チーム・ダンジョン
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「メタルファイト ベイブレードの登場人物」の記事における「チーム・ダンジョン」の解説
角谷 正宗(かどや まさむね) 詳細は「メタルファイト ベイブレードの主要人物#角谷 正宗(かどや まさむね)」を参照 トビー / ファウスト 声 - 宮田幸季 使用ベイブレード - ロックアリエス145WD(おひつじ座)⇒バサルトホロギウム145WD(とけい座)⇒スクリューレイラーED145MF(こと座) アニメ第85話から登場。正宗がアメリカのダンジョンジムにいた時の友人で、ジムではナンバー1の実力者。正宗とゼオとは兄弟のように仲が良く共に世界一を目指していたが、ある日突然原因不明の病気で倒れ入院する。その後HDアカデミーからの最先端の医療を受けながら療養する。 スパイラスフォースのコアとしてDr.ジグラットに選ばれていて、ビッグバンブレーダーズ終了と同時にアレンジを受けることにより病気が完治し、強靭な肉体と精神を持った最強のブレーダー・ファウストとして生まれ変わる。その際に髪が茶色のセミロングから白い長髪に変化して外見も成長し、トビーだった頃の記憶を書き換えられる。ジグラットによると数万人に1人というアレンジ適合者の中でも特別の存在。ホロギウムを回し、スパイラルフォースのエネルギーを生み出すことを自らの使命とする。 一度は銀河と正宗に敗れ、再び使命ためにホロギウムを回そうとするが、大会の前に交わした約束を果たす目的で正宗と戦う。圧倒的な力の前に諦めない正宗に動揺しつつも必殺転技で戦いを優位に進めるが、正宗とそこへ現れたゼオの説得によって記憶を取り戻し引き分けになり、2人とともにチーム・ダンジョンとして立ち上がることを決意する。 『4D』ではアメリカの大会スフィア360で、新たなベイ・スクリューレイラーを手にしチーム・ダンジョンとして参加する。Aブロックのバトルロイヤルではアルゴたちの芝居に騙され追い詰められるが翼に助けられ、今度はゼオと共にアルゴとぶつかり合う翼の手助けをし、3人の必殺転技でアルゴとアイアンを破り勝ち上がる。決勝戦のバトルロイヤルではジグソーの必殺転技によりゼオと共に敗北する。 ベイスター島チャンピオンシップではゼオと共に出場するが、クリスに敗れる。銀河たちとマヤの遺跡に乗り込んだ際に遺跡前でヨハネスたちと交戦し銀河たちを先に進ませるが、後から来た竜牙の一撃でヨハネスらごと倒される。(漫画版) スターブレイカーを陰から操る悪名高き兵器会社ハデスインクの総帥。ベイブレードの兵器としての利用価値に目をつけ、エルドラゴの力を我が物にするために大道寺を送り込み竜牙を利用するが失敗する。それからは竜牙とエルドラゴの戦闘データを研究してヘルケルベクスとそれを扱えるブレーダー・ダミアンを育成する。決勝戦の途中に自分の前に現れた竜牙を始末するために戦い、メテオエルドラゴを押し返し追い詰めるが、竜牙の竜皇剛覇翔によってバサルトホロギウムを粉砕され敗北する。アニメ版と違い正宗の友人という設定はなく、トビーという名前も出ていない。 彼の使用するバサルトホロギウムは脅威的な重量を誇るバサルトのメタルウィールによる防御力と、強力な遠心力によって優れた安定性を持つ最強の防御型ベイ。また超重力を発生させて時間と空間を操り、ブラックホールを生み出すこともできる。ディアブロネメシスが登場するまではベイブレード史上最重量を誇るベイだった。アニメ版ではビッグバンブレーダーズでのペガシスとエルドラゴのデータを基に作り出され、漫画版では軍事技術を使って作られたハデスインクもう一つの究極のベイだとされる。 必殺転技は「スパイラルディメンション」、「タイム・オブ・デッド」(超絶転生!バルカンホルセウス)。 スクリューレイラーはメタルフラットボトムで縦横無尽に動き回りながら、フリー回転するエターナルディフェンストラックで相手の攻撃を受け流す。またウィールの重心を微妙にズラすことで予測不能の変則的な動きをすることができる。 必殺転技は「クラッシュストリング」。ゼオとの合体必殺転技は「ダブルストリングタイフーン」。 ゼオ・アビス 声 - 阿部敦 使用ベイブレード - キラービクシス125S⇒フレイムビクシス230WD(らしんばん座)⇒スクリューフォックスTR145W2D(こぎつね座) スターブレイカーのメンバーで、正宗がダンジョンジムで練習していた時の友人。毛先に黄色のメッシュが入った茶色のセミロングヘアーを束ねている。