マター
英語:matter
「本社マター」は「本社で扱う事柄」「本社に委ねるべき案件」「支社・支店の独断で扱うべきではない問題」といった意味合いで用いられる。
「政治マター」は「政治に関する事柄」「政治的な考量が必要な案件」「経済的な観点ではなく政治的な観点から判断しなくてはならない問題」といった意味と解釈できる。
「総務省マター」といえば「総務省が管轄する案件」ということである。「他の省庁の管轄ではない」あるいは「他の省庁が管轄するべきではない」という意味合いを含む。
「ブラック・ライブズ・マター(Black Lives Matter)」の「マター」も同じ語であるが、BLMはアメリカ発の社会運動のスローガンであり、したがって英語本来の意味(「大切である」という動詞の意味)である。日本語的な「マター」の意味用法とは必ずしも一致しない。
「政治マター」などは「政治案件」と表現されることも多い。
マターとは、マターの意味
マター(matter)は、元々は「問題」や「事柄」を意味する英単語であり、日本語では「~が担当する案件」「~の責任のもとに扱われるべき問題」という意味で用いられることの多い語。たいてい、人名・部署名・役職名などの後に(接尾辞のように)付けて、「関連する問題」や「決定権がある」という意味で用いられる。具体的には「人事マター」「本社マター」「政治マター」「国事マター」のような表現で使われる。マターの使い方
「人事マター」は「人事に関する案件」「人事部が担当するべき問題」「人事部門以外の者が余計な口を挟むべきでない事柄」といった意味合いの表現といえる。「本社マター」は「本社で扱う事柄」「本社に委ねるべき案件」「支社・支店の独断で扱うべきではない問題」といった意味合いで用いられる。
「政治マター」は「政治に関する事柄」「政治的な考量が必要な案件」「経済的な観点ではなく政治的な観点から判断しなくてはならない問題」といった意味と解釈できる。
「総務省マター」といえば「総務省が管轄する案件」ということである。「他の省庁の管轄ではない」あるいは「他の省庁が管轄するべきではない」という意味合いを含む。
「ブラック・ライブズ・マター(Black Lives Matter)」の「マター」も同じ語であるが、BLMはアメリカ発の社会運動のスローガンであり、したがって英語本来の意味(「大切である」という動詞の意味)である。日本語的な「マター」の意味用法とは必ずしも一致しない。
マターの類語と使い分け方
「~マター」の類語・類義語としては、「担当」「関連」あるいは「案件」のような表現が当てはまりやすい。たとえば「人事マター」なら「人事担当案件」と言い換え可能な場合が多い。「政治マター」などは「政治案件」と表現されることも多い。
マターの語源
マターの語源・由来は英語の「matter」である。つまり「マター」は英語由来のカタカナ語である。英語の matter は名詞、および動詞の用法がある。名詞としては「問題・事柄・物事・物質」などの意味がある。動詞としては「重要なことである」「問題となっている」という意味合いがある。マター【matter】
マター
名前 Matar
マター
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