令の任を解いた不知火は、空襲沈没した特設運送船日産丸の残骸隠れて応急修理行った19日陽炎菊川丸を護衛してキスカ到着20日行動不能不知火第五艦隊附属となり、陽炎南方作戦の第15駆逐隊編入された。駆逐艦長波が救難資材工員乗せて27日キスカ島到着した26日から曳航実験行って曳航可能と判断され27日午後駆逐艦曳航陽炎の護衛で、キスカ島出発した悪天候のため曳航難航し燃料ひっ迫したが、8月3日幌筵島到着した5日曳航艦が駆逐艦電に代わって幌筵出発9日石狩湾入港した10日タンカー富士山丸曳航されて石狩湾発ち13日舞鶴到着した舞鶴海軍工廠修理着手した15日、第18駆逐隊解隊不知火呉鎮守府予備艦となり、31日に特別役駆逐艦指定された。9月3日不知火舞鶴到着した10月15日不知火第四予備艦指定された。不知火より修理早く進んだ1943年昭和18年5月20日第一予備駆逐艦になり、6月30日修理完了した同日新造艦訓練練成主任務とする第十一水戦隊編入された。 修理中に重油タンク加熱装置積んだは、第十一水戦隊への合流先立ち装置実験のため舞鶴工廠関係者乗せて7月4-12日の間、樺太敷香まで往復する航海実験行った実験完了して18日舞鶴出発内海西部第十一水戦隊の各艦と合流し以降訓練行った25-26日、戦艦大和電探公試協力した29日電探射撃訓練に曳的艦として協力したが、途中で曳索が切れた8月瀬戸内海訓練従事16日第五艦隊第一水雷戦隊司令官木村昌福少将)の第9駆逐隊編入することが内示された。17日大和など主力部隊が呉からトラック泊地出撃し 、第十一水戦隊早波、涼波、藤波の駆逐艦4隻が途中まで護衛した20日駆逐艦響、早波、涼波、藤波対空訓練実施したのち、呉に回航された。 9月1日は第9駆逐隊朝雲薄雲白雲司令井上良雄大佐)に正式に編入され、再び第五艦隊一員として北方海域活動することになった2日に呉を出発那智護衛して6日幌筵島到着したその後北千島列島方面で、船団護衛従事した10月29日、第9駆逐隊司令駆逐艦になった31日朝雲第10駆逐隊編入された。アメリカ軍11月21日中部太平洋ギルバート諸島上陸開始したことを受け、11月下旬から一時的に内南洋部隊指揮下に入り横須賀経由してマーシャル諸島ルオット島へ緊急輸送行った12月15日トラック泊地到着しラバウル空襲損傷した最上護衛して内地帰投した。南洋任務終えた22日舞鶴戻り電探装備対空機銃増設工事行った1944年昭和19年1月18日整備修理終えて舞鶴出撃し、北方方面での船団護衛任務復帰した3月1日不知火が第9駆逐隊編入されたが、南方海域護衛任務等に当たっていた。3月15日、第9駆逐隊白雲薄雲輸送船4隻を護衛して小樽出港し釧路港経て千島向かった16日釧路沖アメリカ潜水艦トートグ襲撃され白雲日連丸が撃沈された。周辺海域対潜哨戒行ったが、成果はなかった。31日に第9駆逐隊解隊され、薄雲不知火の3隻で第18駆逐隊編制引き続き井上大佐が司令となった6月中旬マリアナ方面戦い始まり第五艦隊各艦は横須賀への入港命じられ護衛任務中止して24日までに横須賀到着したサイパン島への海上突入作戦計画されなども参加予定したが、マリアナ沖海戦敗れるなどして作戦中止となった6月27日不知火東京湾青ヶ島の間の対潜哨戒任務に就きその後那智重巡足柄護衛して大湊向かった。再び北方での護衛任務戻ったが、7月7日小樽から北千島へ向かう船団護衛中に米潜水艦スケート攻撃を受け、薄雲沈没した8月硫黄島父島への輸送任務に当たり、以降南方での作戦備えて内海訓練行った

※この「北方海域での戦い」の解説は、「霞 (朝潮型駆逐艦)」の解説の一部です。
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