JR貨物EH500形電気機関車
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EH500形電気機関車(イーエイチ500がたでんききかんしゃ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が1997年から製造する三電源方式交流直流両用電気機関車である。
注釈
- ^ 鉄道趣味誌では、2車体H型機とした理由に第二種鉄道事業者として線路保有会社に支払う線路使用料を軽減するため、という説を挙げている[4]。設計当時のスキームでは線路使用料は機関車の台数分支払うことになっていた[要出典]ため、D形機による重連運用の場合は2両分支払うところをH形機とすれば支払いは1両分で済むことになる。しかし、当事者から契約書、規定等の公開はなされていないため、本当にH形機関車1両がD形機関車2両よりも線路使用料を安く済ませられるかは不明である。なお、先述の「鉄道ジャーナル」2018年10月号によると、JR北海道・JR東日本・JR西日本・JR九州はH形機を1両の機関車として扱っているとされている。
出典
- ^ 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』2000年6月号「2000年春の新型車両ECO-POWER金太郎EH500形量産車が登場」pp.86 - 87。
- ^ a b c d e f g h 『鉄道ファン』2000年7月号、交友社、2000年、p.116
- ^ 『鉄道ファン』1998年6月号、交友社、1998年、p.73
- ^ 「鉄道ジャーナル」 2018年10月号(No.624) p.61
- ^ a b c 山本城二、櫻井公男、長瀬光範「近代的な物流を支える機関車及び貨物電車システム」 (PDF) 東芝レビューVOL.61(2006-09)
- ^ JR貨物時刻表 p.259,p.262
- ^ JR貨物Webサイト ニュースリリース「平成19年度の車両等の設備投資について」 (PDF)
- ^ JR貨物Webサイト ニュースリリース「平成20年度の車両等の設備投資について」 (PDF)
- ^ JR貨物Webサイト ニュースリリース「平成21年度の車両等の設備投資について」 (PDF)
- ^ JR貨物Webサイト ニュースリリース「平成22年度の機関車の新製について」 (PDF)
- ^ JR発足30周年記念「JR7社共同企画 スペシャルツアー」の発売についてJR貨物プレスリリース(2017年10月17日)
- ^ EH500-30がE26系をけん引して営業運転 - 鉄道ファン「鉄道ニュース」2017年12月5日、2017年12月23日閲覧
- ^ 編集部「NEWS PACK 2011年4月」『Rail Magazine』第28巻第9号 (No.334)、2011年7月、pp.150 - 151。
- ^ JR貨物Webサイト ニュースリリース「ラッピング機関車の運行を開始」 (PDF)
- ^ EH500-65が九州へ鉄道ファンrailf.jp(2019年4月9日掲載)
- 1 JR貨物EH500形電気機関車とは
- 2 JR貨物EH500形電気機関車の概要
- 3 形態区分
- 4 現況・動向
- 5 脚注
EH500形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:37 UTC 版)
「関門トンネル (山陽本線)」の記事における「EH500形」の解説
関門地区に配置されていたEF81形の車齢が30年を超えて代替時期を迎えたことに加えて、運転範囲が拡大しつつあった1,300トンの貨物列車の牽引にはEF81形の重連運転でも対応できないこともあり、EH500形が配置されることになった。まず2004年(平成16年)に一時的に関門トンネルを通じる列車のEH500形による牽引試験が実施された。2007年(平成19年)3月18日ダイヤ改正に際して、幡生操車場 - 北九州貨物ターミナル駅間の貨物輸送にEH500形6両が投入されて運用が開始され、1,300トンコンテナ貨物列車(26両編成)の乗り入れも開始された。2011年(平成23年)3月12日のダイヤ改正で、EF81形による運用が臨時1往復のみとなり、関門間の貨物列車の牽引がほぼEH500形に置き換わった。またこの際に1,300トン貨物列車が福岡貨物ターミナル駅まで乗り入れを開始し、EH500形が直通で福岡貨物ターミナル駅まで運転することも見られるようになった。翌2012年(平成24年)3月17日のダイヤ改正では、EF81形による臨時1往復の運転も無くなり、関門間の貨物列車は完全にEH500形が牽引するようになった。 「JR貨物EH500形電気機関車」も参照
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EH500形
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69両(1-44・51-65・66・73-81・901号機)が所属。
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