スバルR-2
R-2のネーミングは、リヤエンジンを示すRと、スバル360・2世の2を表す。1969年8月にデビューした。基本コンセプトは360とほとんど変わらず、356cc・2ストローク空冷2気筒エンジンをリヤに置き、最高出力30ps。70年4月、ソレックス型キャブレーターで36psを発生するスポーティ・デラックスとSSを、10月には32psエンジン搭載のGLを追加した。
71年2月と10月にマイナーチェンジを行い、10月には0→400m加速19.9秒のGSS設定、一部モデルのエンジンを水冷化(32ps、リヤエンジン/フロントラジエーター)した。GSSは36psエンジンを積みタコメーターも装備。次期モデルのレックス発売(72年7月)と同時に、使命を終えた。
スバル・R-2
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スバル・R-2 K12/12W型 |
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1970年 R-2 デラックス
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概要 | |
販売期間 | 1969年8月 - 1973年2月 |
ボディ | |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 2ドアファストバックセダン 3ドアライトバン |
エンジン位置 | リア |
駆動方式 | 後輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | EK33型 356 cc 空冷2気筒 |
最高出力 | 30 PS/6,500 rpm |
最大トルク | 3.7 kg-m/5,500 rpm |
サスペンション | |
前 | セミトレーリングアーム/トーションバー |
後 | セミトレーリングアーム/トーションバー |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,920 mm |
全長 | 2,995 mm |
全幅 | 1,295 mm |
全高 | 1,345 mm |
車両重量 | 430 kg |
その他 | |
タイヤ | 4.80-10 |
ブレーキ | 4輪ドラム |
系譜 | |
先代 | スバル・360 |
後継 | スバル・レックス |
R-2(アールツー)は、富士重工業(現・SUBARU)がかつて生産・販売していた軽自動車である。
概要
1969年8月15日にスバル360の後継として発売された。キャッチコピーは「ハードミニ」。
1958年の発売以来、改良を重ねてロングセラーモデルとなっていたスバル360であったが、1967年に本田技研工業(ホンダ)がより高出力・低価格なN360を発売して大ヒットとなったほか、スズキ・フロンテのモデルチェンジやダイハツ・フェローの登場により、次第に商品力を失っていた。その中で発売されたR-2は、スバル360の基本メカニズムを踏襲しつつ、それを発展させたモデルとなっている。
スバル360より120mm延長されたホイールベースで室内スペースが確保されたことと、トランクスペースの創設、アルミ合金製シリンダーブロック、リードバルブの採用が主な特徴として挙げられる。R-2は発売当初は順調な販売を記録するものの、他社の競合車種も強力であったため、発売後1年余りで販売台数が落ち込んだ。1970年2月に、R-2ライトバン、同年4月にSSおよびスポーティーデラックスのスポーツバージョン、10月にGLの豪華バージョン、1971年2月のマイナーチェンジにより標準エンジンが32馬力にパワーアップ、さらに同年10月のマイナーチェンジでは水冷エンジン搭載モデルおよびスポーツモデルGSS投入と、矢継ぎ早なマイナーチェンジで対応したものの、販売台数の回復には至らなかった。
1972年7月に水冷2ストロークエンジンを搭載したレックス2ドアが発売されると、R-2は水冷シリーズがカタログ落ちして空冷のみ存続したが、1973年2月のレックス4ドア発売により全モデルの販売が終了した。
ボディ・シャシ
ボディデザインは富士重工業社内によるもので、Aピラー以降のデザインには1960年代初頭から数々試作されていたスバル360ベースの研究車の影響が見られる。「家族旅行も可能なトランクスペース」の確保が絶対条件であり、ボンネットにあたる場所に210 L容量のトランクルームを確保(『360cc軽自動車のすべて』三栄書房71頁参照)。フロントセクションはシンプルなラインで構成され、三角窓を排除したモノコック構造を採用(『360cc軽自動車のすべて』三栄書房 71頁参照)。スバル360より広くなったグラスエリア等と延長されたホイールベースを生かし、室内の大幅な拡大を実現している。スバル・ff-12ドアセダンとほぼ同じ寸法のドアの採用もあり、大人4人が無理なく乗車することが可能となった。
標準車におけるボディ外寸は、全長×全幅×全高=2,995×1,295×1,345mmと、スバル360の標準車と比較してほぼ据え置きのサイズとなっている。
空冷エンジン・トランスミッション
エンジンはスバル360のEK32型をベースに、アルミ合金製シリンダーブロック、リードバルブを採用した「EK33型」を搭載する。最高出力30PS/6500rpm、最大トルク3.7kg-m/5500rpm[1]を発生し、スバル360から最高出力で5PS、最大トルクで0.2kg-m[2]の向上となった。燃料タンクは25Lである。
