JR貨物ワ100形貨車
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JR貨物ワ100形貨車(JRかもつワ100がたかしゃ)とは、日本貨物鉄道(JR貨物)が1992年(平成4年)に試作した、複合一貫輸送(道路 - 鉄道)対応の貨車(有蓋車)である。
脚注
- ^ 『米原貨物ターミナル駅(仮称)事業の中止について』(PDF)(プレスリリース)日本貨物鉄道、2022年2月8日 。2022年2月8日閲覧。
出典
- ^ アメリカでは類似の方式を1956年に試作し、1978年に実用形式「Roadrailer trailer(ロードレイラートレーラーまたはロードレーラートレーラー)」が完成した。連結実運用は1986年からノーフォーク・サザン鉄道で開始され、現行の「Roadrailer Mark V」は75両編成(総重量 2000 t)最高速度 96 km/h で運行されている。トレーラー後端に普通の台車を入れ、トレーラー先頭に備えたルネットアイで前車の後端に連結する。先頭車と後尾車には、通常の自動連結器を備えたカプラーメイトを用いる。強度面で他の鉄道車両より劣るため、他の貨物車両は連結しない。
- ^ 後年に「オン・レール・トレーラー」 (On Rail Trailer) と改称している。
- ^ このため、台車装着後の車両間隔・ボギー中心間距離は各車体間で異なる。
- ^ 鉄道車利用としての車籍の他に、自動車としての車籍も有する必要がある。このため鉄道貨車としての税の他に、自動車税・自動車重量税が課税される他、自賠責保険の加入も必須な上、実質的に自動車の任意保険加入も避けられない。
- ^ “滋賀運送、鉄道と道路両用車を活用へ 物流の環境負荷軽減”. NIKKEI NET 地域経済ニュース. (2008年6月14日)
- ^ “亡き会長の思いを群馬で“第二幕” 甲賀・滋賀運送の貨車移動機「アント」譲渡”. 中日新聞. (2019年3月31日)
- 1 JR貨物ワ100形貨車とは
- 2 JR貨物ワ100形貨車の概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
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