エデンズ・ゲート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:39 UTC 版)
「Far Cry 5」の記事における「エデンズ・ゲート」の解説
ジョセフ・シード/ファーザー 日本語版声優:てらそままさき シード家次男で、カルト教団「エデンズ・ゲート」の教祖。44歳。教団を設立し、「ファーザー」として君臨して信者たちと疑似的な家族関係を結んでいる。 幼少時に家庭崩壊を経験し、兄弟とは別の養父母に引き取られた過去を持つ。養父母とのトラブルを繰り返し、職を転々とする生活をする中で神からの啓示を受け、ジョージア州ロームにて自分と同じような境遇の人々を集めて教団を設立する。その後、神からさらなる啓示を受け、彼が救わなければならないと判断した人々をさらい、地下壕に集めた。こうした活動が次第に失踪事件へと発展し、警察が介入し始めたことを機に人目のない過疎地域であるホープカウンティに本拠地を置いて教団を巨大化させていった。FBIを始めとする政府機関の監視下にあり、ストーリー開始時点ではその危険な活動から逮捕状が請求されていた。 この世の終末「崩壊」を予見しており、その備えをするためにあらゆる物資や人員を信者たちに調達させている。神によって選ばれた救済者を自称しており、崩壊後に人類が生き残る方法は聖書に描かれるエデンの園の時代へと戻ることのみであると提唱し、自身と教団の行動理念としている。本作におけるラストボスに当たるが、牧師らしく説教者のような理知的で説得力のある口調で語りかけ、配下の使者や信者が倒されても憤りはするものの主人公に対して慈悲を見せるなど、過去作のラストボスには類を見ない人物である。 ジェイコブ・シード 日本語版声優:三宅健太 シード家長男で、教団の「兵士」。47歳。ホワイトテイルマウンテン地区の支配者。 元陸軍大尉であり、ホワイトテイルマウンテン地区で教団の軍備を担当している。その一環として、野生の狼を訓練して「神狼」に仕立て上げた。湾岸戦争にて従軍しており、中東での作戦中に親友ミラーとともに部隊からはぐれ、少ない食料でのサバイバルを強いられた際に負傷していたミラーを殺害して生還した過去を持つ。これにより軍を除隊され、行くあてもなくホームレスとなった矢先にジョセフと再会して教団へと加わる。戦争中の経験から弱肉強食を強く意識するようになり、「人間は文明によって本来の強さを失った」「弱者には強者に食われるという使命がある」といった思想を持ち、捕らえたホワイトテイル自警団を洗脳し、互いに戦わせて最強の戦士を作り出そうとしている。 ジョン・シード 日本語版声優:杉田智和 シード家三男で、教団の「審問者」。32歳。「西の洗礼者」の異名を持つ。ホランドバレー地区の支配者。 元は優秀な弁護士であったが、子供時代に受けた虐待により精神を病んでいた。ジョセフと再会してエデンズ・ゲートに参加してからは、その法知識を利用してホープカウンティの土地や農場を次々と取得し、資金や物資の搾取を行った。 「YES」の力を信奉しており、人々の身体に罪名を彫りこみ、罪の告白とともに「YES」と言わせてから、文字を彫りこんだ部分の皮膚を削ぎ取ることで罪が洗い流されるという猟奇的な救済を行う。 ジョセフからは、猟奇的な一面を案じられていた。 フェイス・シード (レイチェル・ジェソップ) 日本語版声優:小清水亜美 シード家長女で、教団の「セイレーン」。24歳。「東の魔女」の異名を持つ。ヘンベインリバー地区の支配者。 本名は「レイチェル・ジェソップ」。幼少期に両親から育児放棄されており、孤独な境遇から酒やコカインに手を出す悲惨な生活を送っていたが、ホープカウンティでジョセフと出会いシード家の一員となる。そのため、シード家で唯一、血縁関係がない。彼女の名の「フェイス」とは「信仰(faith)」の意。「フェイス」は特定の人物を指す名ではなく、薬物中毒などにより死亡するたびに「フェイス」となる女性は入れ替わっている。レイチェルは4人目の「フェイス」。 信者たちをまとめあげるほどの力を持つが、一部の信者からは幻影とみなされている。特殊な花から生成される「祝福」という薬物で人々を洗脳しており、ヘンベインリバー地区の河川や浄水場に薬物を流入させて、地域全体を汚染している。また、「祝福」漬けにすることで自我や知能を失わせ、並の人間であれば致死量の銃撃を浴びても倒れない強靭な戦闘員「天使」も生み出している。幾度となく主人公に「祝福」で幻覚を見せ、ジョセフに帰順するように促す。
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エデンズ・ゲート(Project at Eden's Gate)
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「Far Cry 5」の記事における「エデンズ・ゲート(Project at Eden's Gate)」の解説
ホープカウンティを支配するジョセフ・シードことファーザー率いる巨大カルト教団。「Project at Eden's Gate(P.E.G.)」を自称し、レジスタンスには「ペギー(Peggies)」と呼ばれている。キリスト教によく似た、終末思想を主とした教えであり、教祖ジョセフを頂点にシード家の兄弟たちジョン、ジェイコブ、フェイスの3人を使者として、多数の信者と車両や航空機、重火器さらには核シェルターや研究施設など強大な武力と設備を保有している。信者らはジョセフ及びシード家に心酔しており、間もなく世界に訪れるとされる「崩壊」に備えてホープカウンティ各地で略奪を行っている。教えこそが何よりも優先されると狂信しているため、帰依しない者を徹底的に弾圧している。郡内では信者が路上で住民を虐殺したり、建物へ放火したりという光景が多く見受けられる。自爆攻撃をも厭わない熱狂者や重度の洗脳によって廃人となった元住民、薬物でコントロールした動物兵器なども存在し、主人公やレジスタンスを阻む。
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