1970年4月にはスポーティモデルの「SS」と「スポーティーデラックス」を追加。「SS」は三国工業製36PHHツインチョークキャブレターの装着、専用エキゾーストパイプ、チャンバーの採用により、圧縮比7.5から36PS7,000rpm、3.8kg-m/6,400rpmを発生。「スポーティーデラックス」はパワージェット付キャブレターの採用により32PS/6,500rpm、3.8kg-m/5,500rpmを発生した。なお、1971年2月のマイナーチェンジを機に、標準モデルにもパワージェット付キャブレターが拡大設定された。
トランスミッションは、スバル360の3速MTで2・3速のみのシンクロメッシュから、フルシンクロメッシュの4速MTに改良され、スバル360後期から採用された「オートクラッチ」も継続設定された。その一方で、スバル360で用意されていた副変速機構「オーバートップ」はトランスミッションの4速化を機に廃止された。
水冷「L」シリーズ
(画像右:スーパーL、画像左:カスタムL)
1971年10月、EK34型水冷エンジン搭載の「L」シリーズが追加された。グレード名の「L」は「Liquid Cooling」と「Luxury」の頭文字である。ウォータージャケットを装備した新設計のシリンダーブロックを採用。水冷エンジン搭載車はフロントグリル右側にラジエター冷却用のエアインテークが新設され、引き続き設定された空冷エンジン搭載車との外観上の識別点になっている。スペックは最高出力32PS/6,000rpm、最大トルク4.1kg-m/5,000rpmと、ともに発生回転数が500rpm引き下げられ、扱いやすさの向上が図られている。同時にエンジンの近代化も図られ、温水予熱キャブレター、さらに空冷でのセルダイナモからオルタネーター・スターターモーターに変更された。また、水冷化に伴って温水ヒーターが装備されたことにより、空冷モデルよりも暖房・換気性能が向上している。
グレードは「スーパーL」と「カスタムL」の2種類で展開され、「スーパーL」は空冷の「スーパーデラックス」に、「カスタムL」は空冷の「GL」に相当する装備品を採用していた。特筆されるのは「カスタムL」のドライブシャフトに採用された等速ジョイントで、後輪駆動車で等速ジョイントを採用した例は本車が初である。
「自信の水冷」のキャッチフレーズで販売を開始した水冷シリーズではあったが、元々水冷化を想定していなかったR-2に水冷エンジンを搭載したため、冷却配管を室内に通すことができず、苦肉の策としてサイドシル下に通された。これによる配管の腐食や損傷のトラブルが多発したこともあり、販売期間は9か月間と極めて短期間に終わっている。なお、後継モデルであるレックスでは、水冷エンジン搭載を前提にした設計がされていたため、冷却配管は室内に通されていた。
初代 K12/12W型 (1969年-1973年)
- 1969年8月15日 - スバル・R-2シリーズ発売。
- 1970年2月16日 - R-2バン・シリーズ(K41型)発売。
- 4月18日 - R-2 SS、スポーティデラックス発売。
- 10月5日 - R-2 GL発売。
- 1971年2月8日 - New スバルR-2シリーズ発売。ダミーグリルを装着。ツインバレルキャブ装着エンジン搭載のスポーティモデル R-2SS はカタログ落ち。
- 10月7日 - マイナーチェンジ。車種ロゴのエンブレムを変更。また「ゼブラマスク」と呼ばれるフロントグリルを採用。併せて、内外装に大幅な変更を行う。水冷エンジン搭載「L」シリーズ発売とともに、空冷のツインバレルキャブ装着スポーツモデルを GSS として再設定。またステアリングの中央部分が前期型の「SUBARU」から後期型の「R-2」 マークに変更された。
- 1972年
- 7月15日 - レックスの発売に伴い水冷「L」シリーズが販売終了となり、空冷シリーズのみに整理される。
- 12月下旬 - 空冷シリーズが生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 1973年2月 - レックスへの4ドアセダン追加に伴い、空冷シリーズが販売終了となる。生産台数は28万9555台[3]。
-
バン(後期型)
-
1972年 R-2 GSS
※画像は沖縄向け左ハンドル仕様 -
R-2 GL
参考文献
脚注
関連項目
外部リンク
- GAZOO.com スバル R-2 - ウェイバックマシン(2003年3月6日アーカイブ分)
種類 | 1950年代 | 1960年代 | 1970年代 | 1980年代 | ||||||||||||||||||||||||||||
8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
軽セダン | 360 | R-2 | レックス | レックス | レックス | |||||||||||||||||||||||||||
コンパクト | 450 | 1000 | ff-1 | ジャスティ | ||||||||||||||||||||||||||||
レオーネ | レオーネ3ドア | |||||||||||||||||||||||||||||||
ミドル | レオーネ | レオーネ | ||||||||||||||||||||||||||||||
レガシィ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ステーションワゴン | レオーネ・ツーリングワゴン | レオーネ・ツーリングワゴン | レガシィ・ツーリングワゴン | |||||||||||||||||||||||||||||
