じょう【常】
読み方:じょう
[音]ジョウ(ジャウ)(呉) [訓]つね とこ とわ とこしえ
〈ジョウ〉
1 いつも変わらない。いつも同じ状態が続くこと。「常時・常任・常備・常用・常緑樹/経常・恒常・通常・日常・非常・平常・無常」
[名のり]つら・とき・ときわ・のぶ・ひさ・ひさし
つね【常/▽恒】
読み方:つね
1 いつでも変わることなく同じであること。永久不変であること。「有為転変の、—のない世」
2 いつもそうであること。ふだん。平素。「—と変わらぬ笑顔」「朝の散歩を—とする」
3 特別でないこと。普通。平凡。「—の人」
とこ【常】
とこ‐とわ〔‐とは〕【▽常】
とわ〔とは〕【▽常/永=久】
きだ【▽段/▽常】
常
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/18 16:25 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動常(じょう)は、中国および日本の古代において使われた長さの単位の一つ。
中国
周代の長さの単位で、16尺=2尋=1常であった[1](なお、周代の1尺は約23cm=近代日本における約7尺6寸に相当する[2])。ここから「尋常」という言葉が生まれた。左伝では「わずかばかりの土地」の意味で使われている[3]。後世には「普通」を意味するようになった[4]。
後世には「常」は単位としては使われなくなった。
日本
日本においては律令制初期における布の丈量単位として見える。『令集解』穴記によれば、長さ1尺3寸の布をもって1常としたことが記されている。同書所収の和銅6年2月19日(713年3月19日)格に2丁分の庸布2尺6寸を1段とする規定が存在し、『続日本紀』には和銅5年12月7日(713年1月7日)には庸調を銭で納める場合には5文で庸布・調布1常分とする記事、和銅7年2月2日(714年2月20日)には商布において常を用いない規定が導入された記事があり、次第に常から段に切り替えられていったことが窺えるが、その後の記録でも常布などの表現が登場する例が見られた[4][5]。
脚注
- ^ 『小爾雅』広度「四尺謂之仞。倍仞謂之尋。尋、舒両肱也。倍尋謂之常。」
- ^ 『単位の歴史事典』「尺」(P119)
- ^ 『左伝』成公十二年「争尋常、以尽其民。」
- ^ a b 『単位の歴史事典』「常」(P133)
- ^ 『日本歴史大辞典』「常」(P494)
参考文献
- 小泉袈裟勝『図解単位の歴史辞典』(柏書房、1990年)ISBN 978-4-760105120
- 森田悌「常」『日本歴史大事典 2』(小学館、2000年)ISBN 978-4-095-23002-3
関連項目
常
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- 彼は管理能力に非常にたけている
- 異常な行動
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- 薬物常用者
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- ジャンは今まで常に優等生だった
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