WHOと台湾政府の攻防とは? わかりやすく解説

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WHOと台湾政府の攻防

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 20:18 UTC 版)

台湾における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の記事における「WHOと台湾政府の攻防」の解説

世界保健機関(WHO)と台湾政府対立は単に台湾参加可否だけではなく中国寄り姿勢指摘されるWHOの対応原因防疫実務にも及ぶようになった。以下両者言動時系列で示す。 新型コロナウイルス対応台湾加盟問題を巡るWHOと台湾政府言動時期WHO側台湾政府2019年12月31日 WHOは武漢での重症11名を含む44名の流行症例中国政府から報告受けた 武漢での感染症流行CDC把握し、WHOに通知武漢発着航空便旅客対す検疫開始 2020年1月1日 危機対応グループ発足1月2日CDC専門家会議招集武漢発着便旅客に対して検疫強化 1月5日 専門家に「流行発生ニュースDisease Outbreak News)」公表 1月6日 CDC新型コロナSARSではない」 1月10日ヒトからヒトへの感染は無い、または低い」 (7日武漢への渡航対す注意勧告1級格上げ予告 1月11日 2020年中華民国総統選挙+第十回中華民国立法委員選挙 1月12日 台湾CDCが荘銀清・洪敏南2名の専門家武漢派遣外国専門家として武漢入り世界初)、市当局問診重ねヒトからヒト感染する致死性感染症であることを確認帰国後台政府はただちに防疫体制構築図った1月13日タイ同国初の流入症例1月15日 新型肺炎法定伝染病指定1月20日韓国で初の陽性衛生福利部にCECC設置 1月21日 台湾入国者で初の症例 123日中国以外での人から人への感染限定的」として緊急事態宣言見送りテドロス事務局長)「緊急事態には該当しない武漢からの旅行者の入境を禁止直行便停止CECC二級昇格 WHO、1回目の緊急委員会台湾招待せず。一方で技術面では緊密に協力」と主張1月24日 マスク禁輸措置 1月28日中国国外への外国人退避推奨しない」(テドロス)「中国政府には能力があると確信している」 (1月26日中国本土からの渡航者全面的に入境禁止 1月30日 緊急事態宣言も「中国への渡航規制不要」。(テドロス)「中国感謝しなければいけない」。テ「中国並外れた措置取った」 WHO、2回目の緊急委員会台湾招待せず 2月3日各国の渡航制限不必要台湾政府マスク配給制実施決定 2月4日マスク不要2月6日 マスク実名開始中国在住中国人の入境を全面的に禁止2月10日)5路線航空直行便除き、海・空の両岸路線運航停止 2月17日テドロス)「全面的な防疫措置不要3月11日 パンデミック宣言一般人マスク着用言及せず) (3月12日マスク実名2.0ネット予約受付施行 3月28日 ブルース・アイルワード(英語版事務局長補佐香港記者による台湾加盟問題質問一方的に遮断4月8日テドロス)「過去3ヶ月台湾から人身攻撃受けた」 (4月14日在米台湾人ニューヨークタイムズに「Taiwan Can Help」の広告4月11日 WHO「台湾からのメールで人から人へ感染」はなかった。 CECC陳時中隔離治療どのような状況で必要となるかは公共衛生専門家医師であれば誰でもわかる。これを警告呼ばず何を警告と呼ぶのか」 4月15日台湾とは交流維持している」 「2009年から2019年まで187回の参加申請のうち認められたのは57にすぎない5月4日 「(台湾参加事務局権限ではなく加盟国決める」 「WHO事務局長には権限ある」 5月18日 この日開催され総会招待状台湾側に届かず外交部長呉釗燮遺憾の意表明11月 世界保健総会英語版)(WHA開催中にWHOは自身の公式Facebook投稿されていた台湾関係者による加入支持訴えコメント削除し中国忖度しているのではないか批判巻き起こった。「Taiwan can Help」というこの年定番フレーズに対して規制かけられていたとされ、政界でも林飛帆頼品妤いずれも民進党)、および陳柏惟台湾基進)らが「ストレステスト」と称してフィルタリング回避試み注音符号日本語用いて投稿した2021年1月10日 世界放射線技師会(ISRRT)が加盟している台湾の「中華民国医事放射公会全国聯合会(TAMRT)」と「中華民国医事放射学会(TWSRT)」の表記強制的にチャイニーズタイペイ」と変更。WHOの圧力とされ、外交部抗議した1月 WHO、新型コロナ統計台湾中国一部とした感染報告掲載し外交部抗議

※この「WHOと台湾政府の攻防」の解説は、「台湾における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の解説の一部です。
「WHOと台湾政府の攻防」を含む「台湾における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の記事については、「台湾における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の概要を参照ください。

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