国鉄シキ500形貨車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 日本国有鉄道の貨車 > 国鉄シキ500形貨車の意味・解説 

国鉄シキ500形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 01:54 UTC 版)

国鉄シキ500形貨車
基本情報
車種 大物車
運用者 日本国有鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
所有者 日本国有鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
製造所 浜松工場
製造年 1960年(昭和35年)
製造数 1両
消滅 1993年(平成5年)
主要諸元
車体色 +黄1号
軌間 1,067 mm
全長 28,000 mm
全幅 2,300 mm
全高 1,772 mm
荷重 100 t
自重 61.0 t
換算両数 積車 13.0
換算両数 空車 6.0
台車 板台枠式三軸ボギー台車
最高速度 65 km/h
テンプレートを表示

国鉄シキ500形貨車(こくてつシキ500がたかしゃ)は、1960年(昭和35年)3月に日本国有鉄道(国鉄)浜松工場で1両のみ製作された100 トン積み低床式大物車である。国鉄が所有する貨車としては最大の荷重を持つ車両であった。私有貨車では、この車両が製作された時点で既にこれを上回る荷重のものが存在していた。

設計はシキ100形をベースにしたものとなっている。低床式の梁は、溶接構造で組み立てられている。全長は27,200 mm、低床部の長さは6,000 mm、低床部のレール面上高さは892 mmである。低床部を長くしたために幅は狭くなり、レール面上高さも高くなった。これが使い勝手を悪くしたとされる。台車は、板台枠式の三軸ボギー台車を合計4台車12軸備えた構成である。空気ブレーキはKD254形であった。

使い勝手が悪く使用頻度は低かった。日本貨物鉄道(JR貨物)へ承継されたが、1993年(平成5年)9月に廃車となった。

参考文献





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

国鉄シキ500形貨車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



国鉄シキ500形貨車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの国鉄シキ500形貨車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS