国見峠_(宮城県・福島県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 国見峠_(宮城県・福島県)の意味・解説 

国見峠 (宮城県・福島県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 23:36 UTC 版)

国見峠
画像募集中
所在地 日本
宮城県白石市
座標 北緯37度54分39秒 東経140度35分06秒 / 北緯37.910786度 東経140.58513237度 / 37.910786; 140.58513237座標: 北緯37度54分39秒 東経140度35分06秒 / 北緯37.910786度 東経140.58513237度 / 37.910786; 140.58513237
標高 195 m
通過路 国道4号
東北自動車道
東北本線
国見峠の位置
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

国見峠(くにみとうげ)は、宮城県白石市にある峠。福島県伊達郡国見町との境に近い。標高195m。峠の両側とも阿武隈川水系である。別名越河峠(こすごうとうげ)。

概要

峠は西に奥羽山脈、東に阿武隈高地の山々が迫る鞍部にある。奈良時代には坂上田村麻呂関所を置いた(下紐の関)。江戸時代には奥州街道が通り、峠には仙台藩越河番所が置かれ、その南と北には貝田宿と越河宿があった。現代は国道4号東北本線東北自動車道東北地方の主要幹線が通過する[1]東北新幹線は峠の西を蔵王トンネルで貫く。

国見町の町名は峠の名が由来である[2]

東北本線の藤田 - 白石間においては急勾配の難所と知られ、単線時代はこの峠を迂回するために丸森線(現在の阿武隈急行線)が建設されるほどであった。また、現代でもこの峠は制限速度が低く抑えられ、荒天時には強風による運転の見合わせが頻発するボトルネックとなっている。

国道4号においても福島側からの下り線の登り坂は登坂車線が長距離に渡り整備され、麓にはチェーン着脱場を兼ねた駐車場が整備されている。2014年2月の「平成26年豪雪」では多数の車両が数キロに渡り立ち往生し、自衛隊災害派遣を要請するほどであった。

周辺

関連項目

脚注

  1. ^ 旧奥州道中 国見峠長坂跡”. 国見町役場. 2016年1月17日閲覧。
  2. ^ 町の歴史”. 国見町役場. 2016年1月17日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「国見峠_(宮城県・福島県)」の関連用語

国見峠_(宮城県・福島県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



国見峠_(宮城県・福島県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの国見峠 (宮城県・福島県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS