コマンド部隊とは? わかりやすく解説

コマンド部隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 09:54 UTC 版)

コマンド部隊(コマンドぶたい)、コマンド、あるいはコマンドー、またはコマンドウ[1]英語およびフランス語:Commando、ドイツ語:Kommando)は、軍隊における特殊部隊精鋭部隊の名称としてしばしば使われる用語である。なお、部隊名称や組織名の用語としてしばしば用いられるCommandの和訳としてのコマンドとは意味が異なる。部隊編成上のコマンドについては、コマンド (部隊編成)を参照。


補足

  1. ^ 例えば日本政府では「コマンドー」という用語に確立した定義は無いとして、「ゲリラ・コマンドウ攻撃」については「ゲリラや特殊部隊による攻撃ともいう」と注記しているという[2]

出典

  1. ^ 高井三郎「現代軍事用語集 解説と使い方」。眞邉正行「防衛用語辞典」。金森國臣「英和/和英対訳 最新軍事用語集」
  2. ^ ゲリラや特殊部隊による攻撃などへの対応に関する質問に対する答弁書” (2010年10月29日). 2015年3月9日閲覧。
  3. ^ British Commandos (August 9, 1942)” (1942年8月9日). 2015年3月9日閲覧。
  4. ^ 白石 2008, p. 8
  5. ^ 白石 2008, pp. 11–12
  6. ^ 白石 2008, pp. 9–10


「コマンド部隊」の続きの解説一覧

コマンド部隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/06/05 02:05 UTC 版)

アクション刑事 ザ・ゴリラ」の記事における「コマンド部隊」の解説

4名の構成員から成る私設軍隊。「無力な正義不必要」という理念の下、現行法裁ききれぬ巨悪を潰すべく決起戦車ヘリコプター駆使して、独自の「正義」を行使する

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コマンド部隊(Commando units)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 22:55 UTC 版)

ブリティッシュ・コマンドス」の記事における「コマンド部隊(Commando units)」の解説

本土において編成されたコマンド部隊(Commando units)を以下に示す。 第1コマンド部隊(英語版)(No. 1 Commando) 第2コマンド部隊(英語版)(No. 2 Commando第3コマンド部隊(英語版)(No. 3 Commando) 第4コマンド部隊(英語版)(No. 4 Commando) 第5コマンド部隊(英語版)(No. 5 Commando) 第6コマンド部隊(英語版)(No. 6 Commando) 第7コマンド部隊(英語版)(No. 7 Commando) 第8「近衛」コマンド部隊(英語版)(No. 8 (Guards) Commando) 第9コマンド部隊(英語版)(No. 9 Commando) 第10国際」コマンド部隊(英語版)(No. 10 (Inter-Allied) Commando) 第11「スコティシュ」コマンド部隊(英語版)(No. 11 (Scottish) Commando) 第12コマンド部隊(英語版)(No. 12 Commando) 第14北極圏」コマンド部隊(英語版)(No. 14 (Arctic) Commando) 第30コマンド部隊(英語版)(No. 30 Commando) 第62コマンド部隊(英語版)(No. 62 Commando) また同時期に中東戦線において編成されたコマンド部隊を以下に示す。 第50コマンド部隊(英語版)(No. 50 Commando) 第51コマンド部隊(英語版)(No. 51 Commando) 第52コマンド部隊(英語版)(No. 52 Commando中東コマンド部隊(英語版)(Middle East Commando) 第10国際」コマンド部隊は、占領地敵国からの志願兵によって編成されていた。同部隊最大のコマンド部隊でもあり、フランスベルギーポーランドノルウェーオランダ、そして第3X小隊No. 3 (X) Troop)と呼ばれる部隊将兵によって構成された。第3X小隊は「敵国人小隊」と通称されており、1944年には雑多小隊Miscellaneous Troop)と改名されている。ナチス・ドイツ政策による何らかの迫害受けて政治亡命果たしたドイツ人オーストリア人東欧諸国出身者ユダヤ人などが同部隊所属したいくつかのコマンド部隊は当初から特定の任務従事する旨が定められており、例えば第2コマンド部隊は落下傘用い空挺部隊としての活動想定されていた。1940年6月、第2コマンド部隊は降下訓練開始すると共に11特殊空挺大隊(11th SAS Battalion)と改称され最終的に1空大隊英語版)に再編された。なお、この後新たな第2コマンド部隊の編成が行われている。その他のコマンド部隊はレイフォースLayforce)と呼ばれる大編成に加えられ中東戦線へと派遣された。後のSASSBSはこのレイフォース生き残り再編成したものだとされている。第14北極圏」コマンド部隊は北極圏における作戦想定した特殊訓練積んでおり、小型ボートカヌーによる輸送船団襲撃主任務とした。第30コマンド部隊は情報収集主要な任務としており、隊員敵国文書解読捜索技術解錠技術捕虜確保技術写真撮影、及び脱出などに関する訓練受けていた。第62コマンド部隊は小規模襲撃部隊Small Scale Raiding Force)とも呼ばれ55名の隊員特殊作戦執行部SOE)の指揮下に置かれていた。SOEと第62コマンド部隊が展開した作戦としては、西アフリカ沿岸存在するスペイン領孤島フェルナンド・ポー島にて行われたポストマスター作戦英語版)などが知られる1941年2月コマンドス再編成された。10小隊規模だった各コマンド部隊の編成は、部隊本部と6個小隊による編成改められた。各小隊は3人の将校62人の兵下士官から構成されるこの人数は強襲揚陸艇英語版)(LCA)2隻分の搭乗可能兵員数合わせたのであるまた、新編成ではグレン揚陸艦英語版)1隻で2個コマンド部隊を、オランダ揚陸艦英語版)1隻で1個コマンド部隊を完全に搭載する事ができた。小隊には1両の小隊長車両12両のオートバイ内側車付6台)、2両の15cwt級トラック、1両の3トントラック配備された。これらの車両部隊運営管理および訓練においてのみ使用することを想定しており、コマンド部隊の作戦行動投入する事は意図されていなかった。 1942年2月イギリス海兵隊は独自のコマンド部隊編成着手し、以下に示す9つのコマンド部隊が編成された。 第40海兵隊コマンド部隊(英語版)(No. 40 (Royal Marines) Commando) 第41海兵隊コマンド部隊(英語版)(No. 41 (Royal Marines) Commando) 第42海兵隊コマンド部隊(英語版)(No. 42 (Royal Marines) Commando) 第43海兵隊コマンド部隊(No. 43 (Royal Marines) Commando) 第44海兵隊コマンド部隊(英語版)(No. 44 (Royal Marines) Commando) 第40海兵隊コマンド部隊(英語版)(No. 45 (Royal Marines) Commando) 第46海兵隊コマンド部隊(英語版)(No. 46 (Royal Marines) Commando) 第47海兵隊コマンド部隊(英語版)(No. 47 (Royal Marines) Commando) 第48海兵隊コマンド部隊(英語版)(No. 48 (Royal Marines) Commando) - この部隊のみ1944年編成。 さらに1943年には2つ新たなコマンド部隊が編成されている。1つ海軍のロイヤル・ネイバル・コマンドス(英語版)(Royal Naval Commandos)である。この部隊水陸両用作戦における橋頭堡の確保維持に関する任務従事した。もう1つ空軍のロイヤル・エアフォース・コマンドス(英語版)である。この部隊敵地において破壊され滑走路修理、または臨時滑走路構築して航空展開能力確保することをその任務とした。

