ヒッポカンポスとは? わかりやすく解説

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ヒッポカンポス【hippocampus】

読み方:ひっぽかんぽす

【一】ギリシャ神話で、海神ポセイドン乗る車を引く海の怪物。頭と胴は馬で、の尾を持ち前脚水掻きがある。

【二】英語などで、タツノオトシゴのこと。また、転じて、脳の深部にある海馬をいう。


ヒッポカムポス

(ヒッポカンポス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 03:55 UTC 版)

ヒッポカムポスἱππόκαμποςhippokampos[1]ラテン語: hippocampus) は、ギリシア神話に登場する半馬半魚の海馬である。ヒッポカンポスとも表記される。 英語hippocamp(ヒッポキャンプ) または hippocampus(ヒッポキャンパス)。 sea-horse (シーホース、「海の馬」)と通称されることもある。

ヒッポカンポスの前半分はの姿であるが、たてがみが数本に割れて状になり、また前脚に水掻きがついている。胴体の後半分がの尾になっている。ノルウェーイギリスの間の海に棲んでいて、ギリシア神話に登場する。ポセイドーンの乗る戦車を牽くことでも有名。その姿はワイト島ニューカッスル・アポン・タイン紋章の両側に見られる。

海王星の第14衛星ヒッポカンプエポニムである。

転義

ラテン語名 hippocampus は大文字で Hippocampus としてタツノオトシゴ属の学名に転用されている。 また、脳の一部位である海馬は英語その他で hippocampus といい、こちらは形状がタツノオトシゴに似ることによる孫命名である。

脚注

  1. ^ hippos「馬」+kampos「怪物」の合成語

関連項目

外部リンク


ヒッポカンポス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 05:25 UTC 版)

ドラえもんのひみつ道具 (さ)」の記事における「ヒッポカンポス」の解説

素体ウマ合成

※この「ヒッポカンポス」の解説は、「ドラえもんのひみつ道具 (さ)」の解説の一部です。
「ヒッポカンポス」を含む「ドラえもんのひみつ道具 (さ)」の記事については、「ドラえもんのひみつ道具 (さ)」の概要を参照ください。

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