各国の渡航制限
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 01:02 UTC 版)
「SARSコロナウイルス2-オミクロン株」の記事における「各国の渡航制限」の解説
WHOによって懸念される変異株(VOC)に指定された2021年11月26日以降、各国で渡航制限が敷かれた。 欧州連合 加盟国は、南アフリカとボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエの7カ国からの渡航を制限することで合意した。 イギリス 11月26日午後12時から南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、レソト、エスワティニの6カ国からの渡航者に隔離を義務づけた。 スイス 11月29日までにベルギー、オランダ、チェコ、イギリス、デンマークを対象に、入国者にワクチン接種者であっても10日間の自己隔離を求めている。30日からはポルトガルを追加する。 アメリカ合衆国 11月29日から南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、マラウイの8カ国から、アメリカ市民と居住者を除き、渡航を制限する。 オーストラリア 南アフリカやジンバブエなど9か国からの渡航を制限すると発表した。帰国したオーストラリア人については14日間隔離される。 日本 政府は、11月27日午前0時から南アフリカ、エスワティニ、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、レソトの6カ国を対象に、入国後10日間、国が指定する宿泊施設に隔離する措置を行なう。27日午後、モザンビーク、マラウイ、ザンビアを加えた9カ国を対象とすると発表した。 11月29日午後、30日午前0時から全世界を対象に外国人の入国を禁止すると発表した。また、オミクロン株が確認された国からの日本人の帰国については、10日間の隔離を求める。 フィリピン 11月27日、南アフリカ共和国、ボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエからの入国を直ちに中断した。過去2週間の滞在歴がある場合も入国禁止とした。 11月28日、入国禁止対象国にオーストリア、チェコ、ハンガリー、オランダ、スイス、ベルギー、イタリアの欧州7カ国を追加した。12月15日までの間、入国禁止とする。 シンガポール 11月27日午後11時59分以降、ボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエからの入国者に10日間、南アフリカからの帰国者に7日間の専用施設での隔離を求める。 韓国 アフリカ8カ国を対象として、28日午前0時から対象国から入国する自国民に10日間の隔離を義務づけ、対象国からの外国人の入国を禁止した。 中国 マカオ11月28日午前0時以降、直近21日以内に南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、レソト、エスワニティ、モザンビーク、マラウイに滞在歴がある人のマカオ行き民間航空機への搭乗を禁止し、水際対策を強化した。 香港11月26日に入国規制の強化を発表し、南部アフリカの8カ国からの外国人の入国を禁止した。香港人は、最初の7日間は政府の専用施設で隔離、さらに14日間を隔離ホテルで過ごすことになる。 インドネシア 11月29日から、過去14日間に南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエ、レソト、モザンビーク、エスワティニ、ナイジェリアに滞在したことのある渡航者を入国禁止し、インドネシア国民は、指定された施設で14日間隔離する。その他全ての渡航者についても、隔離期間を3日間から7日間に延長する。 タイ 12月から南アフリカ共和国、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、マラウイなど8か国からの入国を制限する。 イスラエル 11月28日深夜以降、すべての外国人の入国を禁止すると発表した。 サウジアラビア 南アフリカ、ボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエからの入国を禁止する。 UAE アフリカ7カ国からの旅行客の入国が禁止され、ドバイ国際空港を通じた乗り換えも制限する ブラジル 11月27日、搭乗前14日間以内に南アフリカ、ボツワナ、エスワティニ、レソト、ナミビア、ジンバブエを出発又は経由した外国人渡航者に対し、ブラジル行きの国際便への搭乗を禁止する措置を公布した。
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