ワゴン | ドミンゴ | |||||||||||||||||||||||||||||||
クーペ | レオーネ3ドアクーペ | |||||||||||||||||||||||||||||||
アルシオーネ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
SUT | ブラット | ブラット | ||||||||||||||||||||||||||||||
SUV | ビッグホーン | |||||||||||||||||||||||||||||||
商用車 | 360コマーシャル | 360カスタム | R-2バン | レックスバン | レックスコンビ | レックスコンビ | ||||||||||||||||||||||||||
1000バン | ff-1バン | レオーネエステートバン | レオーネエステートバン | レオーネエステートバン | ||||||||||||||||||||||||||||
サンバー | サンバー | サンバー | サンバー | |||||||||||||||||||||||||||||
8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
スバル・R2
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スバル・R2 RC1/RC2型 |
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初期型(2003年12月 - 2005年11月)iグレード
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初期型(2003年12月 - 2005年11月)iグレード
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2005年11月改良型(2005年11月 - 2010年3月)特別仕様車Refi
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概要 | |
製造国 | ![]() |
販売期間 | 2003年12月 - 2010年8月 (2010年3月末生産終了) |
設計統括 | 西尾貞典[1] |
デザイン | 田中明彦 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック (軽セダン) |
駆動方式 | 前輪駆動 四輪駆動(ビスカス式フルタイムAWD) |
パワートレイン | |
エンジン | EN07型 660 cc 直4SOHC EN07型 660cc 直4DOHC EN07型 660cc 直4DOHC S/C |
変速機 | i-CVT 5速MT |
サスペンション | |
前 | L型ロアアーム・ストラット式 |
後 | デュアルリンク・ストラット式独立懸架 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,360 mm |
全長 | 3,395 mm |
全幅 | 1,475 mm |
全高 | 1,520 mm 1,525 mm(スーパーチャージャー搭載車) |
車両重量 | 770 - 880 kg |
その他 | |
最小回転半径 | 4.7 m 4.8 m(スーパーチャージャー搭載車) |
姉妹車 | スバル・R1 |
系譜 | |
先代 | スバル・プレオ(初代) |
後継 | スバル・プレオ(2代目・乗用モデル) |
R2[2](アールツー、SUBARU R2[3])は、富士重工業(現・SUBARU)が2003年から2010年まで生産・販売していた軽自動車である。
初代 RC系(2003年 - 2010年)


2003年12月8日発売。キャッチコピーは「新しいミニカーのカタチ」。CMキャラクターには当初、UAが起用された[注釈 1]。女性をメインターゲット層と定め[4]、発表当時は居住性を重視した軽トールワゴンが主流となっていた中で[5]、居住性よりもデザインや走行性能を重視した点が特徴であった[6]。
ボディタイプは5ドアハッチバック(いわゆる軽セダン)のみ。搭載されるエンジンはいずれも660 cc直列4気筒で、SOHC 8バルブ自然吸気のほか、連続可変バルブ機構(AVCS)付DOHC 16バルブ自然吸気およびインタークーラー付DOHC 16バルブスーパーチャージャーの3種類を設定。スーパーチャージャー搭載グレードとSOHCエンジン搭載の4WD・5MT車を除くグレードは、「環境対応車普及促進税制」に適合し、DOHCエンジンを搭載するグレードの燃費は24.5 km/L(10・15モード、2WD車)と「平成22年度燃費基準+25%」を達成する高い燃費性能を持つ。トランスミッションはスーパーチャージャー搭載グレードはマニュアルモード付き7速CVT、自然吸気エンジン搭載グレードはCVTおよび一部5速MTの設定がある。駆動方式は前輪駆動または四輪駆動。サスペンションは前L型ロアアーム・ストラット式、後デュアルリンク・ストラット式四輪独立懸架。目標月間販売台数は8,000台[2]。スバルの新しいデザインシンボルとして、「スプレッドウィングスグリル」と名付けられた航空機をモチーフとしたデザインのフロントグリルを備え、バックドアオープナーには当時のスバル車で最も大きなサイズの六連星エンブレムが使われた。グレード構成は「i」、「R」、「S」の3グレードで、価格は86万円(iグレード、2WD)から140万円(Sグレード、AWD)であった[2]。
