『白竜』で登場
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徳永 光男(とくなが みつお) 会社が倒産したことで黒須組に金が返せなくなり、逃げ回っていたところを白竜に捕まる。しかし、天和会からも金を借りていたため、一度は天和会に身柄を拘束される。会社が倒産する前に2億円を作っており、天和会に在処を吐くように拷問されるも口を割らずに脱走する程の根性の持ち主で白竜からは「舎弟に欲しい」と冗談交じりに言われた。しかし、その根性も白竜には通じず、2億円の在処を吐かされた。 深田 良三(ふかだ りょうぞう) 資産家。52歳。天和会系のカジノに入り浸ったことで借金を負わされ、白竜に解決を依頼して解決してもらうも礼金やその他の経費として6億円を支払う羽目となった。 吉村 勝利(よしむら かつとし) 吉村証券社長。56歳。上岡組の沢渡に浮気症の妻・利香のスキャンダルを握られ、口止め料を支払い続けていたが、白竜のお陰で解決ができた。その後は事件の解決と妻が改心したことの恩返しとして黒須組のゴルフ場の会員券を100億円分買い取り、そのお礼として白竜から友の証である名刺を渡される。その後、上岡組に襲われた際に白竜の名刺で難を逃れた為、彼の北南鉄道株のシノギに協力する。 増沢 義春(ますざわ よしはる) 谷丘開発社長。48歳。所有している45億円のゴルフ場を20億円で売るように白竜に言われるもその要求を一蹴する。しかし、彼の遠回しの殺害予告を受けたことで白竜に20億円でゴルフ場を買い取るように懇願した。 五代道太郎(ごだい みちたろう) 北南鉄道社長。沿線がテーマパーク建設の候補の一つであり、世間の注目を避けていた。白竜が株価を操作していることを疎ましく思い、刺客を放つも失敗。逆に脅迫されたことで手を引き、恐ろしさのあまり心不全を発症して死亡した。彼の死去と北南の沿線がテーマパーク建設地に選ばれなかったことで北南の株価は暴落した。 田丸(たまる) 世界製薬部長。危険な副作用が含まれた新薬の臨床試験の際に社員を脅して人体実験をした結果、死人が出たがその件を闇に葬った。しかし、その被害者の1人である利夫が白竜に事件のことを話し、彼から真実を問い詰められる。当初は否定していたが、彼に新薬を飲まされて胃洗浄を訴えたことで事件が明るみに出た。 飯野 忠夫(いいの ただお) 北南鉄道総務部次長。56歳。五代の指示で白竜暗殺の刺客を放つも失敗する。 元村 周二(もとむら しゅうじ) 元村建設社長。56歳。業績悪化の最中で衆議院議員の高山にパー券を買わされ、黒須に解決を依頼する。解決後は元村建設の公共事業受注を保証された。 島津 宏一(しまづ こういち) ワイルドビデオ代表。38歳。出演女優に覚醒剤を打つことで過激なアダルトビデオを制作して儲けていたが、それに気づいた白竜に経営権を握られた。 初芝 一乗(はつしば かずのり) 丸岡百貨店の与党総会屋。34歳。ピアニストの女性を巡って白竜と対立した部長の依頼を受けて白竜を拉致したが逆に黒須組組員に囲まれ、格の違いを見せつけられた。 桑元 琢磨(くわもと たくま) 近畿湾漁業共同組合連合会会長であり、近畿湾を守る会会長でもある。52歳。生粋の漁師で周りの漁師からの信頼も厚い。近畿湾の空港建設で補償を貰う際に白竜と手を組んで大儲けした。最後は税金を取り立てることに疑問を投げかけたが、白竜は「公共事業こそ1番の税金の無駄遣い」と吐き捨てた。 飯山 泰造(いいやま たいぞう) 近畿国際空港会社社長。56歳。当初は250億円の補償費を支払う予定だったが、白竜の計画でさらに多くの補償費を支払うこととなり、世界に納期を宣言していたために渋々呑んだ。 田中 一起(たなか いっき) 八島建設渉外部長。38歳。空港建設の補償費の支払いを一度は拒否するも最終的に支払わされた上に土砂の採取場を変更させられた。 竹中 則定(たけなか のりさだ) 日昇商事社長。愛人の奈美に子供が出来てしまったことで立場が悪くなり、銀星会に奈美を襲わせた。しかし、奈美の息子であるハルキの依頼を受けた白竜に慰謝料として5000万とハルキに対して2億円を支払わされた。 鷲中 繁三(わしなか はんぞう) 鷲中建設社長。56歳。下っ端から一代で会社を築いた叩き上げ。亜利沙にロックの酒を飲ませようとするも逆に酒を頭にかけられたことで興味を抱く。その後は泥酔した亜利沙を連れ込んで強姦し、翌日に会社に殴り込まれたことでバックの金竜組組員に輪姦させた。しかし、その後も亜利沙が相討ち覚悟で殴り込みに来たところに居合わせた白竜が金竜組を一蹴したことで慰謝料として1億円を支払わされた。 桑田 金蔵(くわた かねぞう) 元国営鉄道清算事業会理事。62歳。理事を退任後は天下りで国内最大手の村尾建設の常務に就任し、理事時代のコネを使って元部下の山本から東京駅前の土地一帯の予定価格を聞き出した。しかし、東京駅戦で敗北した事で汐留の予定価格を聞き出そうとするもチャンの策略で箝口令を敷かれてしまい、聞き出せなかった。 鬼島(おにしま) 村尾建設営業統括部長。桑田に予定価格を聞き出した後、東京駅一帯を落札しようとするもチャンに敗北した。その後は汐留戦で挽回しようと奔走するも八方塞がりとなってしまい、プライドも何もかも捨てて恥を承知で白竜に全てを委ねた。結果は白竜のお陰で汐留戦を制する事に成功し、彼から計画の中身を聞いて恐れ慄いた。 中平 正安(なかひら まさやす) 村尾建設東京支社長。 松前(まつまえ) 日本最大手の広告代理店・博通の常務。東京駅一帯に本社ビルを建てるために村尾建設に土地の落札を依頼するが、チャンに敗北した事で激怒した。その後は汐留戦に必ず勝利するように厳命する。 チャン・リー 香港企業・センチュリーカンパニー会長。34歳。香港の青年実業家で美貌の持ち主。通称・香港の怪物。日本の同業者を見下しており、日本の入札戦に風穴を開けるために来日した。東京駅戦ではあえて予定価格の倍の値段で落札し、村尾建設の鬼島を敗北に追い込んだ。その後はテレビで日本企業の入札戦の脆弱さや予定価格の漏洩を暴露し、日本企業の武器である予定価格を完全に封じ込めた。汐留戦で村尾建設の信用を完全に失墜させてトドメを刺そうとするも白竜が搦め手で汐留の予定価格と保証金の情報を手に入れた事で敗北した。最後は白竜に敗北を認め、日本から撤退した。
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