と‐あみ【投網】
読み方:とあみ
円錐形の袋状の網のすそにおもりを付けたものを、魚のいる水面に投げ広げ、かぶせて引き上げる漁法。また、その網。川など浅い所で行われる。うちあみ。なげあみ。唐網(とうあみ)。「—を打つ」《季 夏》
なげ‐あみ【投(げ)網】
投網
投網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 04:23 UTC 版)
投網(とあみ)とは、漁網の一種である掩網/被網(かぶせあみ)の一種[1]。岸辺や船上から魚がいると思われる水域に人の手で投げ入れて面で魚を獲る漁具である。
注釈
- ^ 1寸 = 約30.303mm。30.303×5 = 151.515。
- ^ 1尋 = 約1.818m。
- ^ 当節にて太字で示した季語は、記載するという形で歳時記が推奨している表現である。歳時記は俳句等においてそれ以外の日本語表現を否定するものではないが、傾向として文語体の趣を好む。つまり、「川狩り」より「川狩」が好まれ、「掻い掘り」が歳時記に記載されていないのに「かへぼり」「掻え掘り」が記載されているのは、そういった趣向による。
- ^ 個々の歳時記によって用語は異なるが、要するに、人の行い。
- ^ 親季語・子季語は、互いに深く関連した複数の季語の中で、最も重要と見なせる一つを「親」、それ以外を「子」に譬えた用語。属する季節は全て同じ。
出典
- ^ “掩網”. 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “投げ網・投網”. 三省堂『大辞林』第3版. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “打ち網・打網”. 三省堂『大辞林』第3版. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “投網”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “投網・唐網”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ a b c d “網打”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
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- ^ “紀の川でアユ解禁!かつらぎ町の〝小鷹網漁〟すてき”. 橋本新聞. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “小鷹網漁 鮎釣り名人”. 熊野本宮. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “落ちアユ一網打尽 伝統のハメ漁始まる”. 紀伊民報. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “細川流網打ちを継承するために - 保存会概要”. 江戸屋形船組合 公式ウェブサイト. 細川流江戸投網保存会. 2019年7月5日閲覧。
- ^ “江戸投網保存会 - 『ぶらり途中下車の旅』”. 公式ウェブサイト. 日本テレビ. 2019年7月5日閲覧。
- ^ “第15回お江戸投網まつり ─江戸情緒たっぷりの伝統文化「網打ち」にカンドー!”. 公式ウェブサイト. 江戸屋形船組合 (2016年). 2019年7月5日閲覧。
- ^ a b “川狩”. きごさい歳時記(公式ウェブサイト). NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会). 2019年6月28日閲覧。
- ^ “瀬干”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
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- ^ “毒流し”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
投網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 14:28 UTC 版)
漁具の網を転用した物。人体および身につけた物体全体を包み絡め行動力を奪うことに用いた。海賊衆(水軍)対策など、海ないし湖沼・河川が近場にある地域でほんの時々使われた。
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