竜の落とし子とは? わかりやすく解説

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たつ‐の‐おとしご【竜の落(と)し子】

読み方:たつのおとしご

ヨウジウオ科の海水魚内湾藻場多く全長10センチ褐色。体は骨板に覆われ頭部は馬に似て腹びれ尾びれ欠き細長く伸びた尾部海草巻きつけて休んだり、直立したまま静かに移動したりする。雄は下腹部育児嚢(いくじのう)を備え、雌が産み入れた卵を孵化(ふか)させる。日本では同属のオオウミウマ・イバラタツなどもいる。干物安産お守りにする。海馬(かいば)。うみうま。うまうお。たつのこま。


タツノオトシゴ

(竜の落とし子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 08:57 UTC 版)

タツノオトシゴ(龍の落とし子)は、トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属 Hippocampus に分類されるの総称。狭義にはその中の一種 Hippocampus coronatus の標準和名としても用いられる。およそ魚には見えない外見と、オスが育児嚢で卵を保護する繁殖形態が知られた分類群である[1]


注釈

  1. ^ 英語での呼び名は「ポットベリード・シーホース pot bellied seahorse 」(太鼓腹のタツノオトシゴ)以外に、「ポットベリー・シーホース pot belly seahorse 」(同じ)、「ビッグベリー・シーホース big belly seahorse 」(大きなお腹のタツノオトシゴ)があり、英語版ウィキペディアでは "Big-belly" が採用されている。2012年2月のIUCNのレッドリストでは、Big-belly Seahorse と Pot-bellied Seahorse とが採用されている。また中国語ではこの種を「膨腹海馬」という。

参考文献

  1. ^ a b c d e f g h タツノオトシゴの仲間”. 沖縄市. 2019年12月5日閲覧。
  2. ^ a b c d 蒲原稔治著・岡村収補訂『エコロン自然シリーズ 魚』1966年初版・1996年改訂 保育社 ISBN 4586321091
  3. ^ a b c d 檜山義夫監修『野外観察図鑑4 魚』1985年初版・1998年改訂版 旺文社 ISBN 4010724242
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 岡村収・尼岡邦夫監修『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』(解説 : 渋川浩一)1997年 ISBN 4635090272
  5. ^ a b c d e f g h i Family Syngnathidae - Froese, R. and D. Pauly. Editors. 2010.FishBase.World Wide Web electronic publication.www.fishbase.org, version (07/2010).
  6. ^ 川那部浩哉・水野信彦・細谷和海編『山渓カラー名鑑 改訂版 日本の淡水魚』(解説 : 瀬能宏)1989年初版・2005年第3版 ISBN 4635090213


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龍の落とし子(たつのおとしご)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:15 UTC 版)

酒米」の記事における「龍の落とし子(たつのおとしご)」の解説

1999年民間機関開発高木酒造高木辰五郎山酒4号/美山錦交配して育種。米雑穀卸業株式会社アスク商標登録権利有する

※この「龍の落とし子(たつのおとしご)」の解説は、「酒米」の解説の一部です。
「龍の落とし子(たつのおとしご)」を含む「酒米」の記事については、「酒米」の概要を参照ください。

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