高オクタン価ガソリンとは?

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高オクタン価ガソリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 09:40 UTC 版)

高オクタン価ガソリン(こうオクタンかガソリン)とは、レギュラーガソリン(別名ノーマルガソリン)より高いオクタン価を持つガソリンのことである。一般にハイオクガソリンハイオクと略称される。




注釈

  1. ^ 実際には無鉛プレミアムガソリンの場合レギュラーガソリンよりわずかではあるが熱量が高いといわれているが、あくまでレギュラー仕様で設計・製造されたエンジンが継続的に使用しても大きな問題がでないレベルでしかないほどの微々たるものである。
  2. ^ ただし、連続過給運転時などはノッキングセンサーがあっても燃料でノック対策をした方がよいとする説の支持は高い。
  3. ^ スズキ・スイフトK12Bエンジンなど。同じ車種でも仕向地によって指定するオクタン価が異なる場合、仕向地でそもそものセッティングが異なる場合と燃料を自動で判断するものがあり、後者の場合はこの例に該当する。
  4. ^ 事実、一部のハイオクガソリン仕様車のカタログには「無鉛レギュラーガソリンをお使いになることもできます。その場合エンジン性能を十分発揮できません」などといった注意事項が記述されている。
  5. ^ トヨタ2ZZ-GE1LR-GUEおよびヴィッツ “TRD Turbo M”カローラアクシオ “GT”などに搭載される、ごく一部のTRDコンプリートモデル専用のインタークーラーターボチャージャー搭載の1NZ-FE[1]日産VR38DETT[2]ダイハツ・JC-DETなど。
  6. ^ SUBARUではこの点を明言している。[3]
  7. ^ マツダSKYACTIV-Xのように、構造上超高圧縮比(15.0。欧州仕様は16.3)になるものもある。勿論ハイオク指定である(レギュラーガソリンも使用可)。MAZDA3 主要諸元 (PDF)
  8. ^ 希薄燃焼タイプの直噴エンジンでも、トヨタ・コロナプレミオ、5代目前期型トヨタ・ビスタ/ビスタアルデオなどに搭載される3S-FSE、および5代目後期型トヨタ・ビスタ/ビスタアルデオなどに搭載される1AZ-FSEなどのようにレギュラーガソリン用に最適化された直噴ガソリンエンジンも存在する。
  9. ^ なお、ごく少数が使用されている有鉛ハイオク仕様の自動車に対しては、「レッド・サブスティテュート(lead-substitute):鉛の代用品」と呼ばれる添加剤を、指定された割合で投入することで対処する(lead(鉛)の発音記号は[led])。
  10. ^ 前述の通り清浄剤そのものはレギュラーガソリンでも入っていないわけではないが、清浄能力を強調しているハイオクガソリンではレギュラーのものより濃度を高めたり、強力な成分を使用している。ただし、清浄効果の発揮は継続使用が条件であり、清浄化を目的とする場合は無論その手のハイオクの給油よりも専用の添加剤の注入の方がやはり効果的かつ効率的である。
  11. ^ 日本初の無鉛ハイオク仕様車は、1987年発売のU12系ブルーバードCA18DET搭載車である。
  12. ^ 宣伝活動が控えられている他にも、元売り各社間での宣伝文句自体も似通った文言[3]になっており、宣伝が下火となった遠因のひとつとして後述の石油輸入の自由化頃からの混合出荷に対して極端な性能差が出ないようにしていると解釈もできる。
  13. ^ なお、キグナス石油は日本漁網船具(現・ニチモウ)の石油部門だった時代に、東亜燃料工業(→東燃ゼネラル石油→ENEOS)との折半出資で石油精製部門(日網石油精製→キグナス石油精製)を設立したが2001年に東燃ゼネラル石油に合併され、2020年に主要供給元をコスモ石油に切り替えるまでは同社から主に供給を受けていた。キグナス石油の詐称については(前項の銘柄混合の件を考慮しても)主要供給元の変更も要因のひとつであることは明らかであろう。
  14. ^ 2018年9月にENEOSヴィーゴの販売を終了し、ENEOSハイオクに名称を戻した。
  15. ^ シエット(Sietto)はイタリア語で「混じりけの無い」という意味。
  16. ^ 一部店舗ではスープレックスを引き続き販売していた。
  17. ^ もともとは海外での商品名で、日本国内においても2014年7月1日より一部地域を除いた限定サービスステーションにおいて導入。
  18. ^ Shell Pura非取り扱いサービスステーションでは、Shell V-Power導入後もShell Premiumを継続して販売していたが、現在は全ての店舗でShell V-Powerを販売している。

出典

  1. ^ 『知っていますか石油の話』 化学工業日報社 1997年2月14日改訂第5版発行 ISBN 4-87326-235-6
  2. ^ a b ロバート・ボッシュ著、小口泰平監修『ボッシュ自動車ハンドブック第2版』シュタールジャパン、2003年、236頁
  3. ^ a b “ハイオクガソリン、実は混合 「独自開発」のはずが…20年前から各地で”. 毎日新聞. (2020年6月27日). https://mainichi.jp/articles/20200627/k00/00m/040/124000c 
  4. ^ [4] 消費者庁プレスリリース2012年4月19日
  5. ^ “コスモがハイオク虚偽表示 洗浄添加物なし、10年以上サイトに 景品表示法違反恐れ”. 毎日新聞. (2020年6月28日). https://mainichi.jp/articles/20200628/k00/00m/040/185000c 
  6. ^ “キグナス、ハイオクを「オクタン価100」と虚偽の宣伝 指摘受けHP修正”. 毎日新聞. (2020年6月29日). https://mainichi.jp/articles/20200629/k00/00m/040/147000c 
  7. ^ ハイオクガソリンに関わる一部報道について コスモエネルギーホールディングス 2020年6月30日
  8. ^ ハイオクガソリンに関する報道について キグナス石油 2020年7月1日


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