創業から百貨店開業まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:49 UTC 版)
「大沼 (百貨店)」の記事における「創業から百貨店開業まで」の解説
1700年(元禄13年)に、初代大沼八右衛門が山形の七日町(なぬかまち)で荒物屋を創業したのが始まりである。 百貨店を経営する企業のルーツとしては、1611年(慶長16年)創業の松坂屋、1673年(延宝元年)創業の三越に次いで3番目に古い老舗企業である。 しかし、百貨店の経営に乗り出したのは第二次世界大戦後の1950年(昭和25年)7月に、資本金500万円で株式会社大沼百貨店を設立し、七日町の国道13号(現・国道112号)沿いに鉄骨モルタル造2階建て売場面積400㎡の店舗で営業を始め、1952年(昭和27年)に増築した段階でも総面積950m2と、百貨店法の規定を下回る規模の店舗であった。その後、1956年(昭和31年)11月20日に地下1階地上4階建て5,500m2の店舗を開いたのが、本格的な百貨店としての始まりである。 従来百貨店がなかった山形市では、4日前の1956年(昭和31年)11月16日に開業した丸久百貨店とともに最も開業が古いが、全国的に見れば百貨店としては老舗ではない。
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