丸・帯とは? わかりやすく解説

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まる‐おび【丸帯】

読み方:まるおび

礼装用の女帯広幅帯地二つ折りにして(しん)を入れ縫い合わせたもの。広帯。


丸帯

読み方まるおび

色糸と金銀糸や箔などをふんだんに使って織りあげた最高級の帯。表裏とも同じ柄で、むかしは留袖訪問着つけ下げなどにも締めていましたが、今は花嫁衣裳用がほとんどです。

丸帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 23:37 UTC 版)

丸帯

丸帯(まるおび)とは、日本で使われる女の一種。

幅18寸5分(約70センチメートル)、長さ1丈1尺5寸(約4メートル36センチ)以上の布地の幅を2つに折って端を縫い、帆布の帯芯を入れて半分の幅に仕立てた帯である。表と裏は同じ柄になる[1]

江戸時代中期に、大きくなった髪型に合わせて、正装用の帯幅や帯結びが大きくなり、丸帯が考案された。帯地には織や金襴、緞子などの織物が使われた[1]

戦前まで礼装用に用いられていたが、重くて扱いづらいことから昭和初期に考案された袋帯にとって代わられ、現在では芸者舞妓、等の花柳界や、婚礼衣装以外ではほぼ使われない。

脚注

参考文献

  • ひと目でわかる!保存版―帯の基礎知識. 特選実用ブックス, きもの. 世界文化社. (2010-07). ISBN 9784418104086. NCID BB02753135 

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