シニスター・シックス / シニスター・セブン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 08:24 UTC 版)
「アルティメット・スパイダーマン」の記事における「シニスター・シックス / シニスター・セブン」の解説
シニスター・シックスは、ノーマン・オズボーンの下の研究者からさらに身を落としたドクター・オクトパスによって結成された、スパイダーマンを憎む悪党を集めた集団(例外的に、リザードは意識がないので、ドクターによる強制参加)。固定されたメンバーではなく、ドクター・オクトパスを中心とした6人でその都度構成される。 初めは息が合っているように見えたが、コナーズ教授としての記憶がうっすら残るリザードと、気の荒いクレイブンが衝突し、それを止める為にエレクトロが撃った電撃がライノに当たってライノが怒り、オクトパスとビートルもろとも飛ばされてチームワークが悪くなり始めた。そのままピーターの罠にライノがはまってラボが水浸しになりエレクトロがショート。自由の女神でチームと合流したピーター達に敗北。リザードは下水を通ってピーターに言葉を残して逃げたが、残りのメンバーはS.H.I.E.L.D.に捕らえられた。その後、ドクター・オクトパスは「新シニスター・シックスパート1」でシニスター・シックスより強力な集団として、シニスター・セブンを結成した。 ドクター・オクトパス 声 - 山本兼平 / 英:トム・ケニー スパイダーマンの宿敵。第4話「寄生生物 ヴェノム」で、ノーマン・オズボーンの命令でスパイダーマンの血のサンプルからシンビオートを作り出した。 第13話(第12話)「スパイダーマンの休日」で対決するが、水中ラボで敗北。オズボーンによって水中に沈められたが、ピーターに助けられた。 その後はアイアンマンのアーマーを操ったり、リザードから逃げる為にピーターを手を組んだりと様々な悪党としての活躍をした。そして、シニスター・シックスを結成するも敗北し、S.H.I.E.L.D.に捕らえられた。 第3シーズン(シーズン3)ではフューリーの脳にナノロボットを埋め込んで操り、S.H.I.E.L.D.から脱走しようとした。 第4シリーズではヒドラと手を組んでおり第79話「ヒドラの攻撃パート1」でわざとスパイダーマンたちに捕まり、自身を強化改造し、ナノボットを使ってトライキャリオンをヒドラアイランドに作り替えた。 第4シーズン(シーズン4)最終話である第104話「卒業の日」では、シールドアカデミーの卒業式の来場者たちを特殊なバリアで覆って監禁した。 シリーズを通じて容姿が変わっており、第3シーズン(シーズン3)までは髪を伸ばしていたが、第4シーズン(シーズン4)の第79話「ヒドラの攻撃パート1」でスウォームを利用した結果、スキンヘッドに近い髪形になったが、第93話、第94話、第95話(第91話、第92話、第93話)「カーネイジの脅威」でカーネイジと分離した結果、元の容姿に戻った。その後、第101話(第100話)「スパイダースレイヤーズ パート2」でヒドラアイランドに乗り込んださいに盗まれた自身の技術を取り込みパワーアップを果たし、原作に近い容姿に変わった。 同シリーズ第62話、第63話、第64話、第65話(第61話、第62話、第63話、第64話)「異世界のスパイダーマン、再び」では様々な世界のドク・オックが登場。様々な立場でスパイダーマンとアラクニッドに敵対する。 なお、ドクター・オクトパスという名前は本名の「オクタビアス」をもじってピーターが命名したもので(略して「ドック・オク」あるいは「ドク・オック」)、本人はオクトパスと呼ばれているのを嫌がっている。タコロボット ドクター・オクトパスが操る4本足のタコ型ロボット。 オクトパス・アイランド リザード/コナーズ教授 声 - 阪口候一 / 英:トム・ケニー(シーズン1)→ディー・ブラッドリー・ベイカー(第2シーズン(シーズン2)) S.H.I.E.L.D.の教授で、ピーターとは科学仲間であり、オクトパスとは顔見知りだった。初登場時は右腕があったが、グリーンゴブリンの襲撃により右腕を失った。襲撃直後にドクター・オクトパスのラボで発見したトカゲのDNAを打ち、リザードになった。リザードになったときのコナーズの意思はうっすらとしか残っておらず、凶暴な性格をしている。 シニスター・シックスの中で唯一逮捕されず、その後はS.H.I.E.L.D.の仕事に復帰した。 ブラッド・スパイダーのいる世界では吸血鬼たちの親玉となっていた。 エレクトロ 声 - 志村知幸 / 英:クリストファー・ダニエル・バーンズ ピーターの古くからの敵。当初は原作どおりのコスチュームで発電能力を持つだけの小悪党だったが、あるとき大型ヴィジョンとクモ糸スタンガン(命名:ピーター)の影響で肉体そのものが電気と化した「エレクトロVer2.0」になり、電気を利用する全てのものを乗っ取るも、電気を使いすぎて元のエレクトロに戻り、倒された。 