2004年6月、特別仕様車「i+」が発売された[7]。同年11月に一部改良が行われ、グレードと特別仕様車が追加された。フロントバンパーのデザインが変更された。「S」はさらに、アルミホイールとマフラーカッターも変更された。また、前席ヘッドレストは視認性と後面衝突による頚部への被害軽減を目的に小型・高剛性化されたほか、後部のルーフトリムの形状も変更された。「R」のi-CVT車にはインジケーターの点灯により低燃費運転を支援する「Info-Eco」が追加された。ボディカラーの「クリームイエロー・パール」を「トパーズイエロー」に差し替えられた。また、基本性能を充実させたグレード「i Casual」を追加すると共に、簡素なデザインの専用フロントバンパーなどを装備した特別仕様車の「Custom」が追加された。
2005年6月、特別仕様車「Utility Package」と「Custom TypeS」が追加された[8]。「Utility Package」は、助手席マルチユーティリティシート、撥水加工を施したシート表皮、スマートキーレスシステム、MD/CDプレーヤー&AM/FMチューナーなどを装備し、機能性・快適性を高められている[8]。「Custom typeS」は、専用フロントバンパー・グリル、エレクトロルミネセントメーター、本革巻ステアリングホイール・シフトノブ、アルミパッド付スポーツペダルなどを装備したよりスポーティ性の高い仕様であった[8]。同年11月、一部改良が行われ、グレードの追加と特別仕様車「Refi(レフィ)」の追加が行われた[9]。外観は「スプレッドウイングズグリル」から特別仕様車であった「Custom」のバンパーを流用したフロントグリルに変更された。また後席窓の天地方向が拡大され、より大きな開閉面積を確保するため分割化されるなどデザインの変更が行われた。同時にスポーティグレードの「Type S」が追加された。特別仕様車「Refi」は肌にやさしい快適空間を整える専用装備などを装備していた。
2006年4月、 特別仕様車「Refi Limited」が追加された[10]。インテリアショップ「アクタス」監修の元、リラクシングブルーの専用内装色やナチュラルウッド調のインパネを装備したほか、SUBARUアロマティックブレイク(リラクシングムード)&ディフューザーセットも装備されている[10]。同年11月、一部改良が行われ、特別仕様車「Refi Bitter selection」が追加された[11]。i-CVTの変速制御の最適化による燃費向上が図られたほか、スーパーチャージャーエンジンの燃料がハイオクガソリン仕様からレギュラーガソリン仕様に変更された。新色として「ダークグレー・メタリック」が追加された。特別仕様車「Refi Bitter selection」は、既存の「Refi」をベースに、アミノ酸シートや花粉対応フィルター付エアコンなどの快適装備が追加された。「Refi Bitter selection」にはボティカラーに新色の「モカブロンズ・パールメタリック」、ステラで設定されている「ダークバイオレット・パール」が追加された。
2007年6月の一部改良では、低価格モデルの「i」が「F」に差し替えとなり、「F」を基本に実用装備を施した「F+」が新たに追加、新ボディ色として、アジュールブルー・パール、ベリールージュ・パール、プレミアムシルバー・メタリック、フロストホワイトが追加された。また、「type S」には、シート色とコーディネートしたレッドの本革巻きステアリングホイールなどが設定された。なお、「Refi」は特別仕様車からカタロググレードとなった。
2008年1月、特別仕様車「Refi Bitter selection」(2006年11月発売)が再発売された。新たに、ミュージックCD サーバー&ウェルカムサウンドオーディオやオートエアコンを追加し、快適性能を高められた。同年6月に一部改良が行われ、「Refi Bitter selection」に装備されていたミュージックCDサーバ&ウェルカムサウンドオーディオを「type S」に標準装備、「R」と「Refi」にメーカーオプション設定した。また、ボディ色に「モカブロンズ・パールメタリック」と「スターリングシルバー・メタリック」が追加された。同年8月、スバル発売50周年記念特別仕様車「FAVORITE Edition」が追加された[12]。「F+」をベースに、EBD・ブレーキアシスト付4センサー・4チャンネルABSやオートエアコン、スマートキーシステム、インテグレーテッドCDプレーヤー&AM/FMチューナー等を装備し、安全性と快適性能を高められた。
2009年11月、「F+」をベースに、ブラックで統一された内装と花粉対応フィルター付オートエアコン、スマートキーレスシステムなどを装備した特別仕様車「Smart Selection」が設定された[13]。
年表
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 6月30日 - 特別仕様車「i+」が発売された[7]。
- 11月 - 2005年次RJCカー・オブ・ザ・イヤー特別賞ベスト軽自動車を受賞。
- 11月29日 - 一部改良。
- 2005年(平成17年)
- 6月14日 - 特別仕様車「Utility Package」と「Custom TypeS」が追加された。
