移動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 09:29 UTC 版)
ファウードに118ヶ所ある、人や魔物をファウードの各部屋にワープさせる装置。外にも移動は可能だが普段は非常用のプログラムとして隠されている。
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移動装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/02 06:59 UTC 版)
ポリカーバイドと呼ばれる金属製の移動装置に入っており、この移動装置は戦闘に特化している。胴体部の左側には光線銃が装備されており、ここから放たれる光線で対象を抹殺する。人間はもちろんサイバーマンのようなサイボーグまでも一撃で抹殺され、ドクターをはじめとするタイムロードでも撃たれると再生及び何らかの処置を必要とする。電流のようなエネルギーであるため、水はこのエネルギーを伝導する。胴体部右側のラバーカップに酷似した装置は情報収集に用いられるもので、人間の脳波を抽出することで対象の脳内の情報を全て取り出すことができる。電力の吸収やインターネット上の情報のダウンロードなども可能。ダーレクにとっての手のような装置である。また、シーズン1ではドアを焼き切る為のバーナーを装着した者、シーズン4では本拠地のコンピュータ操作用のマニピュレータを装着している者が登場しており、これらの機器は換装が可能である模様。 頭部から前方に伸びた棒が視覚装置であり、ズームなどの機能を持つ。活動中のダーレクの場合レンズは青く発光し、死亡あるいは活動を停止している際は光を放たず黒い。頭部は360度回転可能で、胴体部も回転が可能なため周囲全てを視認できる。移動装置に入ったダーレクにとっては外界と繋がる数少ない装置のため、戦闘時にはここを狙われることが多い。また頭部にはライトが2つ装備されており、発言と同時に光を放つ。 フォースフィールドと呼称されるシールドで保護されている。フォースフィールドは銃弾を瞬時に融かしサイバーマンの光線銃も通用しないが、局所を集中的に攻撃した際に貫通する場合がある。胴体の周囲にある球体がフォースフィールドの発生装置であり、シリーズ1では自爆する際に球体を用いて自分の体をシールドで覆い周囲に被害が出ないようにしていた。 移動装置にタイムトラベラー以外の人間が触ろうとすると燃え尽きるため常人は接触不可能である。タイムトラベラーは触れることができるが、ダーレクはそのバイオマスや遺伝物質を吸収し力を増すことが可能。その際はタイムトラベラーが燃えることはない。 シリーズを通し、移動装置には多くのバリエーションがある。1960年代の一般的な階級のダーレクは銀色のベース部分に青い半球が備わっている。1970年代では1974年に放送された「Death to the Daleks」というエピソードを除けば、一般階級のダーレクは黒灰色に統一されていた。「Death to the Daleks」でのダーレクは銀色の装甲に黒い半球が装備されている。 1980年代では皇帝(ダヴロス)派と最高ダーレク派に分裂していたため、2種類のデザインが見られる。皇帝側のダーレクは白色と金色の塗装で、最高ダーレクを指揮官とする陣営は黒色と灰色であった。 2005年の新シリーズからはセクと最高ダーレクなどを除き金色のデザインとなった。2010年からはニューパラダイムダーレクが登場、より大型で様々な色を持つデザインに変更されたが、2013年からは金色のデザインに戻された。地面を滑るように移動するので階段を登れないとジョークのネタにもされていたが、新シリーズからは浮遊することで階段を克服した。
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