シニスター・シックスとしてはVer.2.0で戦ったが、Ver.2.0は全身が電気でできているため、ドクター・オクトパスのラボが水浸しになった際に一時的にショートした。ピーターによれば、また、それを聞いたエレクトロ本人によれば、口に電球を入れると明かりがつく。 第62話、第63話、第64話、第65話(第61話、第62話、第63話、第64話)「異次元のスパイダーマン」ではグリーンゴブリンに脅されて次元移動装置の電源にされた。装置からの解放を条件にスパイダーマンの要請を受け、グリーンゴブリンのパワーを奪い取った。その後、放置されていたヘリキャリアのシステムをのっとって巨大ロボットに仕立て、ニューヨークで暴れまわったが、クモ糸スタンガンの絶縁機能で電気を防いだスパイダーマンにより、アースに触れさせられ敗北した。 クレイブン 声 - 江川央生 / 英:ディードリッヒ・バーダー(英語版) シニスター・シックスの一人である狩人。 第59話「サベッジ・スパイダーマン」では、不老不死の儀式を完成させるために必要な生贄としてサーベルタイガーを手に入れるべく、行先が同じだったタスクマスターに協力した。 ライノ 声 - 松丸幸太郎 / 英:マックス・ミトルマン(初登場時)→ダリル・サバラ 第32話(第29話)「ライノ」で初登場したひ弱な高校生。ピーターと同様にフラッシュ・トンプソンにいじめられていたが、ドクター・オクトパスの製造した犀の遺伝子薬物を手に入れ、犀の力を持つ怪力の巨人へと姿を変え、フラッシュへの復讐を果たそうとする。「ライノの怒り」ではシールドに捕獲され調査を受けていたが、元の姿に戻れないと告げられた上に、エージェント・ベノム(フラッシュ)がヒーロー候補生としてシールドアカデミーに入学したと知って逆上して脱走。ハルクと互角の戦いを繰り広げるが、スパイダーマンとハルクの「怪物になってもヒーローになれる」との説得を受け改心し、シールドアカデミーで訓練を受けることになる。高校時代の関係からエージェント・ベノムとの仲は悪いが、力を合わせることもある。シニスター・シックスが台頭したことでヒーローからヴィランに戻った。それでもドクター・オクトパスにエージェント・ベノムが実験されそうになった際は「友達を見捨てられない」と妨害したりとシールドアカデミーへの友情は消えていない。それが原因で薬を投与され、後に登場した際に洗脳されて登場する。 最終話である第104話「卒業の日」では中和剤を投与されたことにより元に戻った。 ビートル 声 - / 英:スティーヴン・ブルーム 甲虫型のアーマーを着た雇われ犯罪者。常に台詞を発しない。第16話「エムジェイの面接日」にて初登場。何者かにジェイムソン暗殺の依頼を受けデイリー・ビューグル本社を襲撃した。 第55話「エージェント・ヴェノム」では、タスクマスターからヴェノムを回収するよう命じられ、フラッシュに接触する。 スコーピオン 声 - / 英:ダンテ・バスコ、ディー・ブラッドリー・ベイカー(ヴェノム寄生時) クン・ルンの高僧候補生だった人物で、アイアンフィストとは面識がある。 第39話「クン・ルンへの旅」でアイアンフィストを倒そうとして失敗してクン・ルンから追い出された後、 第51話「シニスター・シックスの逆襲」でシニスター・シックスの一員として登場した。 第55話「エージェント・ヴェノム」ではヴェノム化した状態でフラッシュを襲い、助けに来たスパイダーマンによってヴェノムをはがされてS.H.I.E.L.D.に捕縛された。その際、回収を免れた一片がフラッシュにとりつき、フラッシュがヴェノム化するきっかけを作った。 バルチャー/エイドリアン・トゥームズ 声 - 烏丸祐一 / 英:トム・ケニー 第58話「バルチャー」にて初登場。ドクター・オクトパスによってハゲタカの遺伝子を組み込まれた青年で、興奮すると鳥人になり、飛行能力と口から強力な破壊力を持つ超音波を発する。悪人ではないが、改造前の失われた記憶を持たないため、自身を改造したオクトパスを恨み、自身の過去のデータを知っているグリーンゴブリンに従っている。 その後、ドックオックに意思を奪われ、ドックオックの手駒となる。 最終話である第104話「卒業の日」では中和剤を投与されたことにより元に戻った。 ハイドロマン 声 - 宮本克哉/ 英:ジェームズ・アーノルド・テイラー 全身を水に変えることができるヴィラン。もともとS.H.I.E.L.D.によってショッピングモールの廃墟に閉じ込められていたが、第87話「ハイドロマン」にて初登場した際に事情を知らないスパイダーマンらによって連れ出された。
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