伝法灌頂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 08:28 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています 。 |
概要
日本密教では、四度加行(しどけぎょう)という密教の修行を終えた人のみが受けられる。正しくは金胎両部伝法灌頂(こんたいでりょうぶ・でんぽうかんぢょう)という。ここで「金・胎」とは、中期密教の宇宙的世界観を表す金剛界(こんごうかい)と胎蔵界(たいぞうかい)を意味する。
中国密教、日本密教においては、この灌頂によって密教の奥義がすべて伝授され、弟子を持つこと(教師資格)が許される。また、密教においては仏典だけに捉われず、口伝や仏意などを以て弟子を指導することができることになる。阿闍梨灌頂、または受職灌頂ともいう。
脚注
関連項目
|
- ^ “高野山大学 キャリアガイド 僧侶をめざす”. [1]. 2016年4月12日閲覧。
- ^ “真言宗智山派総本山智積院 行事・イベント 伝法灌頂”. [2]. 2016年4月12日閲覧。
- 1 伝法灌頂とは
- 2 伝法灌頂の概要
伝法灌頂と同じ種類の言葉
- 伝法灌頂のページへのリンク