- 11月24日 - 一部改良・グレード追加および特別仕様車「Refi」が追加された。
- 2006年(平成18年)
- 4月24日 - 特別仕様車「Refi Limited」が追加された。
- 11月15日 - 一部改良および特別仕様車「Refi Bitter selection」が追加。
- 2007年(平成19年)6月12日 - 一部改良。
- 2008年(平成20年)
- 1月15日 - 2006年11月発売された特別仕様車「Refi Bitter selection」が再発売された。
- 6月12日 - 一部改良。
- 8月4日 - スバル発売50周年記念特別仕様車「FAVORITE Edition」が追加された。
- 2009年(平成21年)11月4日 - 特別仕様車「Smart Selection」が追加された。
- 2010年(平成22年)
車名の由来
『R2』という記号的な名称により、従来の軽自動車と比べて一線を画する価値観を表現している[2]。
脚注
注釈
出典
- ^ “【Movie】スバル「R2」〜開発者にインタビュー(その1)”. webCG. (2003年12月20日) 2022年1月3日閲覧。
- ^ a b c d e 『スバルR2を発売』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2003年12月8日 。2022年1月3日閲覧。
- ^ “SUBARU R2”. SUBARUオンラインミュージアム. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “【スバル『R2』発表】昔の名前で二兎を追う?”. Response.. (2003年12月8日) 2022年1月3日閲覧。
- ^ “新型軽「スバルR2」発売”. webCG. (2003年12月9日) 2022年1月3日閲覧。
- ^ “【スバル『R2』発表】寸法で勝負しない---新コンセプト軽自動車”. Response.. (2003年12月8日) 2022年1月3日閲覧。
- ^ a b 『スバル R2「iプラス」を発売』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2004年6月30日 。2022年1月3日閲覧。
- ^ a b c 『特別仕様車スバル R2「Utility Package」、「Custom typeS」を発売』(プレスリリース)富士重工業、2005年6月14日 。2022年12月21日閲覧。
- ^ 『スバル R2シリーズを改良 あわせて特別仕様車R2「Refi(レフィ)」を発売』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2005年11月24日 。2022年1月3日閲覧。
- ^ a b 『特別仕様車 スバル R2 「Refi レフィ limited(リミテッド)」を発売』(プレスリリース)富士重工業、2006年4月5日 。2022年12月21日閲覧。
- ^ 『スバル R2シリーズを一部改良 あわせて、特別仕様車「Refi Bitter selection(レフィ ビター セレクション)」を発売』(プレスリリース)富士重工業、2006年10月12日 。2022年12月21日閲覧。
- ^ 『スバル発売50周年記念特別仕様車 スバル R2「FAVORITE Edition」を発売』(プレスリリース)富士重工業、2008年8月4日 。2022年12月21日閲覧。
- ^ 『スバル R2シリーズに特別仕様車「Smart Selection」を設定』(プレスリリース)富士重工業、2009年11月4日 。2022年12月21日閲覧。
- ^ 『第37回 東京モーターショー出展概要』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2003年10月14日 。2022年1月3日閲覧。
- ^ SUBARU R2の販売に関するお知らせ - SUBARU公式サイト[リンク切れ]
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第43号23ページより。
関連項目
- スバル・R-2 - かつて富士重工業が生産していた軽自動車
- スバル・R1 - 姉妹車
- スバル・プレオ - R2のベースとなった軽自動車(初代。2代目はダイハツ・ミラのOEM)
- スバル・ステラ - R2をベースにした軽トールワゴン
外部リンク
スバル・R-2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 23:59 UTC 版)
原作FILE.55、アニメ版『1stシーズン』FILE.32のみに登場。夏実が初めて買った車(実は事故車の寄せ集め)を、美幸がミニパトに改造した。コミック版ではヤマハ・RZV500Rのエンジンを、前後逆に搭載してギアで回転方向を反転しているとされる。アニメ版では夏実が購入してすぐ壊したRZVのエンジンを流用している。
※この「スバル・R-2」の解説は、「逮捕しちゃうぞ」の解説の一部です。
「スバル・R-2」を含む「逮捕しちゃうぞ」の記事については、「逮捕しちゃうぞ」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
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