佃製作所
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「下町ロケット (TBSのテレビドラマ)」の記事における「佃製作所」の解説
山崎光彦(やまさき みつひこ) 演 - 安田顕 技術開発部部長で、航平の大学時代の後輩。そうした関係性から社内における航平との信頼関係は最も強く、航平の側近的存在として彼を補佐する。7年前までは業界最大手のアスロテクニカで働いていたが、その腕を見込まれて技術開発部のリーダーとして佃製作所へ招かれた。根っからの研究者で普段は口数は少ないが、自身が携わる研究に関しては周りを圧倒する勢いで熱弁を振るったり、航平を侮辱する相手を咎めたりする事がある。 津野薫(つの かおる) 演 - 中本賢 営業第一部部長。航平を信頼し、その方針を受け入れ、営業第一部を引っ張っている。 唐木田篤(からきだ あつし) 演 - 谷田歩 営業第二部部長。営業第一部部長の津野とはライバル関係にある。元は外資系IT企業出身。徹底した合理的思考の持ち主で、理想ばかり追い求める航平や彼を支持する津野とは対立することもある。ロケットの「バルブシステム」においても営業担当のこともありライセンス契約をビジネスチャンスとして積極的に促進し、ライセンス契約を拒絶する技術部長の山崎とも対立することもあった。「ガウディ計画」に対しても当初は懐疑的だったが、人工弁開発にかける桜田社長の想いに心を動かされ、「ガウディ計画」への参画を受け入れる。 殿村直弘(とのむら なおひろ) 演 - 立川談春 佃製作所経理部部長(2015年版 - 2018年版第5話) → 米農家(2018年版第6話 - ) 白水銀行から出向。当初は不器用で無口な性格が災いし、航平をはじめ社員からは銀行の回し者として警戒されていた。しかし、ナカシマ工業との訴訟の際に銀行側が高額な取引を得るために敢えて訴訟はせずに和解に持ち込むように指示を出してきた事から銀行を退職、佃製作所に転職、正式な社員となる。佃製作所の職員となってからは、経理はもちろん航平の義憤による怒りを鎮める補佐役となっており、航平にとっての山崎に次ぐ側近的存在となっている。(2015年版) 新潟県燕市で300年続く米農家の一人息子。農家の跡を継がずサラリーマンとなったが、父の正弘が農作業中に倒れたため、看病と農作業の手伝いのため帰省。その後、週末ごとに帰省して農作業の手伝いをしている中で、実家の後を継ぐ決心をして佃製作所を退社する。 「ランドクロウ」の名で販売がスタートした佃製エンジン・トランスミッション搭載の帝国重工製農業用ロボット(トラクター、コンバイン)の顧客第一号となる。(2018年版) 江原春樹(えばら はるき) 演 - 和田聰宏 営業第二部係長。若手社員のリーダー的存在。大きな成果もなく、資金を浪費するばかりのロケットエンジンの開発については良く思っていないが、真野から協力を依頼された人工弁開発プロジェクト「ガウディ計画」では、航平から営業と開発チームのサブリーダーを任される。 迫田滋(さこた しげる) 演 - 今野浩喜 経理部係長。堅実な仕事ぶりと的確な意見により、江原と並び若手社員のリーダー的存在。江原と同様、社益を最優先的に考えるため、航平のロケットエンジンの開発については懸念を抱く。「ガウディ計画」では、彼の機転でPMEAの事前面談でガウディの開発の認可をしてもらうことにたどり着く。 埜村耕助 演 - 阿部進之介(2015年版) 技術開発部技術主任。帝国重工へのバルブシステム部品供給開始から3年後はバルブ開発のリーダーを務めている。 立花洋介(たちばな ようすけ) 演 - 竹内涼真 技術開発部技術者。中里の退社後、「ガウディ計画」チームのリーダーとなった。重責を感じながらも、ただひたすら実直に開発に没頭し、ついに新型人工弁「ガウディ」を完成させる。(2015年度版) 加納とともにトランスミッションの「バルブ開発」チームに加わる。リーダーの軽部とたびたび衝突することもあるが、誰もいない時間帯に再び会社に戻り開発に熱中しているのを目撃してからは関係も改善した。 アルファ1で発生した欠陥では、原因がトランスミッションにあると発見されるきっかけとなる一言を発した。(2018年版) 川本浩司 演 - 佐野岳(2015年版) 技術開発部技術者。ドラマオリジナルキャラクター。元々は小型エンジンの開発チームに所属していたが、ロケットエンジン用バルブシステム開発チームへ移動し、埜村とともに佃製作所の主力製品となったバルブシステムの開発に従事している。 鈴木健児 演 - 堀井新太(2015年版) 技術開発部技術者。ドラマオリジナルキャラクター。技術系専門学校を卒業後、佃製作所へ入社した。手先が器用で繊細な作業を得意としている。寡黙だが根は熱く、好きな技術の分野での集中力は抜群。実は元ヤンキー。 加納アキ(かのう あき) 演 - 朝倉あき 技術開発部技術者。大学院の修士課程終了後、家庭の事情で研究を断念し、佃製作所に入社した。「ガウディ計画」チームの紅一点として開発に携わる。 佃製作所のトランスミッション事業参入後は、立花とともにトランスミッションの「バルブ開発」チームに加わる。(2018年版) 軽部真樹男(かるべ まきお) 演 - 徳重聡(2018年版) 技術開発部技術者。トランスミッションの「バルブ開発」チームのリーダー。愛想がなく、開発が行き詰っていても定時退社するので、立花や加納とたびたび衝突した。その後島津の入社でリーダーを交代する。 定時退社の理由は、共働きの妻に代わって心臓に持病のある娘の通院のためであり、誰もいない時間帯に再び会社に戻り開発していた。当初は航平と山崎にだけ伝えていたが、立花と加納にも山崎から事実が伝えられたのち、軽部の姿を実際に目撃したことで関係が改善した。 技術者としての実力は確かで、島津からも全面的に信頼されている。 本田郁馬(ほんだ いくま) 演 - 山田悠介(2018年版) 技術開発部技術者。 佐伯文也(さえき ふみや) 演 - 松川尚瑠輝(2018年版) 技術開発部技術者。 上島友之(うえしま ともゆき) 演 - 菅谷哲也(2018年版) 技術開発部技術者。 仁科美咲(にしな みさき) 演 - ぼくもとさきこ 事務員。来客の接待を担当、そして帝国重工との提携関係のための調査の際に徹夜で仕事をすることになった際は夜食を作るなど社員を陰で支える存在となっている。 島津裕(しまづ ゆう) 演 - イモトアヤコ(2018年版) 帝国重工 → ベンチャー企業「ギアゴースト」副社長 → 大学講師のアルバイト → 佃製作所役員・トランスミッション開発チームリーダー 以前は帝国重工で天才エンジニアとして活躍していたが、ドラマ第2期が始まる5年前に当時の上司・奥沢によって総務部に異動させられ退社し、同じく総務部に異動させられた伊丹とともに、ベンチャー企業「ギアゴースト」を設立した。 特許侵害の訴訟では佃製作所の協力を得て乗り切ったものの、その後、恩を仇で返す形で佃製作所を裏切り、ダイダロスと資本提携するという伊丹の暴走を止めることが出来ず、ギアゴーストを退社する。 退社後は大学講師のアルバイトをしていたが、航平の求めに同意して佃製作所に役員待遇の正社員として入社し、トランスミッション開発チームのリーダーを任される。
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