元は強いとはいい難い実力だったが、HDアカデミーに引き抜かれてからは猛練習を重ね、さらにアレンジシステムの被験者となることでアメリカ代表になるほどの実力者となる。ビッグバンブレーダーズBブロック決勝戦ではグレイシーズと対戦し、第3試合でアイアンを破る。 銀河と戦うために帰国した正宗を自分たちを見捨てたと誤解し恨み、その原因となった銀河や竜牙にも恨みの矛先を向ける。HDアカデミーやアレンジシステムを快く思っていないが、病気のトビーに最先端の医療を受けさせるために渋々従う。引き抜かれたのは彼の実力ではなく、偶然数万人に1人という貴重なアレンジシステムの適合者だという理由から。 Dr.ジグラットの命令でメテオエルドラゴのデータを取るために竜牙と戦い、ビクシスの特性を活かしてメテオエルドラゴの回転吸収能力を封じるが、スリープアウトを狙った戦闘スタイルから竜牙に雑魚呼ばわりされ、必殺転技も不発に終わり敗北する。再び竜牙に迫った際は、自分が竜牙に襲われていると勘違いした正宗にこれまでの恨みを爆発させて襲い掛かるが、ダミアンの出現もあったことで勝負を中断する。 その後、ガンガンギャラクシーとの決勝戦の前にアレンジを受けるが、アレンジ指数が92%から上昇しなかったことで失望したジグラットから負ければトビーの治療を打ち切ると通告され、トビーのために決勝戦の第1試合で正宗と戦う。正宗への恨みに加え、ダミアンに倒された翼と遊も侮辱したことで正宗の怒りを買うが、磁場を発生させる能力でユニコルノの動きを封じ試合を優位に進める。唯一磁場が発しない上空からの攻撃を受けて窮地に立たされるが、怒りと憎しみをパワーに変えアレンジ指数を100%まで上げることに成功し逆転勝利する。 大会終了後にトビーがアレンジを受けて記憶を消されファウストとなったことにショックを受け、ジグラットが初めからトビー目当てで近づき、自分を利用していたことを知り憤慨する。ハデスシティ崩壊の際に脱出を計ろうとするジグラットを一蹴し、ファウストとの戦いで正宗の気持ちを理解したことで今までの誤解に気付いてそれを自ら解き、共にファウストを元のトビーに戻し、再び3人でチーム・ダンジョンとして立ち上がることを決意する。 『4D』ではアメリカの大会スフィア360で、新たなベイ・スクリューフォックスを手にしチーム・ダンジョンとして出場する。Aブロックのバトルロイヤルではアルゴたちの芝居に騙され追い詰められるが翼に助けられ、トビーと翼と共に必殺転技でアルゴたちを破り勝ち上がる。決勝戦のバトルロイヤルではジグソーの必殺転技によりトビーと共に敗北する。 ベイスター島チャンピオンシップではトビーと共に出場するが、クリスに敗れる。マヤの遺跡ではトビー、ベンケイと共にヨハネスたちと交戦するが、後から来た竜牙に倒される。(漫画版) ダミアンに従うスターブレイカーのメンバーで、ビッグバンブレーダーズ準決勝までの全試合を1人で勝ち抜く。一見は陽気で爽やかだがシニカルな部分もある。アニメ版よりも年齢が少し高い。ダミアンの悪事には興味はないが、強さを求めて共に行動している。アニメ版と違い正宗の友人という設定は無い。決勝戦第1試合では銀河と戦い、ギャラクシーペガシスの攻撃を物ともしない勢いを見せるが、唯一弱い中心軸を正確に狙い打たれ、フレイムビクシスを真っ二つにされ敗北する。 純粋培養されたダミアンが完成するまで彼を守ることを義務付けられていた設定のため、ダミアンを守る騎士→ナイトライダー→ライダースーツという発想のデザインになっている。強力な力を持った幼いダミアンの監視とガードの両方を務めていたが、ダミアンへの思い入れが強くなっていった。 彼の使用するフレイムビクシスは、ベイブレード史上最も高いトラックでウィールへの攻撃を受けさせずボトムに吸収させ、メタルウィールの4方向に設けられたウェイトによって生まれる強い遠心力により無尽蔵のスタミナを誇る対アタックタイプ用に開発されたベイ。強力な磁場を発生させて相手の動きを強引に操り攻撃をいなすこともできる。 必殺転技は「ディスティニーニードル」、「マグネティックニードルストーム」、「マグネティックポーラー」(超絶転生!バルカンホルセウス)。 『頂上決戦!ビッグバン・ブレーダーズ』でのフェイス技は「コンパススクリュー」、「ノットミスショット」。 スクリューフォックスはアッパー攻撃を得意とし、トラックに搭載されたトリプルローラーで相手の攻撃を受け流すことができる。 必殺転技は「バスターテイル」。トビーとの合体必殺転技は「ダブルストリングタイフーン」。
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