創業から茶そば最大手へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 15:22 UTC 版)
「池島フーズ」の記事における「創業から茶そば最大手へ」の解説
1877年(明治10年)に米問屋として創業し、1948年(昭和23年)にそうめんや冷や麦の製造・販売を始めて製麺業者への第一歩を踏み出している。 1961年(昭和36年)にブームに乗って即席ラーメンの製造・販売に乗り出し、1965年(昭和40年)に生産能力を約5倍に拡大する大規模な設備投資を行った。 ところが、同業他社の多くも増産のための設備投資を行ったために、稼働開始から約3ヶ月で約40%も価格が下落する激しい競争が起きたため、当時の売上の約80%を占めていた即席ラーメンの製造・販売から撤退を決断する状況に追い込まれた。 即席ラーメンからの撤退後は、ゆで麺の製造・販売に注力したが、この事業も約10年で競争が激化し、うどんの産地ではない静岡県を本拠にする当社は苦戦を強いられることになった。 そこで、地元静岡が茶の産地として知名度が高いことに目を向け、1970年代後半(昭和50年代)からは茶そばに注力し、ホテル・旅館などの宿泊施設や料亭やレストランなどの外食産業から機内食で幅広く採用され、業務用茶そばの製造・販売で50%異常のシェアを持つ日本国内最大手であり、かつ、茶そば全体でも日本国内では最大手の企業になっている。
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