創業から現在まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 09:12 UTC 版)
2000年より介護用の住宅リフォームなどを手掛けていた創業者坂野寛が、2006年「誰もやっていない事業を」と京都市中京区で「杖専門店」を創業したことに始まる。 当初はファッション性に重点を置いた杖を販売していたが、2009年に坂野自身が目の難病を患ったことを契機に、杖が「体だけを支えるだけではなく、心も支える」と知ったことで使い手のニーズを重視した商品開発に取り組むようになったことと在庫と種類の豊富さから競争が生まれにくくなったことで業績を伸ばし、2019年現在京都市内6店舗のほか東京、大阪など全国に11店舗を展開する。各店舗には杖の専門知識を持つ杖コンシェルジュを配する。百貨店での催事販売は全国で年150回程度開催や全国約300店舗の調剤薬局での委託販売のほか、中国、台湾、シンガポールなど海外でも行う。店舗運営法として改装費を極力抑え店舗によっては営業日数を限るなどの効率的な運営で高い利益率を上げ、欧米や中国などへの進出も視野に入れている。 製造委託や輸入では欧米、中国、南米など40か国と取引がある。 常時在庫を9,000種類180,000本を取りそろえ、京蒔絵師下出祐太郎による蒔絵を施した美術工芸品としての価値も持つ高級杖をはじめ、京セラとの協業による人工宝石の装飾、螺鈿細工、京都の伝統工芸士による漆塗り、登山者にも需要が多い折り畳み式、傘に見えるカムフラージュ杖、階段昇降に便利な階段式杖、坂野が東日本大震災の被災者らが不便を強いられていることを知ったことがきっかけで開発されたLEDライトを内蔵したものなど多彩なバリエーションを持ち、坂野自身がデザインも行い、持ち手部分だけでも400種類を備える。また、同社製品は同社が介護用品を扱っていた実績から安全性にも高い配慮がなされている。 同社は2009年より10年連続で売上プラスを達成しており、セグメント別売上構成ではイベント催事50%、店頭販売35%、ネット販売6.5%、薬局販売5%、移動販売3.5%となっている(矢野経済研究所調べ)。また、在庫を倉庫ではなく店舗で管理するという発想と店舗をドミナント展開することで囲い込みにつながり、商品がうまく回転しているとされる。同社製品は公益財団法人京都産業21の「京都のええもん」にも選定された。
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創業から現在まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:17 UTC 版)
創業当時は農村の八百屋(行商)であったが、その後、食品スーパーとしての業態を整え店舗数を拡大。1990年代後半までは、県北部地方を地盤とするローカル食品スーパーであった。しかし、近年では県内の大消費地である仙台市や石巻市に進出し、勢力を急拡大している。 県北地方・登米地域周辺に展開していた形態より洗練されたスタイルの店舗を仙台市の主に近郊住宅地に展開している。また、従来の本拠地であった登米地域の店舗も仙台と同様のスタイルに建て替えを進め、仙台圏の初期店舗である塩釜店の改装を行うなど、年々、激化する同業他社との競合に生き残りを賭け、しのぎを削っている。 殆どの店舗は、10:00(一部店舗では、午前中限定のバーゲンの為に月末2日間は9:00開店の店舗あり)開店の店舗が多いが、県北部などの一部店舗では、9:30開店の店舗等も存在する。更に、閉店時間の方も、以前は一部店舗を除いて24:00閉店で統一されていたが、現在は22:00閉店・21:00閉店・20:00閉店など、開店時間と同様に特に決まった時間での閉店では無い為、2店舗以上存在する一部の市では、閉店時間の早い店舗と遅い店舗が存在する。 近年では酒類を取り扱う店舗も増えつつあり、その際は看板下の店舗名が書かれている部分に閉店時間と共に大きな酒の文字が書かれた赤い看板を掲げている。 石巻市や古川市(現:大崎市)への展開初期には激安を売りにした「Uマート」という店を展開していたが、現在は「ウジエスーパー」と「Uマート」の間での業態の差異はない。移転リニューアルオープン等があったため、Uマートは石巻店のみとなった。なお、青森県には同じCGC加盟のユニバースが弘前市に「Uマート」を1店舗展開しているが、当社とは直接の関係はない。
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