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コマンド部隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 01:06 UTC 版)

30アサルト 英国特殊部隊」の記事における「コマンド部隊」の解説

詳細は「コマンド部隊」および「ブリティッシュ・コマンドス」を参照 本作描かれている英国コマンド部隊は、後のSASなどの特殊部隊や、米国陸軍レンジャー影響与えた実際のコマンド部隊でも行われたスコットランドでの訓練多国籍人員による部隊構成、軍支給ヘルメットではなくニット帽をかぶるなどの様子が描かれている。

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コマンド部隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 01:27 UTC 版)

ジニー作戦」の記事における「コマンド部隊」の解説

OSSでは作戦部員のうち、イタリア系兵士からジニー作戦投入する要員募集した。彼らにはイタリア語知識利用して現地住民からの情報収集などを行うことも期待されていた。「ジニー1号」の工作班の指揮官はヴィンセント・ルッソ中尉(Vincent Russo)で、その他の隊員はサルバトーレ・ディ・スクラファニ五等特技兵(Salvatore Di Sclafani)、ジョン・J・レオーネ五等特技兵(John J. Leone)、アンジェロ・シリコ五等特技兵(Angelo Sirico)、ジョン・ルポール五等特技兵(John Lepore)、ヴィットリオ・アモルーソ五等特技兵(Vittorio Amoruso)、トーマス・サヴィノ五等特技兵(Thomas Savino)、ジョセフ・ノイア五等特技兵(Joseph Noia)の7名だった。また守備班として指揮官ポール・J・トラフィカンテ中尉(Paul J. Traficante)以下、リヴィオ・ヴィスセリ技能軍曹(Livio Visceli)、カーマイン・アルマンド軍曹(Carmine Armando)、ドミニク・マウロ軍曹(Dominick Mauro)、ジョセフ・リバーディ五等特技兵(Joseph Libardi)、ロザリオ・スクアトリット五等特技兵(Rosario Squatrito)らが同行した。 「ジニー2号」は「ジニー1号」とほぼ同じメンバー展開されたが、アルマンド軍曹ルポール五等特技兵、アモルーソ五等特技兵、サヴィノ五等特技兵らの4名は作戦から外れ代わりにジョセフ・M・ファレル五等特技兵(Joseph M. Farrell)、リバティ・J・トレモント五等特技兵(Liberty J. Tremonte)、サントロ・カルケア五等特技兵(Santoro Calcara)、アルフレッド・L・デ・フルーメリ軍曹(Alfred L. De Flumeri)の4名が参加したまた、ノイア五等特技兵工作班から守備班に移っている。

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