シリーズ略史とは? わかりやすく解説

シリーズ略史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:15 UTC 版)

ZONE OF THE ENDERS」の記事における「シリーズ略史」の解説

2001年3月 ゲーム第1作ZONE OF THE ENDERS Z.O.E』(ゾーン オブ エンダーズ、以下『Z.O.E』)発売「ロボットアニメ・シミュレータ」というジャンル謳い小島秀夫プロデュースの下キャラクターデザインカットシーン演出に元アニメーター西村誠芳起用するなど、『メタルギアソリッド』に並ぶ“小島組作品として注目を集めるゲーム発売直前にはテレビ東京特別番組放映されるなど、大々的宣伝行われた。 また初回版には当時発売控えていた『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』の体験版同梱された。 2001年3月 アニメOVAZ.O.E 2167 IDOLO』(ゾーン オブ エンダーズ 2167 イドロ、以下『IDOLO』)発売史上初のオービタルフレーム開発まつわる物語。『Z.O.E』と同時に発売された。 2001年4月 連続テレビアニメZ.O.E Dolores, i』(ゾーン オブ エンダーズ ドロレス・アイ、以下『Dolores, i』)放送開始『IDOLO』の直接的な続編主役ピンク色女性巨大ロボット人間主人公家族持ち中年男性といった特異な要素情報誌などで注目されるゲーム設定活かしたストーリー展開取り、全26話同年9月まで放送2001年9月Z.O.E 2173 TESTAMENT』(ゾーン オブ エンダーズ 2173 テスタメント発売KCEJサンライズ双方スタッフ参加した外伝作品。主開発ウィンキーソフト担当現状ではシリーズ唯一の携帯ゲーム機作品2003年2月ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』(アヌビス ゾーン オブ エンダーズ、以下 『ANUBIS』)発売一連のゲーム・アニメ流れ踏まえた直接続編新たに開発された「Z.O.E シェード」とよばれる3DCG描画技術によるグラフィックゴンゾ・ディジメーション制作によるアニメーションアクションパートストーリーパートシームレス繋いだ演出、より多彩な操作感覚などが盛り込まれた。また、株式会社アトラス所属金子一馬がゲストデザインとして参加している。 2004年2011年 シリーズ休止状態中の動向ANUBIS以降小島プロダクション『メタルギアソリッド』シリーズ携帯機向けの『ボクらの太陽シリーズ等に注力する状況になったため、Z.O.Eシリーズ長らく新規展開が休止状態となった小島小島プロダクション公式ウェブログ「コジブロ」(以下「コジブロ」)にて、ANUBISについて「発売日タイミング見誤った為に売上伸び悩んだ」と言及しており、シリーズ休止原因として売上不振のため新規企画立ち上げづらくなったことを示唆している。 2006年9月28日イギリスゲーム雑誌『PSM3 The PlayStation3 Magazine』(Future Publishing)の「issue 80」に、「Zone of the Enders 3 Close to the Enders」という見出し、「News just in ZOE is back on PS3」(ZOEがPS3に戻ってくる)という書き出しで、2007年小島プロダクション製作で新作作られる予定であるという記事掲載された(この際は、あくまでも噂の域を出ず終わった)。 2009年10月17日小島が「コジブロ」にて「『ANUBIS』の続編の企画について概要は既に頭の中には存在しており、時期約束出来ない開発をする」と語る。この際には、一時的にブログへのアクセス数東京ゲームショウ開催並み高まった2011年9月東京ゲームショウ2011のコナミブースにおいて、シリーズ再起動正式表明。『Z.O.E』と『ANUBISHDリマスター版の製作・2012年内のリリース発表した2012年5月25日新宿行われたZONE OF THE ENDERS HD EDITION』のプレビューイベント「ZONE OF THE ENDERS HDはいだら)-NIGHT 宇宙最速ReBOOT」では、鳥山亮介プロデューサー据えた続編製作プロジェクト「エンダーズプロジェクト」の発表が行われ、シリーズ休止から初め具体的な続編の製作が表明された。その際新川洋司画のキャラクターや、胸部のAIボール箇所髑髏あしらわれた、オービタルフレームとは似て非なる有機的禍々しい機体といった、アニメーション要素拘っていたこれまでのシリーズとは一線を画するリアル要素重視したイメージデザイン公開された。これに関して小島は、正統続編とは少々異な方向性企画考えていると語った2012年9月東京ゲームショウ2012のコナミブースにて、エンダーズプロジェクトの進捗について、小島は「海外市場意識して例の企画イメージ公開したが、その後の評価芳しいとは言えない為、ボツにして正統続編作り直す事にした」と、続編の方向性を『Z.O.E』や『ANUBIS』の流れを汲む正統続編』に転換する事を表明した2012年10月25日ZONE OF THE ENDERS HD EDITION発売前述通りPlayStation 2版の2作品HDリマスタリングワンパッケージ化、(PlayStation 3、Xbox 360版)の2機種同時発売PS3版には限定版のみ数量限定特典としてメタルギア ライジング リベンジェンス体験版プロダクトコード同梱当初PlayStation Vita版予定されていたが、発売中止となった2013年5月3日、「コジブロ」にて配信された「Mogren Radio」にて、『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』のリマスタリングプロデューサー・是角有二がPlayStation 3版の処理落ち多さに関するユーザー意見多かった事を述べ後日問題箇所修正したパッチ配信する事を発表した。また同時に今回問題対し続編製作プロジェクト「エンダーズプロジェクト」の一時凍結発表した凍結理由について、小島は「修正されHD EDITIONプレイして貰ってから、もう一度続編欲しいか問いかけたい」と述べている。 2015年3月19日コナミデジタルエンタテインメントの製作本部制への移行に伴い小島プロダクション解体コナミデジタルエンタテインメント第3制作本部第8制作部として発展的解消2015年9月2日METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN発売Z.O.Eシリーズとは直接関係ない作品ながら、作中武器バイオニックアームひとつとしてアージェイトジェフティサブウェポンである「ウィスプ」を再現したHAND OF JEHUTY」が登場2015年12月16日小島コナミデジタルエンタテインメント退社新たにゲーム開発スタジオコジマプロダクション」を設立し独立したことを発表2017年9月19日開催された「2017 PlayStation Press Conference in Japan」にて、『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』の4K/VR対応リマスター版である『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS: M∀RS』の制作発表された。Cygamesコナミデジタルエンタテインメント共同開発タイトルとなる。 2018年9月6日ANUBIS ZONE OF THE ENDERS: M∀RS発売

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