作品内容と特徴とは? わかりやすく解説

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作品内容と特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:05 UTC 版)

春日局 (NHK大河ドラマ)」の記事における「作品内容と特徴」の解説

明智光秀重臣斎藤利三の娘というつらい境遇ありながら戦国生き抜き、その力量徳川家康見込まれ、のちの3代将軍徳川家光乳母となって大奥取り仕切った春日局(おふく)の生涯それまで“強い女”“烈女”のイメージ強かった春日局を、平和な世を希求し家光徳川家支え献身的に生きた女性として描いた主演大原麗子は、本作大河ドラマ出演5回目脚本NHK連続テレビ小説『おしん』(1983年)などを手がけた橋田壽賀子大河ドラマは『おんな太閤記』(1981年)、“近代路線シリーズ”の『いのち』(1986年)に続き3度目女性主人公大河ドラマも『いのち』以来本作後半江戸時代初期さしかかるものの、1980年代後半大河ドラマは『独眼竜政宗』(1987年)、『武田信玄』(1988年)と、広い意味での“戦国物”(戦国時代舞台にした作品)が3年続くこととなった橋田民放局テレビドラマ脚本のため家光側室将軍家生母となるお楽の方について調べ、それをきっかけ春日局関心持ったという。おふくと対比させる形で家光の母・お江与もうひとり主人公のように位置付けている。 おふくが明智家臣の娘であることから本能寺の変山崎の戦い明智側の立場で、夫稲葉正成小早川秀秋家臣となったことから関ヶ原の戦い小早川側の立場で、というように他の作品とは違った視点描かれているのも特徴のひとつである。 オープニング映像は、輝く太陽バックに映すという歴代大河ドラマオープニング中でも特にシンプルなものであったが、坂田晃一によるテーマ曲相まって、おふくの人生人柄感じさせる出来映えとなっている。 本作は『三姉妹』(1967年以来22年ぶりの元日スタート初回放送日元日だったのが影響し大河ドラマ初回視聴率歴代最低となる14.3%を記録昭和天皇崩御による放送延期番組放送中出演者亡くなるといったアクシデント重なスタートとなったが、平均視聴率大河ドラマ歴代3位の32.4%を記録した最高視聴率は39.4%。

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作品内容と特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 00:06 UTC 版)

武田信玄 (NHK大河ドラマ)」の記事における「作品内容と特徴」の解説

甲斐戦国大名である武田信玄(晴信)が主人公原作新田次郎歴史小説の『武田信玄』と『武田三代』。新田次郎小説大河ドラマ化はこれが初めて。脚本家田向正健担当した前年の『独眼竜政宗』に続いて戦国時代扱った作品である。武田信玄主要登場人物として登場する大河ドラマには、上杉謙信主人公にした1969年の『天と地と』、武田家の「軍師とされる山本勘助主人公にした2007年の『風林火山』がある。 初回視聴率42.5%、最高視聴率49.2%、平均視聴率39.2%。前年の『独眼竜政宗』と僅か0.5%差で史上2位平均視聴率で、あわせて大河ドラマ史の絶頂期形作った本作は、信玄の母・大井夫人若尾文子)が“息子後世誤解されていることが多いため、我が子名誉のために真実物語る”という体裁とっている。そのため、本編ナレーションも若尾が兼任最終回および一部の回を除いて各回とも大井夫人の「今宵ここまで致しとうござりまする」というセリフによって締めくくられこの年流行語大賞選ばれた。本編では大井夫人死去した時には半透明カメラワークで魂となって我が子晴信を見守るという演出が行われ、それ以降ナレーションは若尾が担当主演務めた中井貴一本作大河ドラマ初出演当初信玄役には松平健予定されており、また役所広司候補挙がっていた。中井はもともと上杉謙信役としてオファー受けていたため、主役に抜擢されたことに驚いたこと及び前年の『独眼竜政宗』の大成功からくるプレッシャー大きさ自分の顔が従来信玄肖像画とは大きく違うことなどに戸惑い感じたことを当時思い出として語っている。また、本作信玄演じてからは武田信玄について聞かれる自分のことのように思えるとも語っている。当時中井脚本田向正健の間では大きな葛藤があり、中井は「演技否定されるのならば自分努力でなんとかやりようもあるが、人間的に否定されるようなところがあって、撮影中ずっと悩み続けた」と語っている。中井にとってとても試練の多い1年3か月であったという。中井その後田向死去する2010年まで彼のドラマ出演することはなかった。 比較早期クランクアップとなった板垣信方役の菅原文太中井に「今日から俺は視聴者として『武田信玄』の一番のファンになる。これはお前の番組だ。どんなわがままをいってもいいんだ。撮影には来ないけれど、ファンとして俺が見てるってこと忘れないでくれ」とエール送っている。中井はそんな菅原はじめとする諸先輩自分盛り立ててくれたことに非常に感謝している。 本作ではオープニング合戦シーン多数騎馬武者登場し迫力あるシーン作り上げている。劇中何度登場する武田騎馬隊隊列は馬70頭を集め撮影された。本作のため、舞台山梨県では小淵沢町(現北杜市)にオープンセット建設されるほどの力の入れようだった。騎馬シーンについては小淵沢町にある乗馬クラブ山梨県馬術連盟全面協力。ただし馬を過度に酷使する撮影手法には馬の専門家から否定的な見方あったようで、『太平記』乗馬指導にあたることになった日馬伸は、足利市からオファーもらった当初自分は馬の立場から物を考える人間であり、『武田信玄』のように馬の酷使をするような仕事には乗り気でなかった、と述べている。 最初にタイトル文字担当した海老原哲弥の受賞経歴詐称問題により、NHKアート出身書家である渡辺裕英(ゆうえい)が作成したものに変更されたため、第3回までと第4回以降では違うものが使用されている。 本編前にアバンタイトルがあった。時には俳優スタッフインタビューなど本編と関係の無い内容もあり、中でも音楽担当した作曲家山本直純インタビュー取り上げられた回には、山本起用した秦琴奏者深草アキ紹介しながら、「テーマM1(オープニング主題曲のこと)!」とカメラ向かって声をかけてオープニングタイトル表示される異色演出見られた(第10回)。

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